第37話 新たなる敵
アザラジ連邦首都モサクス
「ウロボスキー海軍大将。北方妖怪の制圧はどうなっておる。」
「はっ。間もなくして完了かと。」
「確か、第1艦隊を向かわせているんだろう?。」
「はい。最新対艦ミサイルグロブスターの初配備先です。」
「それで、幻想郷はどうなっている。」
「ローラシア軍が奮闘していますが、先程壊滅したものかと。なんでも人間の世界の日本という国が味方しているらしくローラシア軍の航空母艦も撃沈されたとか。」
「それは深刻な事態だな。今はどうなっている。」
「今現在、ローラシア海防軍は第1から第3艦隊を投入してでの総力戦を行おうとしているようです。」
「ローラシア海防軍が失敗したら我が国の参戦も見込められる。今稼働可能な艦隊は?。」
「最前線より交代中の第4艦隊が稼働可能です。ですが、第4艦隊は装備の近代化が遅れており、早期投入となると、ミサイル巡洋艦3隻 ミサイル駆逐艦6隻 主力空母1隻 潜水艦5隻 フリゲート艦8隻 駆逐艦5隻しか投入できません。なので早期に投入するなら空軍がおすすめですかね。」
「戦果を空軍に移すだと?。そんな事断じて許さん。この国の軍隊の歴史を忘れたのか?。陸海空軍は元々仲が悪く、資金は当時海軍を優先させられた。そのせいで陸軍は旧式兵器ばかりになっている。そして何故か我が海軍が陸軍に恨まれている。という状況なんだぞ。」
「その軍内部の指揮の不当性が失態の始まりです。」
「まぁ陸軍は説得するか。」
ローラシア海防軍第1艦隊旗艦オハマ級大型空母1番艦ロースモールズ(フォレスタル級航空母艦に酷似)CIC
「敵艦隊視認。間違いありません、遠征部隊を撃破した日本国海上自衛隊第1打撃群です。艦数360隻その内200m以上の航空母艦同じくのミサイル戦艦が確認できます。」
「よし。まず敵艦隊の前方を航行中の2隻の駆逐艦に照準。バルプーンを我が艦隊前方のロゼル級ミサイル巡洋艦(ロングビーチ (原子力ミサイル巡洋艦)に酷似)のキャスターより4発発射。」
「了解。バルプーンセットよし。発射。」
海上自衛隊第1打撃群前方 こんごう型護衛艦しょうごうCIC
「敵艦隊より艦対艦ミサイル発射。我が艦に向かって飛来中。」
「迎撃始め。前部VLS1〜3セルSM-2迎撃。発射。」
「マークインターセプト。迎撃成功。」
「反撃に転じる。後部VLS1~2セルトマホーク発射用意。」
「発射。」
「てーっ。」
ローラシア海防軍第1艦隊ロゼル級ミサイル巡洋艦CIC
「我が艦に向かって対艦ミサイル2発が飛翔中!。」
「前方スラーロス対空ミサイル発射用意!。」
「間に合いません!。」
「CIWS作動!。」
「無念。」
ロゼル級ミサイル巡洋艦は、2発のトマホーク巡航ミサイルによって撃沈された。しばらくして、弾薬庫に引火し船体が真っ二つに折れて沈んだ。
そしてローラシア海防軍第1艦隊旗艦オハマ級大型空母より、対艦兵装のFJ-7(A-7 コルセアIIに酷似)が23機発艦した。対してしょうかく型原子力空母(CVM-01)はF-15JK5機を離陸させて対抗したのだった。
A-7 コルセアII
A-7は、アメリカ合衆国のLTVによって開発された艦上攻撃機。
アメリカ海軍のほか、ギリシャ空軍、ポルトガル空軍で採用された。また、現在でも中古機を購入したタイ王国海軍が陸上基地より運用している。F-8 クルセイダー戦闘機を基にした結果、単発エンジン、高翼配置の主翼、機首下のインテイクなどの基本配置は同じである。ただしF-8は超音速戦闘機であったのに対してA-7は亜音速攻撃機であり、またF-8の問題点に対して改良・改善されている点も多いため、随所に差が出ている。例えば、主翼の後退角は35度まで減少している。また、胴体側面にもハードポイントを持ち、胴体下面に大型のダイブブレーキを装備している。
ロングビーチ原子力ミサイル巡洋艦
第二次世界大戦後のアメリカ海軍が設計・建造した最初の巡洋艦として、1957年度計画において建造された。世界初の原子力水上戦闘艦であり、また、ミサイルを主兵装とする初の戦闘艦でもあった。艦名はカリフォルニア州ロングビーチに因む。同型艦はない。
CVM・・・現実のいずも型護衛艦の改装終了後の名称(DDGならイージス艦等。)意味は航空機搭載多機能護衛艦。




