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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第5章 目的を達成しよう
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ご破算

 ちょっと考えればわかる事じゃないか……。 

 消える……仲間銃の効果が……。

 この能力の源がジュリアなら、魔女を倒せば消えてしまう……。


 これでは、魔女を倒して国王に会っても意味がない!


 さらに、仲間はどうなる? 俺の霊剣ファントムは?

 仲間銃で仲間にしたものは、すべて失うことになる!


 魔女を倒せば国王を仲間にする事は、絶対に無理だ!

 俺の異世界で楽をする計画はご破算だ!


 じゃあ、魔女を倒さずこの場は逃げて直接国王を狙いに行くか? もし失敗すればこの国のお尋ね者だ。

 たとえ、それが成功したとしても、国王も魔女に操られるかもしれない。

 つまり、倒すしか道がない……。


 ファリスの動きが止まっていた。いや、止まっているのではない……タメの構えだ! まさか、この距離は……。

 ファリスとの間合いは5メートルぐらいだった。その距離は、ファリスの必殺スキル、バーニングインフェルノの射程距離だった。


 俺は思わず、地面を蹴りその場から離れた。


「バーニングインフェルノ」ファリスは叫ぶ。


 その掛け声と共に、ファリスは大剣焔を振りかざし、炎の塊を射出した。

 その塊は俺がさっきいた場所ではじけ飛び、炎の渦を形成する。


「あ、あぶなっ」

 間一髪だった。俺は、もう一度ファリスから十分な距離を取る。

 ファリスは、大剣を引きずりながら俺に向かって歩き始めた。


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