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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第5章 目的を達成しよう
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黒い霧 3

「私を化け物扱いしないでください」

 ジュリアは、骸骨の頭をコツンと叩く。

「ごめん、ジュリア!」頭を低くして、骸骨は謝る。


 何か微笑ましい光景だった……。


「むかしむかし、山奥に、氷の魔族ジュリアとスノードラゴンがいました。ジュリアは普通の魔族と違って、他の生物の生命力を奪わないと生きていけない体でした。なので、生命力の強いスノードラゴンと友達になり、ドラゴンに生命力を分けてもらっていたのです」


 骸骨は、昔語りを始めた。


「ある時、心無い冒険者にスノードラゴンを殺されてしまいました。大変です! ジュリアは生命力を分けてもらわないと生きていけない体です。……と、そこへ、かっこいい勇者が現れました!」


「かっこいい勇者?」

「だまって聞け小僧!」

 その勇者は、おそらくヒロシイだろう。


「勇者は、ジュリアを救うべく、自分で作った村へ連れて帰りました。そして、村人の生命力を大きなクリスタルに入れて、ジュリアの命をつないでいました。でも長い間それを続けるわけにはいけません。すると、2人は、何を思いついたのか、強力な呪いの銃を作りました」

「何のために作ったんだ?」


「別なスノードラゴンを、ジュリアの傍に置くためだ。スノードラゴンは気の荒いやつらばかりだ。きっかけでもないと従えることはできないからな」

「そうだったのか」

 俺は、仲間銃がなぜ作られたかを、大体理解した。

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