ビックバン
「ちょっと自販機いってくるわー」そう言って教室を抜け出した。うちの
教室は5階にあって学年が上がるほど下の階になる。さっさと3年になって楽したいものだ、笑。そう思って1階にある自販機に向かうために階段を下ろうとした。その時だった、、俺は屋上への階段が目についた。しかし屋上への立ち入りは許可されておらず勝手に立ち入れば生徒指導はまぬがれない。ことを起こさぬよう生きている俺は勿論行こうと思ったことなんてない。でもあれ、?立ち入り禁止の表示板が置いてない。そういつも置いてあるんだけど、まあ別になんかあったんだろう。それにこんなのがなくても鍵はいつもしまって、、「しまってないな」なんか咄嗟に独り言を呟いた。自分が主人公の物語を誰かが見ているような気分で。周りを見ると人はいつもよりも少ない気がした。いや、誰もいないか?しかも今って昼休みだから職員は皆職員室でご飯を食べている。あれこれなんかいざなわれてねー?運命とかスピリチュアルを信じる俺のテンションは上がっていった。「行こう。」屋上までの階段は光が入りずらくて薄暗い。ドアには正方形の窓がついているがモザイクみたいになってて外が明るいかくらいかを知るのが限界だ。どかのふちに手をかける。その瞬間ばれた時のリスクが頭に一斉に舞い込んできて心臓の心拍数が今年一ドキドキしてきた。ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!! 俺の顔は笑っていた。 ガチャン
ー屋上ー
目がちかちかした。頭はキーンってなってた。「屋上、こんな広かったんだな」「はは、、」なんかわらけて来た。空は曇ってて、風は涼しかった。フェンスの方まで歩ていった。街がどこまでも遠く見えてフェンスに寄りかかって見とれてしまった、、。「あのショッピングモール意外とこの学校から近かったんだなあ、、」「あんなとこに橋もかかってたのかあ、、」眠たくなってきた、、涼しくて気持ちが良かった。フェンスもひんやり気持ちいいし、、
「あんな橋爆発しちゃえ。」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!
「え?」 顔に優しい突風のようなものが走った。「いや、、は、」爆発した。橋が爆発した。橋が崩壊してる。教室に戻ろう。時には既に息をあげながら走っていた。ハア...!!ハア...!!扉のふちに手をかける!!
その時後ろを一瞬見た。
「「それあげる」」 声がした。
フェンス、さっきまで俺がいたフェンス、、に誰かいる、笑ってる。小柄だ全身真っ黒だいや青いかも、あとなんだ、、白い空間が白い、、遠のいてく、、階段?、、え、、俺
落ちてね?




