弾丸残り2発
仲間銃の弾丸は、残り3発だ。
温存したいが、ここで食べられては意味が無い。
だが、この言葉の通じない生き物に効果はあるのか……。
色々考えを巡らせたが、痛みに耐えられなかった俺は、反射的に仲間銃の引き金を引いた。
仲間銃は大きな音を立て、火を噴く。
「ピピピピー!」
鳥人間は、感電したように痺れて気を失った。
──弾丸残り2発──
もう仲間銃は慎重に使わざるを得ない。弾を無駄にした感じがするが、食べられるよりはマシだろう。
果たして、効果はあったのだろうか……。
鳥人間は目を覚ました。そして、俺を見て「ハピハピ」と鳴きながら、俺に擦り寄ってきた。
効果はあった……俺は、この怪しい鳥人間のエサにならずに済んだ。
羽が顔に当たってくすぐったい。まあ、捕食されずに済んだので良しとしよう。
数分後、体の痺れも治まり、体が動くようになった。
とりあえず体を起こし、霊剣ファントムを拾い、腰に差す。
武器を回収した俺は、一息つく。そんな俺の隣で鳥人間は羽を広げて嬉しそうに鳴いていた。
良く見ると鳥人間は、上半身に立派なリンゴを2つ並べていた。胸の部分は人間と変わりない。
鳥のメスだと思えば気にならないが、やはり目のやり場に困る。
いろいろ考えた結果、俺は空竜の鎧を外し、ジャージを脱ぐ。最後にシャツを脱いで、そのかわいい鳥人間を抑えつけ……。




