vol.27(2)
これといって目的・目標のない毎日が重なっていく。
それでも、何も考えなくていい毎日がそれなりに楽しく、
やることもない週末がやってくるのが、どことなく楽しみだった日々
聞く気もない他人の意見になど適当に相槌を打っていれば、楽勝の毎日
でも、いつからか拒めなくなる声が聞こえてくるようになった・・
うちから響く自分の気持ち
嘘はつけない。
無視もできない。
やり過ごせなくなる波打つ自分の意志
何を訴えかけるのか。
何を求めるのか。
うなり叫ぶその響きは、まるで鉄のドアを向こう側から打ちたたいて止まなかった。
こうなると、意味もなく週末が待ち遠しく感じた子供の日々が、
いつの間にやら代わり映えのしない一週間の繰り返しの日々に変貌する。
外面ばかりを気にしていた少し前の自分・・
今、その頃はただ夢を見ていた日々のように思えてくる。
是も否もつかず抗えなく、自分の内側を覗き見るとき、初めて目覚めた感覚
これが現実なのか。
真夜中に目覚め、こめかみのあたりがチリチリし、ざらつく舌触り
いくら踏みにじっても消せない導火線に、苛立ち焦る心
やり場のない抑圧感
逃げ場のない閉所恐怖心
嗚呼・・
逃れたい
だから僕は日々に流れされ、誰かが決めたやるべきことをやる日々に逃れてゆく。
なんのモチベーションも湧かない勉強が、好きになれるわけがないだろ。
自分を、現実を逃れる術が、他にないからさぁ。
それなりの成績をとり、模試の上位に位置づけられると、
『お前、頑張ったな!』なんて言われるいう奴らがいる。
‘お利口さん’に映っている自分に苦笑しながら、
別に頑張ったつもりもない自分に、『クソくらえ』と毒ついてみせた。
こうして媚びへつらうような笑顔を、僕はいつ覚えたのだろうか。
そうしないといられない世界が、まだ僕には肩苦しい。
この世界に慣れる日が来るのだろうか。
自分を知らない子供の頃とは、似ていて対局にある世界
自分を無視できるようになる日常が・・
言わないまでも大学進学を期待する周囲の目
はっきり言って、どうでもいい。
頼むから、オレを放っておいてくれ!




