石化
ガーゴイル達は、魔力切れで復活する事はなかった。
俺達は、ガーゴイルの殲滅に成功した!
一方……石化した三人は、とてもつらそうな表情をしていた。
ソエルが、三人の石化した部分を調べる。
「コノ石化ハ魔法デ解ケマス」
「解けるのか?」
「ハイ。呪術属性デハナイノデ、魔法デ解除可能デース」
そう言うと、ソエルは、石化した部分に手をおき、呪文を唱えた。
「バステキュア!」
ソエルの手から白い光が放たれ、石化した部分を覆い、石化を解除していく。
「助かりました、ソエル様」
「治っていくでーす」
「ハーピィッ!」
三人の石化は解除された。一人回復役がいてくれると、本当に助かる。
「こいつ等は、いったい何だったんだ?」
俺は、この危険な魔物の事をファリスに尋ねる。
「守護者っス。簡単に言うと、侵入者を排除する為の警備兵のようなものっスね」
「物騒なものを置いときやがって……」
「でも、おかしいっスね。普通、守護者が反応すれば、ぞろぞろと敵が出てきてもおかしくないんですがね……敵のくる気配がないっスね」
「怪シイ魔力ノ反応ハ確カニアリマース。デスガ、ソノ他ハ感ジラレナイデース」
ソエルは、耳を震わせながら、辺りを見回していた。
「罠でも仕掛けてあるんスかねぇ……」
「なら、敵が出てこないのも頷けますね……タカシ様、私が先行します」
メイデンは、俺の前を進んだ。




