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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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106/129

101曲目 仕事くださーーーい!!!

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

ライブが終わって1ヶ月後。

「ボッスー」

「キャラクターみたいな呼ぶな」

岡本さんがトラに言うとトラはいじける。

「だってさぁ」

「トラ、どうした?」

レギュラーの収録後半組の俺たちは楽屋で待機中。

「俺もソロの仕事したいぃぃぃ!!」

ソロ活動解禁から4ヶ月、ソロが全然無いと嘆いてる。

「まぁまぁ、最初はそんなもんだって」

「だってみんなすぐに仕事あったじゃんか!!」

俺は学RUN(学生RUN!KING!)、ナツはドラマ、ゆうはバラエティのレギュラー、

スーは中学からはモデル、高校からは学RUNがすぐに決まった。

「んー、まぁタイミングもあるよな」

俺は完全にタイミングが良かった、が答えだ。

「俺だけ全然受からない」

本気で落ち込むトラに俺は苦笑する。

「トラ」

「?」

「みんな見せてないだけでめちゃめちゃオーディション受けてるし、落ちてるぞ」

「…嘘だ」

ジトッと睨まれてさらに苦笑。

「嘘だと思うならみんなに聞いてみな?」

「…」

「それにトラ、オーディションでカッコつけてない?」

そう聞くとギクッとした反応。

「やっぱり」

「だってさぁ」

「演技の仕事なら別だけど、バラエティとかCMならカッコつけないでやってみたら?」

俺がそう言うとトラは不思議そうにした。

「カッコつけないで?」

「そう、トラはそのままでも大丈夫なんだから」

どこか腑に落ちないトラ。

「みんなにも聞いてみな?」

「うん…」

ちょっとムスッとするトラに俺はクスッと小さく笑った。


「無我夢中でやる」

「変に飾らない」

「思うがままにやる」

収録の後、6人で雑誌の仕事だったので待ち時間にトラがみんなに聞く。

ナツ、ゆう、スーの返答にトラは頭を抱える。

「統一性がないんですけど…」

「仕事への姿勢とかは個々によるからそりゃそうだろ」

「そうだけどさぁ」

ナツが言うとトラは困り顔。

「ちなみにトラはどんな仕事したいんだ?」

ゆうが聞くと顔が暗くなる。

おや?

「…ダンスだけど、そんな仕事多くないし」

そう言われて俺たちも黙る。

確かに、ダンスって言われたら幅はめちゃくちゃ狭い。

「ダンスかー…」

俺はポツリと呟いて一度目の人生で流行ってたものを思い出す。

「SNSでダンス動画出すか?」

俺がポツリと呟く。

みんながバッと俺を見る。

「ほら、トラがウチで一番ダンスが上手いのはみんな公認だろ?」

そう聞くと4人は頷く。

「だからこそ、俺たちの曲を踊ってるトラの動画を出すとかさ」

「良さそうだけどー」

「いろんなチェック入りそうじゃない?」

ナツとスーの言葉に岡本さんを見る。

「そうなったらチェック入るな」

「「ですよねー」」

「いい案だと思ったんだけどなー」

ちょっと残念、と思っていたら岡本さんは何言ってるの?と言う顔。

「誰もダメなんて言ってないだろ」

「「「へ?」」」

兄組が変な声で反応する。

「そろそろ公式SNSを増やすかって話をしてるからちょうどいいだろ」

「「「へーぇー??」」」

「お前ら、打ち合わせも無しにその揃った反応すごいな」

岡本さんが逆に俺たちに驚く。

「じゃあ、トラくんのダンスレクチャー動画とかいいね!!」

楓が嬉しそうに言うとトラも顔が明るくなる。

「え!楓、それいいな!一緒にやろ!!」

「やりたい!!やるやる!!」

「えー、それ俺もやりたい」

「スーくんもやろー!」

キャイキャイしてる弟組。

「え、SNSってそんな長尺できるやつですか?」

「というか公式SNSチーム作ってチャンネル作るかって話出てるからな」

「「「へーぇー??」」」

「だからなんでそんなに揃うんだよ」

岡本さんが苦笑した。

2ヶ月後、早速出したトラのダンス動画がバズったのだった。


焦る気持ちはよーくわかる。

念願のソロができるようになったのに仕事が取れないトラ。

兄たちがどんどん仕事をとってきた(ように見えた)のでモヤモヤしてしまうのでした。


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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