魔法と剣の下界1
厨二病です。面白くないです。出血表現など注意。書き方が遠回しすぎてわかりづらいです。
魔法と剣の下界
空気が美味しい。僕は瞼に光を覚え、ゆっくりと目をあける。
目の前には広く青く澄み渡る空が広がっていた。気持ちの良い風が吹き、あたりの草花が風に流され、緑の匂いが鼻を満たす。なんだか清々しくてずっとこうしていたい。
徐に体を起こし、周囲を見渡す。そして実感した。僕は本当に異世界にいるんだと。見渡す限り一面の草原だった。
「…ほんとに違う世界なんだな。」
愕然としながら、自分の装備を確認する。手首のあざがない。僕の体じゃないみたいだ。しかも、見たことないような質素な服、皮のゴワゴワな靴。首に黄色い宝石がはまったペンダントがかかっていた。なんだこれ?
ちょっと突っついたり、握りしめたりしたが、何も起きなかった。
さて、こう座っていても何も起きない。せっかく人生をやり直せても、何も始まらない。
立ち上がって、ちょっと伸びをする。よし、試してみよう!
握った手に力を込めて、広げながら前に突き出す。
「メラ!」
何も起きない
「ビビディ・バビディ・ブー!」
何も起きなかった
「ルーモス!」
光らない
「アバダケダブラ!」
緑の閃光は拝めなかった。
……読んだことないからわからないけど、異世界転生ものってさ…簡単に強い魔法が出たりするんじゃないの?
期待に胸を膨らませたが、やっぱりそう上手くはいかないのだろう。
●●●
「あーぁ」
あれから延々と知ってる言葉を唱え続けたが、何も起きなかった。そもそも僕はファンタジーに触れる時間が少なかった。その知識がない僕が、本当にこの世界で生きられるのだろうか?
分かってるさ思考だけが堂々巡りをしたってなんにもならない。
僕は果ての見えない草原に歩みを進めた。
●●●
だいぶ歩いた。思ったよりも近くに森があったらしい。だが、その木々は緑しげるという感じでなく、薄橙色をしたヒイラギのような樹木が所狭しとたち並んでいた。
不思議にも枯れているわけではないらしく、柔らかな音を立ててさざめいていた。神秘的な雰囲気に呼ばれるように森に入っていった。
草木をかき分け、身を捻り、少しずつ進んでゆく。すると、少し広めの場所に出た。このヒイラギの葉は光を少し反射するらしく、光が遮られた場所でもかなり明るい。
何かの視線を感じ、不意に後ろを振り返る。ーーーーーっ!
そこには頭に2本の角が生えたバカみたいにでかいナメクジがいた。
直感でわかる。絶対ヤバいやつだと。半歩後退り、そのまま駆け出した。
スルスルと木々を抜けて抜けて、できるだけ遠くに逃げた。息も切れて、これ以上は走れない。膝をつく。息絶え絶えに頭を上げる。この辺りには背の低いヒイラギがあるみたいで、そこには黄色い実が複数なったいた。ヒイラギの実は種類によれば食べられると言うが、これを食べる勇気は僕にはなさそうだな。そんなことを思っていると、葉の中で動く異物に気づくーーーーー
僕の背後にあのナメクジが近づいてきていた。
急いで駆け出すが、触手で足を掴まれる。引っ張られ、大胆に転ぶ。腹を括り、振り向いくーーーっ!!間に合わない。ナメクジは覆い被さろうと体を広げ、のしかかろうとしていた。
ペンダントが光り、ペンダントから拳が飛び出す。拳はナメクジの腹を貫き、上に打ち上げた。拳はすぐに光に消えた。ナメクジは落下して、グシャッと音を立てるも、怯むことなくこちら側に大量の触手を伸ばしてきた。
ペンダントから声が聞こえる。
[あいつに投げろ!]
僕は首元のペンダントを引きちぎり、ペンダントを投げた。
ペンダントは空中で光を増し、閃光と共に爆破した。轟音が木々を震わせ、衝撃が体を打つ。
煙が立ち上がり、その中に人影が揺れる。
「遅れてすまない。怪我はない?」
少し聞き覚えのある声ーー
煙の奥から現れたのはあの天使だった。
白いキトンを着ていて、翼の先は黒ずみ、光輪もまた黒く染まっていた。
「大丈夫です。」
「それならよかった。」
「その姿は、どうしたんですか?」
「ん?いやちょっとね、私が君を転生させたのがバレて下界に落とされちゃった。」
「そんな……」
「大丈夫大丈夫!元々君の元降りるつもりだったし。結果よければ全てよし!」
天使は微笑みながら言った。
感想バンバンお願いします。ぶっちゃけ、自分の文章力と設定の浅さは理解してるつもりなので。温かい目で見守ってくれたら幸いです。




