第38話 会議
自衛隊と幻想郷の間の情報を共有するために開かれた第1回会議が人里で開催されることが決定した。だが、司令官である赤城陸将が紅魔館にて戦っている最中のため司令官である赤城陸将、紅魔館は参加しなかった。同時に妖怪が西洋の武器を使って西洋に寝返る事件も起きた為、自衛隊側は第17師団(架空の自衛隊最強の師団)第54普通科連隊63名を率いて上田哲也陸将補が代理として行った。
「こんにちは。ここが会議の開催場と聞いたが、あっているかな?。」
「はい、そうですが。貴女方は誰でしょうか?。」
「陸上自衛隊第17師団第54普通科連隊です。この銃(64式小銃[改])は西洋の武器を持った妖怪がいると聞いて。大丈夫ですよ。"あなた方”を撃つ気はありませんから。」
「警備しておけ。」
「了解しました。」
上田哲也陸将補。陸上自衛隊第17師団師団長。曽祖父は第7師団師団長上田 有沢である。第二次湾岸戦争にて着いた右頬に3つの牙に裂かれたような傷。左頬に顎まで続く大きい傷が1つと、自衛隊内部でもとてもイカつい。服装のおかげで、旧日本軍のように見えてしまうのだから。
「こんにちは。陸上自衛隊です。」
幻想郷側の賢者達も人間にこんな奴がいるとは思わなかったような顔をしていた。上田は、賢者と会うのが怖くもプレッシャーもない堂々と屋敷の部屋の一角に入った。
「貴様名をなんという。」
「上田哲也。陸将補。」
「なら、上田。その刃物を置け。」
「誰だよアンタ。そんな上から目線で。俺は上から目線が大っ嫌いだぜ。」
「摩多羅隠岐奈。幻想郷の賢者だ。」
「けんじゃ?なんなのかは知らんが、政府か外務省みたいなもんか。」
「まぁ座れ。」
(こいつら一体なんなんだよ。銃剣は外したが、9mm拳銃はホルスターにある。いざとなったら脳天ブチまけてやる。)
「早速本題だが、貴様らの持っているその銃はなんなんだ?」
(こいつら銃を知ってるのか?。まぁ明治後期ぐらいだから、ボルトアクションライフルくらいはあるかな。村田銃とかの単発ならこっちの64式なら蜂の巣だが。)
「そんなに知りたいですか。なら、お見せしましょう。」
そう言って陸将補は他の自衛官の持っている64式小銃[改]をテーブルの上に置いた。マガジンと銃剣もお揃いで。
「バラしてみましょうか?」
「いや、いい。そっちのちっちゃいのもか?」
「こっちは9mm拳銃という銃です。ライフル銃のような大型ではなく、小型で携帯出来る銃です。」
「このベルトには、9mm拳銃の弾倉3つ、小銃の弾倉3つを固定して携帯しています。ここにシャベル等の工具、水筒などを置けます。狙撃兵ならここにスコープを3つ持ってますけど。」
「あと、ここにはあなた方幻想郷側の人間(?)8人と我々自衛隊63名しかいないはずですが、そこの障子の裏には誰がいますか?」
「!。Shit!。konnnanihayakubarerunoka?」
「英語、西洋か。」
パン!。その音が鳴った瞬間、上田は、テーブルを持ち上げて盾にし、幻想郷側の人間(?)を守るように動いた。そしてすぐさま体制を立て直し、64式小銃[改]にマガジンと銃剣を取り付け、突撃した。
(こいつらの銃は、モーゼルC96か。1890年代にドイツ帝国で開発された拳銃か。)
そして上田は敵のモーゼルC96拳銃を奪い、すぐさまに2名を撃った。
「さぁかかってこいよゴラァ!。」
モーゼルC96
モーゼルC96(Mauser C96)は、ドイツ帝国で開発された自動拳銃である。C96は1896年から1937年までの41年間にかけて製造された。最終的な生産数は100万丁を超えると言われている。そのほか、中国やスペインなどではコピー生産も行われていた。正式に採用した国は中国など一部に留まったものの、例えばイギリスでは多くの将校がウェストリー・リチャーズ(英語版)社を通じてC96を購入した。青年将校時代のウィンストン・チャーチルもその1人である。




