第36話 対艦攻撃
海上自衛隊第1打撃群 副旗艦大和艦橋
「荒木艦長。しょうかくから連絡です。」
「何だ。」
「ワガカンショウカク、カンサイキハッカン。ホカ、カンタイカクカンハ、タイカンコウゲキ二テッセヨとの事。」
「対艦攻撃か。よし、他打撃群艦に対艦攻撃命令。各艦対艦ミサイル2発ずつ使用し敵艦隊を物量で粉砕する。」
「了解。各艦対艦せんとーよーい!」
その瞬間、海上自衛隊第1打撃群各艦から一斉に対艦ミサイルが発射された。ある艦はキャスターから、またある艦はVLSから発射した。続いて大和、武蔵も攻撃を開始。キャスターよりハープーン、90式SSM、そして17式SSMが発射された。それは空に流星のごとく敵に向かっていった。
時を同じくして、F-2Cと同じくしょうかくから発艦していたE-2D2機がF-2Cに対してASM-3、93式空対艦誘導弾よる対艦攻撃が行われた。
ローラシア海防軍の駆逐艦2隻、ミサイル巡洋艦2隻に対して発射された対艦ミサイルの本数は、100を超えていた。そして、ローラシア海防軍の対空ミサイルによる迎撃も虚しく、全弾が駆逐艦、巡洋艦に命中した。幸い空母と大型強襲揚陸艦は撃沈されずに済んだが、護衛艦が居なくなった空母なんか的ということは変わりない。間もなくして、陸自の地対艦誘導弾、88式地対艦誘導弾8発を喰らい、空母は甲板に亀裂で航空機使用不可。大型強襲揚陸艦は艦橋に命中して指揮管理が崩壊した。
さらに悲劇は続出した。陸地に残された第89遠征航空団、第23遠征団に第12師団の全部隊が襲いかかった。第89遠征航空団のFJ-51(日本ではF-15J)は30機あまりがスクランブルしたが、高射特科連隊と飛び立った第13航空団所属のF-35Aにより全機撃墜された。
そしてローラシア軍の装備、兵装を奪うことに成功したのだった。そしてそれは日本本土の防衛装備庁により徹底的に調べられた。そして、とある結果が出た。それは1980年代のアメリカ軍の装備と比較するとボルトのひとつまでアメリカ軍の装備に酷似したものだった。小銃はカービン銃、拳銃はベレッタM9に酷似していた。
間もなくしてこの騒動対する自衛隊と幻想郷側との会議の開催が決定された。




