11/75
11 はじめての夕暮れ
拠点を作った神さま
まずは拠点の周囲を観察するようです
どんな発見があるでしょうか?
11話 はじまります
「拠点も出来たことだし、引き続き周辺を探索しましょう。」
今度は闇雲に歩かずに、拠点を中心に探索を始めました
深い森の中でも、少し開けた場所にある拠点周辺には、魔獣化していない動物の方が多く生息していました
小鳥、ネズミ、ウサギ等々の小動物が多そうです
あ、向こうに鹿がいました……すぐに逃げられました
そうやって動物を観察しているうちに、日が沈み始めました
「太陽が照らさない向きに青い惑星が回転したんだね。夜になるんだね。」
沈みゆく太陽と、逆に広がりつつある濃い青の空を眺めながら、宇宙で見る太陽とはあまりに違う景色の美しさに、神さまは心を奪われ、時が経つのも忘れていつまでも眺めていました
「また明日ね。」
自分の本体である太陽に、神さまは暫しの別れを告げました
夜になりました
真っ暗な宇宙空間にいた神さまは、照明が無くてもまったく問題ありません
早速、夜の森を散策することにしました
夜の森は夜行性の動物達が活動しています
昆虫たちも樹液を求め羽音を立てています
そこには昼とはまた違う、活動的な気配がありました
生命力に満ちた森の姿に、神さまは嬉しくなりました




