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第四話 拠点が決まりました

 ――スキル【魔物感知】を使い、魔物がこの空間に湧かないか調査する。

 

 スキルは魔法属性が無しでも、魔力さえあれば使用できる。だけど、使用できるスキルは限られてはくる。

 身体を強化したり、このスキルの様に探知したり、鑑定したりできる。

 

 湧く場合は、全体が赤く見える。湧かない場合は、全体が緑に見える。


 「緑ね、湧かないわ」

 「ということは、安全地帯……。ということですか?」

 

 俺はクリスティーナの方を向き、頷く。


 「ここは誰かが来ることはないだろうから、安心して住む場所として利用できそうね、でも、ダンジョンの中って言うのは変わりないけど本当にいいの?」

 「はい、今生きているのはレティシア王女陛下のおかげです、贅沢なことは言いません」


 ダンジョンの中と言うことで変わりはないので、クリスティーナにはここに住んでほしいとは思わないのだが、ここしかバレずに住めそうな場所が存在しないからひとまずここで住んでもらうことにしょうか。


 「では、ここが今日から一旦クリスティーナの拠点ということにしましょう」

 「ありがとうございます」


 クリスティーナは俺に向かってお辞儀をした。


 「改めて、ありがとうございます」


 そう言った後、クリスティーナは笑みを浮かべた。


 「そんなにかしこまらなくていいわよ、もう私たち、友達、でしょ?」

 

 クリスティーナは目を大きく開いて俺の顔を見た。俺はお返しに笑みを浮かべて見せる。


 「じゃあ、私そろそろ行かないと、いないのがバレそうだから、一旦王宮に戻るわ。クリスティーナはとりあえずここで寛いでいて」

 「はい、レティシア王女陛下」

 「あ、あとその呼び方も変えていいわよ、レティシアで」

 「わ、わかりました。レ……レティシア?」

 

 俺は笑みを浮かべる。


 「うん、とりあえず行ってくるわ、戻ったらご飯にするから、楽しみにしていて!」


 俺はそう言い残して、バグで出来た壁をすり抜けた。


 

 

 俺は元々行くはずだったバグでできた魔法陣のある場所にたどり着いた。

 まあ、ここは第5階層に行けるレベルの人なら知っている場所だ。

 

 その行けるレベルが極わずかなんだけど……。


 このダンジョン、魔物のレベル設定がおかしいんだよな。3階層でレベル100超えるとかもう頭いかれてるだろ。

 俺の予想では恐らく、レベルに上限は存在しない。これは魔物だけでなくプレイヤーも同じだ。

 今の俺のレベルは5、最初はみんな5からスタートするのがこのゲームの特徴。

 俺は魔法陣に乗り、王宮の庭にやってきた。

 

 ……うん、やっぱり庭からあそこまではいけないと。

 

 辺りを見渡すと、既に明るかった。


 「……やばっ、早く部屋戻らないと! バレる!」


 俺は急いで庭を駆け抜けて、王宮の中へ入る。

 王宮の廊下を走っていると、王宮専属のメイド、リネット・ミラーの姿が見えた。

 

 「おはようございます! リネット! 今日も晴天ですね! それでは失礼します!」

 「おはようございます、今日も晴天……いや昨日は雨でしたよ、そ、それよりレティシア様?! なんでこんなことろにいるのですか?!」


 やっべバレた、てかこのゲーム本当に凄いな、人が普通の人間みたいに喋ってくる。どんなプログラムになってるんだよ。これだけの技術があるならバグをなんとかしたらどうなんだ。


 「少し喉が渇いたので水を飲んできたの! あは……!」

 

 俺はそう言い残して、全力逃走して自分の部屋に戻った。

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