邪神ヤリィカ 6
「残念。触手と蔓の力比べは私の勝ちですね」
邪神ヤリィカは勝ち誇る……。
「フレイムフィールド!」
ソエルが魔法を放つ。赤い光が邪神ヤリィカを中心にして辺り一帯を覆う。
「炎ノ属性強化デース。ファリスサン、オ願イシマース」
「任された!」
ファリスは、邪神ヤリィカに向かって走り込み、間合いを詰める。
「うるさい蠅ですねぇ……私のとっておきを見せてあげましょう! 食らいなさい!」
邪神ヤリィカは、何本もの触手を高々と上げ、ファリスに向かって突き刺すように伸ばした。
「ニードルラッシュ!」
それは、触手の突きの連打だった!
ファリスは最初の攻撃をかわす。だが、全てはかわせない!
避けたところに奴の触手が襲い掛かる!
だが、その触手を、メイデンの炎の蹴が弾き飛ばした。
「任せてください」
メイデンは、ローズバインドを破られてから、ファリスの護衛についていた!
怒涛の触手のラッシュを、メイデンはヒロ式で弾きまくる。
さすがはメイデンの体術だ! 一分の隙もない!
「助かったっス」
ファリスは礼を言い、再度、邪神ヤリィカの間合いに入り込む! そして……。
「もう一度くらうっス!」
ファリスは少し溜めをつくり、スキルを発動する!
「バーニングインフェルノマックスファイヤー!」
けた外れの火力の渦が奴を襲う。
だが、奴には回復がある……殺れるのか!




