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エピソード5、ゴブリン討伐

早速、僕はエルシアさんに言われた場所、ゴブリンの巣穴に着いたのだった。その巣穴はレイヴェルの街から西にしばらく進むとある巣穴だ。

「お〜こう見ると、ゴブリンの巣穴って意外と大きいものなんだな〜。」

僕は今までゴブリンの巣穴を見たことがなかったので、大きいと感じたのだ。

「あ!関心している場合じゃないか。さっさと入ろう。」

僕はゴブリンの巣穴に入った。すると、早速ゴブリン達が出てきた。出てきたゴブリンはエルシアさんが言っていた通り、防具は高価な鉄製の防具を装備していて、剣はオリハルコン製のレジェンド級武器を所持していた。しかし、エルシアさんが僕なら大丈夫だと信じて頼んだので、僕はエルシアさんの期待を裏切らないようにしようと心に決めた。そして、僕は討伐のために気合いを入れた。

「よし!初めての魔物討伐、はりきっていくぞ!」

そして、ゴブリンは一斉に僕を襲ってきた。ゴブリンは僕の頭上へとオリハルコン製の武器を振ってきた。だが、僕はすぐに対応した。スキルを使って木の枝を英霊剣イグニスに変えてゴブリンが所持していたオリハルコン製の武器を真っ二つに両断した。しかし、僕はゴブリンの剣を両断した時に、おかしなことに気がついたのだ。ゴブリン達が持っていた、オリハルコン製のレジェンド級武器には精霊が宿っていなかったことに。だって、普通はレジェンド級の武器と言えるものには精霊が宿っているのが常識で、いかにオリハルコン製の武器とはいえ精霊が宿っていないオリハルコン製の武器をレジェンド級と呼ぶのはおかしなことだったからだ。それに、ゴブリン達が持っていたオリハルコン製の武器の強度はあまりにももろかった。そのもろさはオリハルコン製の武器とは言えないほどに、強度がなく。まるで、鉄製の武器とも言えるほどの強度だったのだ。

そして、僕は気がかりなこともあったが、そんなことも無視してゴブリンを次々と狩っていった。

その後、ギルドに討伐の証拠として見せるためゴブリンの魔石を回収しようと解体に取り組もうとした瞬間、ゴブリンの親玉、ゴブリンキングが姿を見せたのだ。

僕はすぐにゴブリンキングの討伐へと意識を向けた。

すると、ゴブリンキングは意識に気づいたのか、すぐさま僕の頭上へと剣を振り下ろした。

そして、僕はゴブリン達の剣を両断したようにゴブリンキングの剣も両断しようと考え、両断を試みた。

しかし、そう思い通りにはいかなかった。そう、ゴブリンキングが所持していたオリハルコン製の武器にはゴブリン達の武器とは違い頑丈で、おまけにしっかりと精霊が宿っていたのだ。

「まじかよ!両断できないか。両断できないということはマジのレジェンド級武器か!?」

「それじゃあ、両断できないのも納得がいくな。」

そう、この世界の武器にはまず、ノーマル級、レア級、レジェンド級、ゴッド級という階級がそれぞれ存在していて、武器を両断しようと考えた時には自分が持っている武器より階級が下の武器でないと両断できないというこの世界の理がある。なので、冒険者が相手の武器を両断しようとする時には自分の武器より階級が下なのかを見極める冒険者が多い。

そして、武器破壊が不可能と知った僕はゴブリンキングを討伐することに専念した。なぜなら、どっちみちゴブリンキングを倒さないと討伐の証拠となる魔石を回収出来ないからだ。だが、僕は苦戦を強いられていた。

「くそ!ゴブリンキングが持っている武器の精霊が厄介だな!」

そう、僕が苦戦を強いられていたのはゴブリンキングが持っている武器に宿っている精霊が持っていたスキルがあまりにも厄介だったからだ。

「どうしよう。精霊のスキルが厄介だな。なんて言ったって英霊剣イグニスとの相性が最悪だからな。」

その精霊が持っていた技は水を出現させ、刃にするという技だった。そう、相性が最悪なのは僕の英霊剣イグニスに宿っている火の精霊アグニスは名前の通り、火属性。それに対し、ゴブリンキングが持っている武器に宿っている精霊は水属性なのでこちらの精霊との相性がとても悪いからだ。

だから、たとえ英霊剣イグニスのスキル【火焔鳳牙】を使っても水の刃を使われてしまい、ゴブリンキングに攻撃がとどくまえに蒸発してしまう。

なので、僕は苦戦を強いられていたのだ。

しかし、僕はとっさに思いついた。火属性のスキルを使って攻撃が消されるのだったら、逆に相手の水属性の攻撃を消せばいいと考えたのだ。

そう、僕が考えたのは攻撃が消されるのは自分の剣が火属性だからであって、風属性なら水属性に勝てるというものだったのだ。

結論から言うと、僕は風属性の精霊を宿した剣を新しく木の枝から作ろうと考えたのだ。

そして、僕はすぐさま木の枝を風属性の剣へと変形させるために必要なことを考えた。

まず、形は剣の形で材質はオリハルコン、そして風の精霊シルヴィーナを宿すことにした。ちなみに、風の精霊シルヴィーナは火の精霊アグニスと同様有名な精霊だ。そして、僕は言った。

「召喚!」

すると、手元に僕が思い描いた剣が召喚された。

これで、ゴブリンキングが持っている武器に宿っている水精霊に対抗できる準備ができたのだった。

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