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タイトル未定2026/10/12 20:28

 流花はアパートから出ると、バスに乗り込んだ。

 早朝に関わらず、バスには程よく乗客が乗っていた。

 座席に座った流花は、窓の外を眺めた。

 日中はまだ少し暑さは健在なものの、朝晩は涼しくなっていた。

 流花は電話でマスターと会話をしたことを思い出し、週末マスターに会えることに、流花は早くも心を躍らせていた。

 バスは繁華街の通りを走り、その中にある停留所で、流花はバスから降りた。

 繁華街の歩道を歩き、繁華街のなかにあるコンビニに入ろうとした時だった。

「白田さん、おはよう!」

 明るく爽やかな声に振り向くと、大学の時の友人で、同じ事務所に務めるIT部所属の野田が、流花の目の前に立っていた。

 野田は、爽やかな笑顔を振りまいていた。

「朝から白田さんに会うのは、初めてだね。いつも、こんなに早いの?」

「今日は、お弁当を作ってこなかったから、コンビニで買おうと思って」

「俺も、つきあう!」

 流花と野田は、目の前のコンビニに入って行った。

 店内に入ると、流花はおにぎりが売っているコーナーの前に立った。

 悩んだ末流花は、昆布むすびとツナマヨむすびをかごの中に入れた。

 その後店内をぐるりと回り、ペットボトルのお茶を選び、フリーズドライの味噌汁をかごの中に入れた。

 野田は、かごの中を見て言った。

「おむすびと味噌汁……それだけ?」

「うん」

 流花は、カゴをぶら下げてレジに向かった。


 コンビニを出たとたん、野田は流花にレジ袋を差し出した。

「お昼に、食べて」

 流花は受け取り、レジ袋に入っている商品を取り出した。

 レジ袋に入っていた商品は、野菜スティックだった。

「野菜が不足していたから、それ食べてよ」

「ありがと」

 流花は素直に受け取り、野田と肩を並べて歩いた。

「おにぎり、買っていたね。白田さんって、米派?」

「米もパンも、好きだよ。今朝はパンだったから、おにぎりを買った。野田君は?」

「どっちかって言うと米派かな?あっ、パンも好きだよ。総菜パンとか、好きだよ」

「総菜パン!良いね。カツが入ったパンとか」

「コロッケパンとか」

 出勤前、食べ物の話で盛り上がりながら、繁華街の中を肩を並べて流花と野田は歩いた。

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