103曲目 俺たちだって夏休みしよう!!
読んでいただきありがとうございます!
本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。
また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。
両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!
毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)
B面シリーズは不定期です。
グループ仕事をしていたお盆明け。
「みんな!!俺は気づいた!!」
今日は歌番組の生放送特番に出演する日。
リハーサルをして楽屋で準備までの待機をしていたらトラが叫んだ。
勉強をしていた受験組(スーと楓)が驚いて顔をあげる。
ちなみに双子は台本の読み込み(ナツは映画、ゆうはドラマ)、俺は昨日深夜まで仕事だったのウトウトしていた。
「トラ、なんだよ急に大声出して」
「明後日、全員休みだ!!」
ナツが怪訝そうに聞くとトラは目をキラキラさせて言う。
俺はスケジュールアプリを開く。
「あ、本当だ」
「し!か!も!!前日はグループの仕事で終わり時間がみんな一緒です!!」
ドヤッとするトラ。楓は嬉しそうな顔をする。
「え!?みんなで泊まりできる!?」
「イエス!!」
弟たちがテンション高めに言う。
「いや、みんな予定入れてるかもしれんでしょうが」
ゆうが冷静に言ったので二人はすんっとした顔。
俺は思わず笑う。
「ちなみにみんな予定は?」
みんなに聞くと一斉に言う。
「台本の読み込みと服買い行く予定」
「家で台本読み込みしながらダラダラ」
「受験勉強」
「ヒマ!!」
「僕も勉強」
全員の回答に苦笑する。
「じゃあ大丈夫そうじゃね?」
「パピーは?」
ゆうに聞かれて俺クスッと笑う。
「特にない」
「じゃあ!泊まりしようよ!!」
目をキラキラさせるトラとその隣の楓。
「と言っても急だとどの家も困るだろ」
ナツの的確な指摘にトラと楓がシュンッとする。
こんなわかりやすくて可愛い高1と中3なかなかいないぞ?
「あ、それなんだけどさー」
俺はとある提案をした。
翌日の仕事終わり。
岡本さんに頼んで送ってもらったのは俺の家。
実は今日から3日間、家族がいない。
父さんは海外で仕事、母さんも仕事で出張、優子は合宿、兄貴は旅行でみーんな出払ってる。
家族にメンバーを泊めていいか確認したら家族の部屋は入らないことを条件にOKをもらった。
個人の部屋に入るなんて非常識いないけど、と思いつつ感謝だ。
「パピーの家だー!!」
トラがウキウキで言う。
「普通の家だし、夕飯は出前だから」
「それでも楽しいの!」
そう言われると何も言えない。
家の中に入って色々説明をする。
まずは順番にシャワーだ。
その間は各々好きなことをする。
「はー、スッキリした」
「パピーが上がったからピザ決めよぜ」
最後の俺が上がってきたら、ゆうが携帯でピザのメニューを開く。
「何がいいかなー」
「期間限定のピザうまそー」
ナツとスーがゆうを挟んでメニューを覗く。
俺もメニューを開いてトラと楓と見る。
「俺、これ食べたい」
「僕はこれー」
「待て待て、一人一枚なの?これ?」
「「違うの?」」
二人がキョトンとしてるのを見て俺もキョトンとしてしまった。
ピザを食べて、みんなでゲームをして、トランプをしてと遊んでいると
24時を過ぎていた。
「あ、もうこんな時間か、そろそろ寝る?」
ナツが時計を見て聞くと弟組が嫌だと首を横に振る。
「もっと遊ぶー」
「騒いで近所迷惑になったら困るからダメー」
ナツが手でバツを作る。
住宅街って深夜は静かだから意外と声漏れてるんだよな。
「じゃ、寝る準備するか」
俺の部屋は狭いからリビングに布団をひいて雑魚寝だ。
みんなで準備をして歯を磨いて消灯。
「今日、楽しかったなー!!」
「ね!みんなで遊べて嬉しい!」
トラと楓が嬉しそうにする。
「明日は海にでも行くか?日焼けしない程度に遊ぶか」
俺の提案にみんな賛成!と声を揃えて言った。
clear skyもみんなで夏休みを堪能してます!
みんなでお泊まりがしたいトラくんの発案でパピーのお家でお泊まり。
どこか遊びに行くのも楽しいけど、結局みんなで遊べればどこでも楽しい6人なのでした。
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