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第五話 バグ技と裏イベント発生

 食事はいつも凄腕の料理人が作ってくれている。

 このゲームでは朝昼晩と王宮で料理が食べられるのだが、勿論このゲームは自由度が高いため自分で外へ出向いて買って食べてもいい訳だ。

 お金はどう手にするのかというと、魔物を倒してゲットできるパターンと、特定のミッションをクリアすることによる報酬パターン、そして家族からのお小遣いで貰えるパターンがある。

 一番手っ取り早いのは後者の家族からのお小遣いだが、貰える額は日本円で数百円程。これじゃあまともな物が買えない。

 

 ……よし、お金を増やす裏イベントを試してみるか。


 このゲームは基本的にミッションでお金を稼ぐ人が多い。その方が現実的だからだ。だが……タイパが悪すぎる。

 1つのミッションをクリアするにも1時間は平気で超えるし、その報酬が基本的に安いことが多い。高い報酬が出る場合は超高難易度、またはほぼ一日費やすくらいの時間が必要だ。

 

 だけど、俺はお金を簡単に増やせる裏イベントを知っている。前世でこのゲームをやっている時にこの裏イベントを見つけた時はめちゃくちゃ嬉しかったことを覚えている。


「早速、お金いっぱいゲットしちゃうわよ!」


 俺は部屋を勢いよく飛び出して、料理人のいるキッチンへと向かった。

 料理人がいるキッチンには鍵がないと開けられない仕様になっている。そのためここで1つバグ技を知っていないといけない。

 その方法は、小指を鍵穴に突っ込み、時計回りで1周する。

 こうすることで鍵がなぜか開く。


「カチャ」


 ドアが開いた、成功したな。

 俺はドアを開きキッチンへと潜入した。


「レ、レティシア王女陛下!? ど、どうされましたでしょうか……?」


 彼の名前はジュレ・ミディアム、設定では10年間料理の修行をしてここへ配属になったらしい。


「私も、……少し作るのを手伝いたいわ」

「ありがたいお言葉ですが、お気持ちだけで十分ですよ、レティシア王女陛下はお優しいですね」

 

 断られるのは想定内。


「なら、料理を入れる皿を出す係りなら、難しくないわよね?」

「そこまでお手伝いをやりたいのですね……これは将来が楽しみでございます。では、その係をお願いしてもよろしいでしょうか」

「えぇ、喜んで」


 【手伝いイベント進行:報酬は1万エラです】


 よし、ビンゴだ!

 この裏イベントは、皿を3つ料理人が指示する通りの場所に置くだけでクリアとなる。

 これをするだけで日本円で1万円ものお金を手にすることができる。しかもこのイベントは1日に3回、朝昼晩と行える為、全部やれば3万エラ稼げることになる。

 

 ……さてひと仕事しますか。


【手伝いイベントクリア:報酬1万エラ獲得】

 

 よし! 1万エラゲットだ! これでクリスティーナに食事をあげれるぞ!

 

「ありがとうございます。レティシア王女陛下、お陰で助かりました」

「えぇ、これからもここへお手伝いに来てもいいかしら?」

「勿論です、ですが……責任者にバレないようにお願いします。何を言われるかわかりませんので」

「わかったわ、今日も美味しい食事をありがとう」

 

 そう言い残して、俺はキッチンを後にした。

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