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41 救出作戦

人間から学ばないと人間の事はわからない

ゲイルと感覚を同調させてもそれはドラゴンのもの

ライアにまた怒られますよ


41話 はじまります

神さまの収穫祭対策会議……会議?から数日が経ったある日

神さまとゲイルは今日も感覚を共有する練習をしていました


「すごい!翼で空を飛ぶってとても素晴らしいよ。この風との一体感がたまりません。」


神さまはドラゴン姿のゲイルに乗って空を飛ぶ感覚を楽しんでます


「喜んでもらえて光栄です。」


「僕も背中に白い鳥のような翼を付けようかな。」


「タイヨー様。そんな姿になられたら一発で神と崇められ信仰の対象とされてしまいますよ。」


「うむむ……。」


神さまそれは困るので諦めました


「すごい!口から炎を吐くなんて!これぞドラゴンって感じでかっこいいよ!」


今度はドラゴンの必殺技の感覚を楽しんでます


「ドラゴンブレスです。喜んでもらえて光栄です。」


「これなら僕もできそう。口の中は太陽とつながっているし。」


「絶対におやめください。タイヨー様の吐く炎は間違いなく『終焉の炎』ですから。この世界が滅亡しますから。」


「うむむ……。」


それはもっと困るので諦めました


感覚を共有するための練習?……おそらく練習を終えたふたりは拠点に戻ってきました

そこには怖い笑顔のライアが仁王立ちしていました


「タイヨー様。あなたは人外になるおつもりですか。ハルマゲドンですか。」


神さまはとりあえず誤っておきました


「ごめんなさい。」


ライアは最近はおなじみの大きなため息をつくと神さまにいいました


「森に人間が侵入してきています。」


神さまは目を輝かせました


「え、ほんと?それは迷い人かな?探検家かな?」


するとライアはどちらも違うといいます


「それがどうも1台の馬車が、騎乗した10人ほどの盗賊らしきものに追われているようでして。一か八か森に逃げ込んだようですわ。」


「え!?それはチャンスじゃないの?その場に颯爽と現れて馬車を救出すればお願いしやすいよね。」


神さまが悪い笑みを浮かべます


「いや、その人達はピンチですわよ。まぁタイヨー様の言う通りでもありますが……で、誰が行きましょう?」


ライアの問いに神さまは


「じゃあ僕とライアで向かいましょう。さすがに人間の前にドラゴンが現れたら救出劇どころではありません。ゲイルは救出した人達がここに来ても安心できるように、もてなす準備をお願いします。」


「かしこまりました。」


ゲイルが言います


「それでは向かいましょう。『木の扉』」


ライアが呟くと扉が出現しました

さっそく神さまとライアは扉を潜りました



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