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第十話 第5階層攻略その1

 ダンジョンには階層ごとにボスが存在する。


 ボスを倒せば次の階に行ける道が開かれ、進む事が出来る。

 今日は第5階層のボスをクリスティーナだけで挑んでもらうことにした。理由はどれくらいの強さなのか間近で見てみたいから。

 勿論、危ない状況になったら俺も参戦するつもりだ。


 「第5階層のボスは【ビック・レインボー・チキン】よ。一匹だけじゃなくて3匹いるらしいわ」

 「3体同時に相手をする……ってことですか」


 クリスティーナは不安な顔を見せる。クリスティーナの実力なら大丈夫だと思うのだが。


 「大丈夫、クリスティーナの実力なら倒せるよ、自信持って!」

 「レティシア……。うん、挑戦してみます」

 「その意気よ!」


 俺達はさっそくダンジョン5階層の攻略を開始した。ボス以外にも勿論魔物が生息している為、全神経を注いで挑まなくてはならない。攻撃が当たればやられるくらいの防御力だからな。

 

 「レティシア、魔物いました」

 「了解」

 

 クリスティーナは背中に背負っていた愛用の杖を取り出して、魔物へ向ける。


 「【モス・スライム】ね。レベルは130、体が大きい分、スピードは遅いけど攻撃力と防御力、体力が高い魔物だわ。【モス・スライム】の弱点は光よ、光魔法で攻撃して!」

 「はい!」


 クリスティーナは杖を強く握りしめ、詠唱を始めた。この間に【モス・スライム】が攻撃してこないか俺は見張りにつく。


 「シャイニング・レイ!」


 6つの光の矢が杖の先端から【モス・スライム】に向かって同時に放たれる。


 【モス・スライム】は体が大きい為、全ての矢が命中……。だが、倒しきれていなかった。


 「体力が相当あるようね、これだけの矢が当たっているのにもかかわらず倒しきれてないんだもの」

 「私が今使える中で最大火力の魔法を、放ってみてもいいですか?」


 クリスティーナの提案に、俺は首を縦に振る。

 クリスティーナは杖を構え、再び詠唱を始める。


 すると突然、【モス・スライム】がクリスティーナに向かって勢いよく飛び跳ねた。


 「やばい」


 俺は短剣をアイテムボックスから取り出し、構える。

 このゲームはアイテムボックスと言う機能があり、最大20個まで物を収納できる。

 手で持つこともできるが、持ちきれなくなった際に便利だ。


 「やぁあああ!」


 俺は短剣をビリヤードを放つ時の様に【モス・スライム】の右目に向かって放った。

 俺の放った短剣は狙い通り右目に命中した。目を潰すことによって視界を遮る作戦だ。


 「ロック・ランスッ!」


 杖の回りに岩の槍が6つ現れ、【モス・スライム】へ勢いよく放たれた。


 地面に向かって落ちていく【モス・スライム】に岩の槍が問答無用で襲いかかる。


 「おお……」


 【モス・スライムを討伐しました】と表示された。一緒に倒すとちゃんと表示されるんだな。前は自然だったからでなかったけど。


【レベルが上がりました。5~8】おお! 初めてレベル上がったぞ、素直に嬉しいんだが。

 

 ……でも、レベル130の相手に勝ったのにも関わらず、これだけしかレベルが上がらないのは酷いよな。


 「やった……。レティシア私たち勝ちましたよ! 初勝利です!」


 そうか、初勝利か、クリスティーナとタッグで初勝利。嬉しすぎるな。


 「初勝利、おめでとう!」


 俺とクリスティーナは、喜びを抑えきれず、両手でハイタッチを交わした。

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