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ゲートが開いた日、絶望した俺はすべてに復讐する  作者: まちゃ粉


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第17話「四年後」

サクヤは、結局見つからなかった。

 あれから四年。

 サクヤとリンとレンは、互いに会えぬまま、ただ時間だけが過ぎていた。

 季節は巡り、景色は変わり、それでも三人が再び顔を合わせることはなかった。

 ――その頃。

 サクヤは、アジトにいた。

 そこでは、子供たちから「お兄ちゃん」と慕われている。

 無邪気に駆け寄ってくる小さな手。

 当たり前のように名前を呼ばれる日常。

 かつてとは違う場所で、違う形の居場所を得ていた。

 髪も伸びた。

 後ろでひとつに結ばれたそれは、ポニーテールになっている。

 以前の面影は残しながらも、その姿は確かに変わっていた。

 そして――

 サクヤはヴァルカの右腕として動いている。

 常にその傍に置かれ、世話をする係として任命されていた。

 任命、という名の押し付け。

 だが、それを拒むこともなく、サクヤは淡々とこなしている。

 気づけばアジトの中で、その存在は欠かせないものになっていた。

 子供たちにも、大人たちにも頼られている。

 その姿は、もうかつての“ただの少年”ではない。

 四年という時間は、確かに何かを変えていた。

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