フィナーレとプロローグ
厨二病です。面白くないです。出血表現など注意。書き方が遠回しすぎてわかりづらいです。
僕は僕を見上げる。
倒れた僕の鮮血は、開け放たれた窓の外から差し込む月光でキラキラと輝いている。カーテンは嘲笑うかようにパタパタとたなびいていた。月を見に外へ出ようとすると、濡れた足に風が通り過ぎ、肌寒さを感じる。ベランダに寄りかかり、上を見上げれば、満月が美しく顔を照らす。
目を瞑り、そのまま地面から足を離した。
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はぁーーーー下っ端天使はため息をつく。
最近仕事が思うようにはいかないのだ。そもそも私の職業はふたつの下界に生物を振り分け、転生することを助ける。という仕事だ。
湿っぽい話、最近自害する人が増えて、仕事の件数が増えている。大抵はそのまま虫やら動物やらに転生させれば良いのだが、たまーに未練が強すぎたりする奴が人間になることを懇願することがある。特に自害はそれが多い。やり直せないから終わらせるのであって、変われるなら変わりたいのがほとんどだ。しかし問題がある。そのまま今の記憶を持って元の下界に下すと。その下界の均衡を崩しかねないのだ……子供の容姿とその知恵を使って、大事件を起こした奴もいる。だからできれば同じ下界にはおろしたくないというわけだな。
「次の方どうぞ。」
そう言うと、この机だけの部屋に黒髪の綺麗な少女が入ってきた。無言のまま、私の正面の座布団に座る。
おぉ、下界の人間にしてはなかなかいい容姿をしている。でも、まーた子供か。ほんとにいい気分しないね。手元に送られてきたプロフィールのファイルに目を落とす。可哀想な子だな。
「何かご要望はございますか? あなたの経歴なら、ある程度好きなものに転生できますよ。」
「あの………異世界転生……とかできませんか?」
あーれれ、ほれみろ、やっぱりこうゆーのだよ。
「本来なら、NOというところですが、あなたは幼くして病気で息を引き取られたそうですので、記憶を持ったまま、転生が可能です。ギフテッドも持って、転生できますよ。」
「わかりました………描いた絵を……具現化する力が欲しい……です。」
「承知いたしました。では、新たな人生を楽しんでください。」
彼女の姿は少しずつ薄れ、やがて消えていった。
はぁ。一人の対応でもこんなに疲れる。ムラなく生物を下界に落とさなきゃならないのがまた大変なんだな。よく同僚にはもっと機械的にやれと言われるが、それでも、これからまた新たに道を行く生き物にそれは失礼だと思わずにはいられないのだ。
「次の方どうぞ。」
「失礼します。」
次に入ってきたのは、目元のクマがとても深く、髪が少し長めでストレートな青年だった。
彼も美男だね。羨ましい。でも、クマ深いなぁ。そう思いつつ、ファイルに目を通す……………っ
………父親の傀儡のような人生……最後はその父を殺め自害……
「なあ、…………君はどんな人間になりたい?」
「……僕は人を殺めました。地獄に行くべきです。」
「違う。君の人生について聴いているんだ。これから“君”の歩く世界についてだ。」
「…………わかりません。」
「じゃあ、探してこい。君の人生を。」
青年は目を見開き、少し涙ぐんだ目で僕を見つめていた。私は微笑んで、彼を転生させた。
感想バンバンお願いします。ぶっちゃけ、自分の文章力と設定の浅さは理解してるつもりなので。温かい目で見守ってくれたら幸いです。




