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第十一話:ヨシダ・ノムラ(3)

七月三十日。それは、花火大会が始まった日のことだった 。


「ああ……退屈だなぁ」


あたしは今、家で一人。この死にそうなほど退屈な空気の中で、ゴロゴロと寝転がっている 。なぜこんな気分なのかって? 理由は単純 。実は、両親が用事で出かけてしまったから 。だから、今夜この家にはあたし一人しかいないのだ 。


「本当に寂しい。今日は花火大会なのに、家でお留守番なんて。もう、あたしもお祭りに行きたいよぉ!」


……でも、もし行けたとしても、結局はもっと切なくなるだけかもしれない 。普通なら友達や恋人と行くものだけど、あたしには友達もいないし、一人で行ったら余計に孤独を感じるだけだ 。だから、行かないと決めたのは正解だったんだ。本当は、ササキ・ゼルト君と一緒にあのお祭りに行きたかった。でも、

今彼はあたしに怒っていて、まだ仲直りもできていない。だから、一緒に行くなんて絶対に無理な話なのだ 。


「もう、あのバカ。いつまで怒ってるのよ。あたし、本当に花火が見たかったのに……」


そういえば、もしかしたら今頃あいつは、どこかの女の子と楽しく遊んでいるのかもしれない。


そして、もしかしたら二人は……その……


「キス……。あああああああ! あたしは何を考えてるのよ! そんなの、あるわけないじゃない!」


そう、あたしたちはまだ小学生なのだ。そんなことが起きるはずがない 。でも、もし万が一……


「あああああああああああ!」


あたしは両手で頭を抱え、天井を見上げて無意識に叫んだ 。数分後、ようやく冷静さを取り戻した 。でも、もし本当にそうなったのなら、それはそれでいいのかもしれない。彼がようやく、愛すべき人を見つけたということなのだから 。あたしが怒るようなことじゃない 。所詮、あたしはただの脇役なんだから。


彼があたしみたいな人間を好きになるなんて、期待しちゃいけないんだ 。


ピンポーン……ピンポーン……


「えっ、何? チャイム?」


こんな時間に誰だろう 。ああ、きっと両親が帰ってきたんだ。ずいぶん早いお帰りじゃない 。まあいいわ、一人でいるよりはマシだし 。


あたしが下へ降りてドアを開けると、そこに立っていたのは父でも母でもなかった 。 センター分けの髪型で、お世辞にも格好いいとは言えない地味な格好をした男の子。でも、その表情には自信に満ちた、今にも何かを言い出しそうな説得力のある笑みを浮かべていた 。


そこにいたのは、ササキ・ゼルトだった 。


「ゼ、ゼルト……。あんた、こんなところで何してるの?」


すると突然、彼は地面に向かって深く頭を下げた 。


「ヨシダ……この前のことは本当に悪かった! 怒鳴ったりして、めちゃくちゃ後悔してるんだ。自分の書いたライトノベルを読み返してみたよ。あんなの、本当にゴミみたいな作品だった。もしお前の感想がなかったら、読者にボコボコに叩かれて終わってた。だから……本当にごめん! 許してくれ!」


彼の言葉を聞いて、あたしの心臓がギュッと締め付けられた 。この感覚、また始まった。どうして? 彼はただ謝りに来ただけなのに、なんでこんなに胸が騒ぐのよ 。自分でも、全然、全然、わけがわからない 。


でも、彼の謝罪はとても誠実だった。もう、許してあげてもいいかな 。うん、そうしよう 。


「……ふーん。あんた、謝りに来ただけなの?」

「う、うむ……そ、その通りだ」


その様子がおかしくて、あたしは思わず吹き出しそうになった 。だって、頭を下げながら、泣きそうになっているんだもの 。もう、笑わずにはいられない 。強そうに見えて、意外と泣き虫なんだから 。もしかして、あたしが一生遊んでくれないかもって怖かったのかな? まさか。そんなこと思うのは、あたしの方のはずなのに 。


よし。念のため、ちょっと試してみようかな 。


「あの、もう話すことがないなら、あたし家に入るね」


あたしはゆっくりと家の中へ戻り、右手でドアノブを掴んで閉めようとした 。でも、何かがそれを拒んだ 。ゼルトの左手が、あたしの右手を掴んで止めたのだ 。


「えっと……実は、謝るだけじゃなくて、言いたいことがあって……」


「……何よ?」


彼の額は汗でびっしょりで、顔は真っ赤になっていた 。


「ヨシダさん、もし今夜暇なら……俺と一緒に花火大会に行かないか?」


心臓がまた激しく鳴った。ついに、彼が誘ってくれた 。でも、簡単に「いいよ」なんて言わない。少し困らせてやる方が面白いもの 。あたしはわざと残念そうな顔をして、彼をじっと見つめた 。


「残念だけど、今お留守番で忙しいから行けないわ。ごめんね」

「えっ、嘘だろ……。頑張って誘ったのに……。はぁ、行けないなら仕方ないな」


あたしは口角を上げて笑いながら言った 。


「あはは! 冗談よ。実は両親が合鍵を持っていて、あたしにも予備の鍵を預けてくれてるから、大丈夫」

「本当か!? もう、心臓に悪いよヨシダさん。……あ、ってことは、その……承諾してくれるってことか?」


あたしは人差し指を彼の唇にそっと当てた 。


「な、なな……何するんだよ」

「ちょっと待って。あたし、行くとは言ったけど、あんたと行くなんて言ってないわよ」

「えっ、さっきの言葉は……」


ああ、面白くなってきた 。次はこう言ってみよう。


「うん、行けるとは言ったけど、他の人と行くかもしれないじゃない」

「そんな……!」

「まあ、あんたがせっかくここまで来て、誠意を見せて誘ってくれたんだから……。あ、そうだ」


いいことを思いついた。


「いいわよ。もしあんたが……あたしのことを『ノムラ』って呼んでくれるなら、考えてあげてもいいわ」

「えっ! でも……それは……」

「どうするの? この条件に乗る?」


ゼルトがためらっているのがわかる 。


……本当は、あたし自身も恥ずかしくて死にそうなのだ 。


あたしたちはずっと仲良しだけど 、一度も名前で呼び合ったことがなかった 。苗字で呼ばれ続けるのは、なんだか距離があるみたいで心地よくなかったのだ 。普通、本当に親しい友達や恋人なら、名前で呼ぶものじゃない? なのに、数年も経つのに彼は頑なに名前を呼ばない。「そんなの照れくさい」なんて言ってさ 。


でも、これは絶好のチャンスだ 。名前で呼び合えば、もっと……もっと……その……


いやいや、変な期待は禁物 。ただ、ゼルトともっと親密になりたいだけなんだから 。あたしたちは、ただの友達。そう、友達なのだ 。


「ねえゼルト、返事は?」

「わかった、わかったよ……。呼べばいいんだろ、ノムラ」


ついに、彼が同意した 。


「決まりね。今回だけは許してあげる。でも、次からはあんなことしないでね、ゼルト君」


「ああ」


二週間という時間が経って、あたしたちはようやく仲直りした 。また以前のように遊べるようになったのだ 。ずっと怖かった。一生あいつと遊べなくなるんじゃないかって 。でも、違った。あたしたちは元の関係に戻れたのだ 。


あたしはゼルトの誘いを受けて、すぐにお祭りにふさわしいピンク色の浴衣に着替えた 。


「どう……かな? 変じゃない?」

「い、いや……すごく似合ってるよ、ノムラ」


彼の褒め言葉に、顔がカッと熱くなった 。落ち着け、あたし。ただの褒め言葉よ、ただの褒め言葉…… 。


「わ、わかったわ……。じゃあ、行きましょう」


あたしはゼルトの手を引き、花火を見るために川沿いへと向かった 。その前に、屋台に寄って食べ歩きをしたりゲームをしたりした 。会場はすごく賑やかで、周りはカップルだらけだった 。そうなると、あたしたちもまるで…… 。いや、何考えてるのよ、あたし! まだ小学生なのに、そんなわけないじゃない。


「おい、大丈夫か?」

「う、うん……元気よ、大丈夫」


危なかった。変な考えと闘っている時に急に声をかけられたから、心臓が止まるかと思った 。叫び出しそうだったわ。


「なあ、あそこに綿菓子売ってるぞ。食べるか?」

「うん。美味しそうね」


ゼルトは屋台へ行き、二人分の綿菓子を買ってきてくれた 。


「ほら、どうぞ」

「ありがとう」


一口、かじってみる 。


「美味しい! 初めて食べたわ、これ。甘くて、少しミルクの香りがするのね」


ゼルトは驚いた顔であたしを見た。


「えっ! もしかして綿菓子食べるの初めてなのか?」

「ええ」


今まで友達がいなかったし、両親も忙しかったから、お祭りの屋台の味なんて知る機会がなかったのだ。


誘ってくれる人さえいなかったんだから 。彼が驚くのも無理はないわよね 。


「そうか。よし、次行くぞ!」

「ちょっと……」


突然、彼にあたしの手を握られた。そのまま次から次へと屋台に連れて行かれる 。たこ焼き、たい焼き、りんご飴……。これじゃあ、すぐに太っちゃいそう 。でも、ゼルトが自分から手を握ってくれたことが、たまらなく嬉しかった 。


きっと、彼にはあたしの寂しさが伝わったんだ。だから、あんなふうにしてくれたんだわ 。こんなに誰かに大切にされたのは初めてで、涙が出そうになった 。


「ノムラさん……ずっと、寂しかったんだよな」

「……ええ、まあ、少しね」

「改めて謝るよ。これからは今まで以上にお前と遊ぶから。だから、今は一緒にこのお祭りを楽しもう。いいか?」

「……うん」


少し早めに場所取りをしたけれど、花火の観覧スポットはすでに人で溢れかえっていた 。


「ほら、飲むか?」

「ありがとう」


花火を待つ間、ゼルトが自販機でパックの牛乳を買ってきてくれた 。 「ん! 美味しい!」 あたしが飲んでいるのはイチゴ味。一番大好きな味だ 。ゼルトのはオレンジ味みたい 。


「それにしても、すごい人混みだな……」

「そうね」


人混みが苦手なゼルトは、少し不満げにぼやき始めた 。 ふと右側を見ると、誰もいない広々とした空き地があるのを見つけた 。あたしは、頭を抱えてげっそりしているゼルトに話しかけた 。


「ねえ、ゼルト君。あっちの空き地で観ない? 誰もいないし、あそこならゆっくり綺麗に見えると思うんだけど。どうかな?」

「お、いいな! 最高の提案だ。すぐに行こう!」

「うん!」


あたしたちは場所を移動した 。そこは静かで、時折心地よい風が吹き抜けていた 。でも、誰もいない場所で二人きりというのは、少し怖くもある 。


「ここは本当に静かだな、ノムラ」

「そうね。あと五分よ」


この状況に、あたしはまた恥ずかしくなってきた 。だって、二人っきりで、周りには誰もいない。だから……その…… 。もう、また変な想像ばかり! ダメ、あたしたちはただの……


「おい、どうしたんだ?」

「はっ! なんでも、なんでもないわよ! 気にしないで!」

「そうか?」


もうこうなったら、自分の気持ちを伝えるしかない。もう時間がないんだ。今言わなきゃ 。返事がどうであれ、受け入れるしかないんだから 。


「あのね、ゼルト君。あたし……あたし……あたしは……っ」


ドーン……ドーン……!


突然、花火の音が響き渡った。火花が空へと打ち上がり、夜空に色とりどりの大輪の花を咲かせた 。 ……あ、言えなかった。仕方ない、今はこれを楽しむしかないわね 。そうしなきゃもったいないし、他のことは後回しだ 。


「綺麗……。ね、ゼルト」

「ああ、今年の花火は最高だな。これを見逃してたら、お前絶対後悔してたぞ」

「うん。でも今は、二人で見られているんだもの」

「そうだな! ははは!」


その晩、あたしたちは花火の音と光に包まれながら、夜空を見上げ続けた 。あたしにとって、悪くない夜だった 。


けれど不思議なことに、涙が止まらなくなっていた 。我慢しようとしたのに、なぜか溢れてくるのだ 。それもそうよね。これが彼との、最後の思い出になるかもしれないんだから 。あたしは両親の仕事の都合で海外へ引っ越すことになっていた。もうこうして、一緒に遊ぶことも話すこともできなくなる 。

だから、彼に聞きたいことがあった。それがここを去る前の、あたしの最後の願い 。


「あ! ノムラ、どうしたんだ? なんで急に泣いて……」


見つかってしまった 。泣いちゃダメ。堪えなきゃ 。


「泣いてないわよ、バカ。ただ、嬉しくて感動しちゃっただけ」

「そ、そうか。気づかなくてごめん」

「いいわよ、あんたのせいじゃないし。……ねえ、それよりゼルト君。数日前にあんたと話してたあの金


髪の女の子、どんな関係なの?」


あたしの問いに、彼はビクッとして肩をすくめた 。


「えっ、カズコのことか? あいつとはただの友達だよ。怪しい関係なんて何もないって!」


……そっか。ただの友達なのね。よかった 。


「ゼルト君」

「な、なな、なんだよ? あ……っ」


あたしは突然彼に詰め寄り、勢いで彼を押し倒してしまった 。


「あ、ごめん。大丈夫?」

「大丈夫だけど……どうしたんだよ。お前、なんか変だぞ」

「ゼ……ゼ……ゼルト君。あたしと……あたしと付き合って! 好きだよ!」

「……」


言った。ついに言っちゃった。ああ、恥ずかしい!


「えええええええええっ!? な、なんだよ急に……!」


ゼルトは激しく動揺していた。もちろんあたしもだ 。


「だから……そういうことよ! あたし、本当にあんたのことが好きなの。だから返事を聞かせて。ゼルト君、あたしのこと……好き?」


「……」


「……」


あたしたちは黙って見つめ合った 。花火の音は止み、あたりはまた静寂に包まれていた 。そして、彼は答えを出した 。


「……ノムラ」

「……はい」

「ごめん。今は答えられない。突然すぎて、心の準備ができてないんだ。本当に申し訳ないけど、今はまだ返事を出せない」

「な……なんで? それって、お断りってこと?」


心臓の鼓動が激しくなり、体中に痛みが走った 。


「そうじゃないんだ。ただ俺は……」

「もういい! 聞きたくない、聞きたくないわよ! バカ! ゼルト君のバカ!」

「おい、ノムラ!」


あたしは彼の声を背に、家まで走り続けた 。それからあの日が来るまで、あたしは彼を避け続けた 。


そして出発の日。あたしは家族と空港へ向かうため、家の門の前に立っていた 。あの夜の自分の行動を思い返すと、なんて自分は愚かだったんだろうと思う 。なんであんなことをしちゃったんだろう 。一緒にいられる時間は短かったのに、あんな…… 。


でも、後悔しても遅い。時間は戻らない 。あの夜の彼の言葉とあたしの行動は、一生胸に刻まれるだろう 。もっとちゃんと話せばよかった。引っ越しのことも伝えられなかった 。きっと、彼はあたしに怒っているだろうな。本当にあたしはバカだ 。


「どうしたの? 泣いてるの?」

「なんでもないわ、お母さん。行きましょう、遅れちゃう」


泣いちゃダメ。堪えなきゃ 。頑張れ、あたし。できるわ、ノムラ 。


「待ってくれ! ノムラさん!」


聞き覚えのある声が耳に届いた 。振り返ると、一人の男の子がこちらへ走ってくるのが見えた 。まるでマラソンランナーのような必死な形相で 。 ササキ・ゼルトだ。また彼は、あたしの前に突然現れた 。どうして? あたしが困っている時に限って、どうしていつもあんたは現れるの? 本当に、わけがわからない 。


「はぁ……はぁ……! やっと……追いついた……」

「……何しに来たのよ」


泣き出しそうな声を隠しながら、あたしは尋ねた 。


「何って……見送りに決まってるだろ! 本当にお前はバカだな。あの日、急に走り去って、俺を避けて、

引っ越しのことも何も言わないなんて。近所の人から聞いて、慌てて走ってきたんだぞ。間に合わないかと思っただろ!」

「……そう。でも、そんなのもうあたしには関係ないわ」


ゼルトは不快そうな顔をして、あたしの両肩を掴んだ。あまりの勢いに驚いてしまう 。


「関係ないわけないだろ! 聞け、俺はただの見送りに来たんじゃない。あの夜の、続きを話しに来たんだ」

「断ったじゃない。これ以上、何を話すの?」

「断ったんじゃない、答えられなかっただけだ! あの時は驚きすぎて、言葉が出てこなかった。でも、今はちゃんと答えが決まった。今ここで、それを伝える」


あたしは、彼が何を言うのかじっと耳を澄ませた 。周囲の空気が張り詰める 。


「ノムラ」

「……はい」

「今はまだ、正式な返事はできない。でも、絶対にまた会った時に、もっとちゃんと伝える。だから……

それまで、俺の『仮の彼女』になってくれないか?」

「……え、えええええっ!? 本気……本気で言ってるの?」

「本気だ」

「でも、あたしはもう遠くに引っ越すのよ。二度と会えないかもしれないのに!」


ゼルトはあたしの手を握りしめ、目の前に差し出した 。


「なんでそんなふうに決めるんだよ」

「だって……」

「俺はお前が帰ってくるのを待ってる」

「え?」

「待ってるよ。二年でも三年でも、高校生になるまででも。お前が帰ってくるまでずっと待ってる。俺たちの運命を信じてるから。絶対、また会えるってな」

「本当……? 本当に待っててくれるの……?」

「ああ。もしお前がいない間に他の女にうつつを抜かしたりしたら、帰ってきた時にどうにでもしていいからさ」


なんで……なんでかな。また涙が止まらない 。 嬉しくて。ついに彼の口から、その言葉を聞けたから 。


これで、安心して旅立てる。でもその前に、やるべきことがある 。


「じゃあ、約束よ。高校生になってあたしが帰ってきたら、その時はたくさん遊びに連れて行ってね」

「ああ。好きなところに連れてってやるし、美味しいものもたくさん奢ってやる。それから、絶対にもう一度花火を見に行こう」

「約束よ! 忘れたり、破ったりしたら許さないんだから! それと……待ってる間、あたし、有名なアイドルになるために練習するわ!」

「へぇ、楽しみにしてるよ。お前の歌が聴けるのをさ」

「決まりね。指切り!」

「おう」


ゼルト君に別れを告げ、あたしは両親の待つ車に乗り込んだ 。 乗り込む直前、あたしは彼に駆け寄って、その頬にキスをした 。 あの時のゼルトの顔、面白かったなぁ。すごく恥ずかしそうで 。 無意識に体が動いちゃったんだから、仕方ないじゃない 。あたしからの、特別なプレゼントだと思ってよね 。

海外に行っても、彼と過ごした楽しい日々のことは、絶対に忘れない 。 ずっと、永遠に 。


……以上が、あたしの過去のお話 。



最後までお読みいただきありがとうございます!

もし気になった点や「ここを直した方がいい」という箇所がございましたら、ぜひご意見をいただけますと嬉しいです。皆様のフィードバックをお待ちしております。

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