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わたしの仕事は人さらい  作者: おどるニコル
3.人に寄り添う仕事
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3-7 ティータイム(宿なしコアラの建物探訪)


ユッカ「今日から一緒に住まわせてもらうので、よろしくね!」

アザミ「うん、よろしく」

ルクリア「あ~あ、また家が狭くなるな~」


ユッカ「ちゃんとしたベッドもあるし~、ふかふか~!」

ルクリア「こらこら!私のベッドだぞ、おまえらはその辺で勝手に寝ろ!」

ユッカ「うん!いいよ!」


アザミ「ここが茶の間兼寝室でこっちが台所、お風呂とトイレもちゃんとあるから大丈夫、」

ユッカ「隣の部屋は?」

アザミ「物置になってる、」


ユッカ「うわっ!!すごい荷物だらけ!!!」

アザミ「わたしが来た時は茶の間も台所も荷物だらけだったの、」

ユッカ「アザミちゃんが片づけてあげたんだ!」


アザミ「いるものと、いらないものと、保留のものに分けて下さいってお願いしたんだ、」

ユッカ「片づけの法則だね、それで?」

アザミ「全部保留だったの、だから一部屋にまとめたの、」

ルクリア「余計な事は言わんでいい!」

ユッカ「あははっ!」


ルクリア「つーか、おまえもこの家に住むならちゃんと仕事しろよ」

ユッカ「わかった!でも何すればいいの?」

ルクリア「やることはいろいろあるだろ、」


ユッカ「アザミちゃんは何してるの?」

アザミ「えっと、早起きしてご飯の準備して、掃除洗濯して、少しずつだけど体鍛えてもらって、たまに一緒に買い出しに行ったりして、あとは情報が入ったらルクリアさんと人さらいをやっつけに行くことぐらいかな」


ユッカ「いっぱいあるんだね!あたしも一緒にやる~」

アザミ「だ、大丈夫?人さらいもやるんだよ?」

ルクリア「そうだ、仕事のためにおまえらを餌にするかもしんねぇぞ、」

ユッカ「でもルクリアさんが守ってくれるんでしょ!」


ルクリア「・・・一度でも失敗したら全員終わるんだからな、」

ユッカ「了解で~す!がんばりま~す!」

ルクリア「大丈夫か、こいつ、」


ルクリア「いいか、生活に不自由はさせないが決して贅沢できるような暮らしじゃないからな、」

ユッカ「うん!」


アザミ「生活に必要なもの、ユッカの分も買いに行かないと、」

ユッカ「この辺でも売ってるの?」

アザミ「食料も生活用品も、最低限のものなら手に入る、闇市みたいなところだけど、」

ユッカ「みんなで行きた~い!まず着替えとか歯ブラシとか欲しいな、」

アザミ「うん、お箸とお茶碗も準備しなきゃ、」

ルクリア「そういう店構えじゃねぇぞ、」


ユッカ「あと可愛いパジャマと座布団と、カーテンも欲しいな!、あとメイク道具も欲しい!二人を可愛くしてあげたいな!」

アザミ「そういうのはこっちじゃ売ってないと思うけど・・・」

ルクリア「人ん家をデコるな!」


ユッカ「あ~!それ、メガジャンボウサコウモリクッションだ~!」

アザミ「このぬいぐるみ、そういうんだ」

ユッカ「うん!今流行ってるんだよ、ウサコウモリシリーズ!いろんなグッズも出てるんだ」

アザミ「そうなんだ、知らなかった、」


ユッカ「ルクリアさんも好きなの?、これレアものだよ!」

ルクリア「そんなんじゃねぇ!ガラス張りの中に閉じ込められていたからな、私が引き渡し金を払ってケースからかっさらってやったんだ、」

アザミ「なるほど、そういう人さらいもやってるんですね、」

ユッカ「お店で買っただけだよね・・・」


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