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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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118/126

112曲目 浮き足立つってこういうことだな

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

ツアーの打ち合わせ、練習、撮影、収録などなど。

しかも年末のSP分も始まって忙しい日々を送っている。

そんな中、とうとう始まった。

「今日から”clear skyの遊び場”収録スタートします!みなさん、よろしくお願いします!!」

番組Pが全体に声をかけるとあちこちから「よろしくお願いします!」と聞こえ、拍手が響く。

「出演のclear skyの西田夏さん、上田陽太さん、三浦優希さん、坂田翠さん、山之内寅之助さん、手塚楓さんです!!」

名前を呼ばれて頭を下げて、最後はみんなで声を合わせる。

「「「よろしくお願いします!!」」」

拍手が響く中、何度も頭を下げる。

「では、clear skyの皆さんからも意気込みをお願いします」

俺はナツを見るとナツが自分を指して頷く。

「clear skyです。初めて冠番組を持てることが本当に嬉しく、感謝でしかありません。

未熟者な僕たちなのでご迷惑をかけることも多いと思いますが、全力で盛り上げていきますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします!」

ナツが頭を下げると大きな拍手が起こる。

「さすがナツ。完璧な挨拶じゃん」

「そうだな」

ゆうがポツリと呟くのを俺も頷く。


挨拶の後、初回の収録の準備中のため、前室で待機。

「楽しみだなー♪」

「どんな感じなんだろうな」

楓とトラがウキウキしている。

「衣装、超シンプルだね。てか番組ロゴ入ってるのかわいい」

「まー、動きやすいから良いじゃん」

スーとゆうが衣装を見ながら話してる。

初冠番組の衣装はメンバーカラーのパーカーの左胸元に番組ロゴ。

番組ロゴ自体もかわいいからシンプルだけどおしゃれだ。

パンツはデニム。

「パピーは白なんだね」

「透明だと思ってたのにー」

楓とスーが言うと俺は苦笑する。

「流石にないだろ」

「透明だったらビニールじゃん」

Pとの進行打ち合わせが終わったナツが隣に座って話に加わる。

MCだから大変だ。

「そんなの深夜枠でもダメだろ」

俺が冷静に言うとスーはブーッと頬を膨らませた。

みんなでリラックスしながら話をしているとナツが嬉しそうにしているのがわかった。

「ナツ、嬉しそうだな」

「うん、だいぶ嬉しい」

珍しく素直なナツにちょっと驚きつつもクスッと笑う。

「そうだな、めちゃくちゃ嬉しいな」

ポンポンッと肩を軽く叩くとナツは頷いた。


「それでは始めまーす!開始まで3・2・1」

Goの合図が出てナツが叫ぶ。

「clear skyの遊び場ーーーーー!!」

「「「いえーーーーい!!」」」

弟組が飛び跳ねる。しかも長めに。

「はい、パピーとゆう、回収お願いします」

ナツに言われて俺は隣のスーを押さえる。

「落ち着けー」

「どうどう」

ゆうは楓とトラの間に入り、二人に肩を組んで押さえる。

そんな様子を見たスタッフさん達が笑う。

「clear sky、初めての冠番組です!!」

「「「ウェーーーーーイ!!」」」

ナツが言うと弟組がまた飛び跳ねる。

そして俺とゆうがまた押さえる。

「とりあえず弟組は落ち着いて」

「「「はーい」」」

ナツの注意に素直に頷く弟組にスタッフさんがまた笑う。

「この番組は”身近な楽しみを見つけよう”をテーマに身近にあるもので楽しみを自分たちで考えたり、話題のことをやってみたりする番組です」

「え、じゃあ俺たちが考えたものが流行る可能性ある?」

「あるってことじゃない?」

トラが目を輝かせて言うとゆうが苦笑して頷く。

「がんばろうぜ!!」

「がんばるぅー!!」

トラと楓の様子に俺たちはクスッと笑う。

「うちの子達、かわいいでしょー?」

「はい、では記念すべき1回目の企画はこちら!」

俺がカメラに向かって言うとナツはスンッとして進行した。


初回、2回目放送分を撮り終えて着替える。

次はみんなで雑誌の撮影だ。

「失礼します」

控室のノック音の後に声がしてドアが開く。

そこには番組Pの佐藤さんがいた。

「佐藤さん!今日はありがとうございました!」

ナツが立ち上がってお礼を言うと俺たちも立ち上がって頭を下げてお礼を言う。

「お疲れ様でした。こちらこそありがとう」

佐藤さんはニコッと笑う。

「今日の収録、めちゃくちゃ良かったよ」

「本当ですか?」

俺がホッとして聞くと佐藤さんは頷く。

「さすが、オーディション合格の2ヶ月後から週替わりで番組出てるだけあるなって思った」

出身番組も褒められてるみたいで嬉しい。

「あと、単純に6人が仲良いのが伝わるのがいい。番組、数字取れる気しかしないよ」

「めっちゃ嬉しい」

思わず呟くとスーに肩を引き寄せられる。

横を見るとみんなで肩を組んでいた。

「だって俺たち仲良いですもん!!」

トラがドヤ顔で言うとみんなが頷いた。


冠だし、褒めてもらったし、嬉しくてしょうがない!!

初めての冠番組の収録が始まったclear sky。

みんなでわちゃわちゃしているのをスタッフ陣も楽しんでいるみたいです。

実はボスはちょっとヒヤヒヤして見守っていたりしてなかったり。


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