驚いた
覚えていることはたった一つ、台本にないキス。
あれほどイヤだと言っていたのに、それをしないでいいって約束したのに。
無我夢中で駆け出したのは思い出した。
少し気を取り直して、辺りを見渡すと今は緑の葉っぱだらけになっちゃったあの桜の木の下にいた。
すると、トモ君の顔が葉っぱの中からこっちを見ているようで、急に涙が溢れ出した。
「サクラ、どうしたの?」
真由美の声が、感情のこもっていない軽い口調のように聞こえてきた。
その事に頭にきて、思わず怒鳴るように
「どうしたのじゃないわよ、あれほどアレだけはイヤだって言ったのに、いきなりよ。」
「ああ、それで台本にも無い平手打ちってわけ?相手が三条さんなのに?」
「あ、私、叩いた?」
「思いっきりに、挙句に突き飛ばしたのよ。サクラより三条さんの方が怒ってるんじゃない?ねえ、かおり。」
「うん、初めての絡みシーンでだもんね。」
「あ、だ、だって、もうトモ君に・・・」
そこまで言った時、真由美の方から携帯の着信音が鳴り出した。
「あ、サクラ、電話よ。」
「エッ、なんで私のスマホ持ってるの?」
「あなた、家に忘れてたからよ。はい。」
着信音が鳴り続けているが、いつものメロディーではない。
真由美から受け取ると、着信ディスプレイに表示されている名前に、思わず落としそうになってしまった。
「あ、アワアワアワ・・・」
「サクラ、どうしたの?早く出なさいって。」
「あ、なんで?なんで今なの?ど、どうして、ま、まさか?」
そこに表示されている名前、近付けて見直しても・・・トモ君からだった。
一気に震え始め、ボタンを押しながら地面にへたり込んでしまった。
耳に恐る恐る当てながら、大きく深呼吸をした。そして、思わず口をついて出た最初の言葉が
「ご、ごめんなさい、私、私、悪い事をして。」
『あ、もしもし、僕、ヤマシロトモヤ、覚えてくれている?』
「あ、も、もちろんよ。あ〜ごめんなさい。」
『ん?謝るのは僕だろう?ごめんなさい、長いこと連絡もせずに。』
そう聞いた時、私の心に怒りの部分が生まれてきた。そして、思わず悪たれをついた。
「そ、そうよ、どこにいるの?もう彼女とかいるんでしょう?それを報告するために、今頃になって連絡してきたの?いいわよ、それなら聞きたくないから、教えないで。わかった、じゃあね。」
私、思ってもいない事を夢中で喋り、電話を切ろうとしたら、トモ君の声が聞こえてきて、懐かしさの余りその声を聞いていた。
『なぁ、ちょっと僕の話しを聞いて欲しいんだけど、いい?』
一度ついた悪たれ、直ぐに変更して甘えられない事に気付き、後悔しながら
「何?」
『怒るのは無理もないと思う。けど、さっきサヤカが言ったこと、一つ間違ってるから、とりあえず訂正させて欲しい。僕、新しい彼女とか、いないよ。それに、これからもそういう人は作らないって決めてる。』
「お、男の人って、ウソ付きでしょう?トモ君、カッコいいから、あれからもう3年も経ってる。モテ過ぎてるんじゃないの?」
『なぁ、信じられないか?そっか、サヤカの方はモテてるってことで、新しい彼氏がいたりして?』
「な、何を言い返してるの?私、どうしてたか、聞いたら驚くわよ。」
僕はかなり焦っていた。
そして、後20メートルくらいの所まで近づき立ち止まった。
サヤカの最初の勢いが少し治まったようなので、じっくり話して許してもらおうと考えた。
『あのさぁ、近くまで来てるんだけど直接話せない?』
「ゲッ、ち、近くまで?ムリムリムリムリ、無理よ、そんな急になんて。」
『そっか、じゃあいつならいい?』
「あ、私、実家を離れたのよ。高校卒業して、お仕事してるから。」
ん?あ、そうか、そう言えばサヤカじゃなくサクラ。
僕の事は何も知らないんだ。
すると、僕の方に向かって矢口かおりさんが、口に人差し指を一本立てて近づいてきて、まるでカンペのように字を書いた紙をこっちに向けた。
そして、その指示に従って話すことにした。
『だったらその住んでる所を教えてくれれば、いつでも行くよ。それとも、誰かと一緒に住んでるとか?』
「お、女の子よ、嫌だ、何疑ってるの?」
『疑ってるわけじゃないよ。嫌がるからだろう?で、どんな仕事かな?』
「あ、それは、そのうち分かる、と、思うよ。」
『それも教えてくれないんだ。やっぱり、僕が勝手なことをし過ぎたからだね。ごめん、何度でも謝る。』
謝る、って言葉を聞いた瞬間、あのキスを思い出してしまった。
それは、ひょっとするとノーカットでテレビ放映され、トモ君にバレてしまう。
そうなると
「ああ〜、あのね、こうやって電話で連絡とろうよ。」
私が咄嗟に思いついたのは、放送時間にトモ君がテレビを見れないように電話で話しをしようと。
『うん、それでいいなら僕はいつでも連絡を受けられるようにしておくよ。』
「あ、ひとつ聞いていい?」
『ああ、いくつでもいいよ。』
「あのね、あのう、変に勘ぐらないでよ、友達のことでだけど、あ、愛情のないキスって、許せる?」
それを聞いたことで、そろそろかなと思いながら
『ウーン、遊びでないなら許せるかな?』
「どういうこと?遊びでもなく、愛情のないのって、ある?」
『ある、と思うよ。あ、僕はまだ未経験だけどね。』
「トモ君、ファーストキスは?もうした?」
『ああ、ちょっと強引すぎたようだけど。』
「し、しちゃった・・・んだ。えーっ、したの?」
『そうなんだ、あ、そういえば、そのキスって、もちろん遊びではないし、けど、愛情があるかっていうと、あまり自信がない。僕は喜んでしたつもりだったけど、相手が、どう思ったか?』
「ん?相手の了解を得ないでしたの?それって、ストーカーのすることじゃないの?」
『ス、ストーカーって、ひどくない?』
「だって、だって、今の話しだと、要するに片思い?ん?彼女とか作らないって言ったの、やっぱりウソだったの?ねえ、ホントのことを言ってよ。」
もう我慢出来なくなって、僕はサクラの方へ歩み寄った。
『なぁサヤカ、サヤカって、後ろを振り返ることってある?』
「ん?ああ、トモ君のことかな?あるとしても。でも、今の自分になろうと決めてから無い。うん、無いね。」
『そうか、なぁ、今、一度だけ振り返ってみない?』
そう言って、僕はスマホを耳から外し、サヤカの肩をトントンと叩いた。
ビクッとしたサヤカが、ゆっくりと振り返る。
僕は、満面の笑み・・・を作ろうとしたが、無理だった。
どういう顔だろうと思いながら、目だけはサヤカの目を見つめ続けた。
夢の中で、トモ君が私の右肩を叩いた。
夢の中で、フワッと振り返ると、そこに男の人が。背が高く、少し見上げた。
目が慣れて、その人が誰かと認識する前に、周りから拍手の音が聞こえてきた。
そして、私の目には顔の一部だけしか見えない、そう、背が高い男性だからだ。
まさかこんなところに居るはずもないし、かと言って今、電話で話していたのは間違いなくトモ君だった。
思い切って目の前の人を下から見上げた。
そして、数秒後、私の脚から力が抜け、ヘナヘナとその場に崩れ落ちた。
僕はサヤカのその様子に驚き、同じように真正面に膝をついて、手を伸ばした。
その手には、グランドの土がついていたので、優しく払い落としてあげたが、サヤカからの生の声が聞こえてこない。
『どうした、大丈夫?』
「・・・あ、ありがとう・・・ございます。」
蚊の鳴くような声で、ようやくサヤカの声を聞くことが出来た。
「あ、あのう、三条・・優也さん・・・ですよね?」
『あ、まぁそうだよ。でも、山野サクラさんと同じで、僕も芸名だけどね。』
サヤカは、あまり僕の方を見ようとしないで、何やら困った顔を続けている。
『僕の本名は、山城友哉。野崎沙也加さんが大好きな、ん〜と、薄情者かな?』
すると、サヤカの様子がみるみるうちに変化し始め、それまでとは打って変わった目で、僕を見て来た。
そして、確かめるように見て、後ろにいる矢口さんともう一人の方を振り返る。
その二人は、言葉ではなく何度も頷いて応えてくれていた。
僕が軽く握り続けていた両手を持ち替え、サヤカはありったけの強い力で握り締めてきた。
僕もお返しとばかりに、思いっきり握り締めた。
「ねえトモ君、いつから?」
『ん?何が?』
「あ、私が、ん?あ、何言ってんだろう、あ、そっか、私が相手だって知ったの?」
『さっき。お昼前だよ、ここに到着してから。』
「あ、じゃあ、わかってから?」
『ん?何?』
「あ、あのね、撮影されたでしょう?」
『ああ、キスシーンのことかな?』
「そ、そう。知っていたからしたの?」
『そうだよ、サヤカじゃなかったらしてないよ。だって、僕のファーストキスだもん、相手は・・・』
「私も・・・あ、いけない、私、ぶった?」
『ああ、かなりの力でな。』
「ごめん、トモ君だって知ってたら、こっちからしたのに。」
ようやくサヤカの顔にあの頃の面影が戻り、軽い冗談が出始めた。
その時、ADさんから今日の撮影終了の時間になったと告げられた。
それを聞いて、二人で立ち上がり、みんなでロケバスに戻ることにした。
サヤカは、僕の横ではなく、かおりさんたちに何やら盛んに言っている。
私服に着替え終えバスの外に出ると、ユイさんが知らない人と話しをしていて、僕を見つけるとこっちに二人で寄って来た。
「優也さん、この後のことだけど、みんなで食事することにしたけど、いいよね。」
『ああいいけど、でも、6人だと入れるお店、あるかな?』
「それは予約してるから心配しないで。」
『ん?予約、いつしたの?』
「美味しいのを食べたいでしょう?そう思って何日も前よ。あ、そうだ、この人、ルミさんと言ってサクラさんのマネージャーよ。」
『エッ、あ、よろしくお願いします。ユイさんの知り合い?』
「そうよ、昔からの知り合い、というより親友だね。」
「そうよ、中学の時からだよ。」
その時、私服に着替えたサヤカたちが出て来た。
「ねぇトモ君、聞いて。かおりたちって酷いのよ。今日の出来事、全部知ってたんだって。その上、私がトモ君を叩くことまで想定済みだったんだって。」
サヤカの怒りの声を聞いて、かおりさんたちを見ると、悪びれた風ではなくしてやったりの顔をしていた。
どうにも釈然としない事が多すぎて、何から聞き出せばいいか頭の中で整理することにした。
ユイさんの道案内に従い歩いていると、10分近くで電車の駅に到着。
まだ5時前なので通勤客らしい人が少なく、都内なのに比較的空いている。
そして、30分足らずで目的駅に到着したらしい。
電車を降り、駅名を探してみると「千歳烏山」と出ている。
もちろん、初めての駅、ユイさんに着いて行くしかない。
改札を出て、真っ直ぐ歩く。両サイドがお店で、人通りも時間の割りに多く思う。
そして、しばらく歩いて入り口前に何人も並んでいるお店、どうやらここに入るようだ。
見るからに明るく、人気のあるお店、レストランだと分かった。
ユイさんとルミさん、すでに並んでいる人達に予約していることを伝え、頭を下げながら中に入って行った。
歩道から5段程の階段があり、僕たちは歩道のところで待っていた。
すると、並んでいる人の中から、聞こえて来た。
「あ、三条優也さんじゃない?」
その声に、並んでいた人達が一斉に僕を見て来た。
思わずその視線に応えるように、一礼を返したところ、「キャ〜!」
驚くほど大きな声だったので、思わずたじろいでしまった。
すぐに、スマホを取り出した人が、撮っていいかと言ってくる。
断る理由もないので応じ始めたところ、ユイさんが戻って来て、中へ入るように言われた。
スマホでの撮影会を終了してもらい、お店の中へ入る。
サヤカたちが先に入ったのを確認して、一番最後に入って行く。
満員の店内で異様な雰囲気が漂っている。
レストランなのに、ディスクジョッキーがいて、賑やかに語り掛けている。
お客さんを見ると、全員が同じ方向に顔を向け、同じような笑顔を見せている。
そして、僕たちはお店の奥にある個室に入った。
ドアを閉めると、サヤカたちが一斉に言い出したのは、ディスクジョッキーさんの事。
「ね、ね、ね、あれ、山口さん?沙織さんよね?」
「そ、そうよ、間違いない!」
かおりさんも驚きの声を上げている。
「ルミさん、そうよね、ここどこなの?」
興奮したサヤカが聞くと
「ここ、山口沙織さんのお店よ、すごく流行ってるでしょう?」
「ま、満員、外にも入れない人が・・・さすが、アイドルの女王。」
店員さんがノックして入って来た。
注文は予約の時に済ませてあったようで、飲み物だけ聞いて出て行った。
「ねぇ、この際、聞きたい事がいっぱいあるから、全員、正直に答えて欲しいの?」
サヤカが真っ先に言い出す。
『ああ、僕も同じ意見で聞きたい。』
「じゃあ質問その1、三条優也さんがトモ君だって知ってた人は手を挙げて?」
すると、ユイさんはもちろん、ルミさんとサヤカの友達阿蘇真由美さんの3人が勢いよく手を挙げた。
「ゲッ、真由美?あなた、いつから知ってたの?」
「あ、ずっと前から。ユイさんとルミさんも同じ時期からだよ。」
『ということは、中学の時?』
「そう言うことね。優也さんを見つけた時から、サヤカさんの進路は決まっていたの。もし、違う道に進みそうになって、逃げられたら困るから、真由美を送り込んだの。」ユイさんが言っているのは本当だろう。
「あ、でも、三条優也の話題って、クラス中で騒いでいたよ。」
「その辺が一番苦労したかな?徹底して目にしないように画策してたね。」
『そんな事が出来た?連ドラとかは、見てない?』
「ん?ねえ、何曜日だったの、何時頃?」
『最初の頃は25時だったけど、金曜日の10時に移った。』
「あ、分かった。真由美だ。毎週、金曜日のその時間くらいになると、必ず電話だったりラインだったりで、テレビなんか見れなかったわ。そっか、トモ君のことで同情してくれている事を装って、その実、気付かれないように仕組んでたんだ。」
「当たり〜!」
「当たりじゃないわよ、ひどい人。」
その時、ドアがノックされ返事をする前に開いた。
「いらっしゃいませ、お待たせしました。」
と、元気な声で、勢いよく入って来たのは
サヤカとかおりさんが、再び一瞬にして凍りついている。
山口沙織さんの後から、二人の店員さんが料理と飲み物を運んでくれている。
「あら、この子が山野サクラさん?うーん、なんか、負けそう。」
サヤカは、声にならない声で「あ、いえ。」と言いながら、顔の前で手を振っている。
「謙遜なんてしない方がいいわよ、この業界で勝ち残ろうと思うなら貪欲に。でも、サクラさんってすぐにトップを張れるわね。美人だけじゃなく、全部が輝いてる。」
「お世辞が入ってます?」真由美さんが本気で聞いている。
「お世辞なんか言わないって知ってるでしょう?真由美にアイドルを諦めさせたのは誰?」
「あ、沙織さんです。ねえサヤカ、大スターからお褒めのお言葉頂いたよ、よかったね。」
「あ、はい。あ、真由美、山口さんとお知り合い?」
すると、真由美さんじゃなく山口さんが答え始めた。
「もう何年?真由美、中学生だったよね。突然私の前にきてアイドルになりたいって。ね!」
「あはっ、恥ずかしいです。」
「でも、顔は可愛かった。だから半年くらい?うん、半年くらい色々教えたのよね。そしたら、お礼だと言って私の似顔絵を描いてくれたの。それがまあ、すっごく特徴を捉えていて、アレばっかりは天才って思った。今でも家の玄関に飾ってるわ。」
「エッ、本当ですか?嬉しい。あの時です、漫画の世界を目指そうって決めたのは。」
「成長してるわね、今回のを読んだ時、なんて綺麗に描けてるんだろうと、その上、ストーリーに思わず引き込まれちゃって、出来ることならこの主役を演じたいって思ったのよ。」
「あ、ありがとうございます。それでですね、出演を承諾して頂けたのは。」
じっと聞いていたサヤカが、驚いたように二人をキョロキョロ見ている。
「サヤカ、沙織さん、あなた達の先生役で出演していただくのよ。」
「わぁ、本当ですか、嬉しい、ま、まさか雲の上の人と?」
「真由美、もうサヤカって言うの止めなさい。山野サクラさんっていうステキな名前が出来たのよ。」
沙織さんから窘められた。
「あ、そうだ、もう一つ出演を決心した理由があるのよ。三条くん、私、デビュー作の前のCMの時から大ファンになっちゃって、もちろん、ドラマは全編録画して見たわ。」
『ホントですか?ありがとうございます、嬉しいです。』
「それで、あなた達、いつ結婚するの?」
飲み物を口にしていたみんなは、突然の沙織さんの言葉に勢いよく噴き出したり、喉に引っ掛けてむせんだりして、辺りが目茶苦茶。
『け、結婚?エッ、ど。』
すると、真由美さんが沙織さんに聞いた。
「沙織さん、分かるんですか?」
僕は、あちゃー、肯定しちゃったよ、と思った。
「だって、そうなんでしょう?お似合いよ、あ、若いからとか、ファンの人の事とかで誤魔化さない方がいいわよ。私なんか、大好きな彼が料理人になる為、一生懸命頑張っていたので、いっつも応援に行ってたのよ。お仕事のスケジュールを、ちょっとだけ口出しして。サクラさん、もし会えないとかの問題が起きたら、いつでも相談しにいらっしゃい。教えてあげる。」
「あ、ありがとうございます、絶対、来ますので、よろしくお願いします。」
すると、ルミさんが
「沙織さんにアイドルの心得とか、演技のご指導をお願いしたら?」
「エッ、でもさすがに図々しすぎます。」
「いつでも来て。なんか、自分を18歳くらいまで若返らせる感じ。あの頃、やり残したなぁって思う事がいっぱいあるの、今から戻れないから悔しい思いを随分してるからね。ようし、今から姉妹になりましょう。」
「わぁ、お、お願いします。」
僕もだけど、他の全員が同じタイミングで、力一杯の拍手をした。
手のひらが痛くなっていた。
いろんなことを話してるうちに、長い時間をかけて僕とサクラをここまで育ててくれたのだと理解出来た。
新宝明プロダクションと新宝明ミュージック、宝明学園の事など。
結局、サクラにアイドルのことを諦められないようにした真由美さんが、沙織さんから教わったことを伝授していた。
沙織さんのご主人、圭太さんも途中来られて、その優しい眼差しを見て、生涯の目標が決まった。
驚きの連続でした。
あれだけ探していたトモ君との、想像もつかない再開。真由美に操作され続けた3年間、アイドルになれそうな私に、アイドルグループの活躍にも負けなかった山口沙織さんに姉妹の約束。
挙句に、トモ君との結婚の可能性が出て来た。
始まったばかりのステキな人生、トモ君との未来に希望が湧き上がった1日でした。
第24話をお楽しみに




