第5翼~~
空気の澄み渡った広場
多少の賑わいがある場所
花音「ここが、そうなのか?」
花音が相変わらずの口調で答える
それに対して
省吾「そうだよ。ここが、今回のミッションの場所だよ。」
笑顔で答える
その答えを聞くと次の質問を言う
花音「ってか、どーして、こいつらがいるんだ?」
近くにいる人を指差す
それに対して、二人の反感を買う
瑠璃「私は、アイズさんの変わりに今回、いっしょに同行するようにと…。」
その答えに納得する
花音「…なるほど、あんたはわかる。」
省吾にまとわりつきながら
月影「私は…私は、ほら、皆さんの応援をしようと思いまして…」
花音「応援なんて、いらないんだよ!」
笑みを浮かべて
月影「そうですか?私の情報は役立つと思うのですが…」
花音「はぁ?なに寝ぼけたこと言ってんだ?」
月影「(つぶやく)…あとで覚えていてくださいね?」
笑みでつぶやく
花音「(M)なんだ?急に寒気が・・」
麻生の悪意で花音に寒気が走る
花音はそれを感じて少し引く
そこに助け舟が来る
省吾「いつまで、遊んでんだ?そろそろ、行くぞ。」
省吾が、急ぐようにせかす
それを聞き、いつもの笑顔で
月影「はい☆いそぎましょうか!?」
麻生が省吾の元に走り出す
それを見て安心して
花音「(息をついて)ふぅ~」
理緒「助かったみたいだね。」
理緒が笑顔で花音に言う
花音はそれにむかついて(?)
理緒をつかんで(からんで)
花音「こんの~。」
理緒「あははははっ」
じゃれている
瑠璃「お二人さん、遊んでいるとおいていきますよ。」
瑠璃が声をかける
そして、二人はからみを少しやめて
ついていく
理緒「はぅ~、待ってください~」
廃屋-アイズ
何かの取引の現場らしい
トランクの受け渡し現場
両者とも中身は粉の薬らしい
アイズ「…ここが、そうか。」
アンジェ「えぇ、そのとおりですよ。」
影に隠れながら会話をしている
そして、機を探している
アイズ「(M)敵は三十…やれない人数ではないが―――」
隣で解して
アンジェ「私なら平気ですよ。自分の身くらいは守れます。」
アイズ「心配などしていない。だが、この程度のがAランクというのが、解せん。」
その言葉に多少の反応を示す
アンジェ「(M)さすがは、アイズ君。これは、今までのAとは違う。今回のこれは、あなたが真のブルー・ローズに入るための試験。」
が、次の瞬間、辺りが崩れる
そして、取引をしていたであろう人たちが
次々に倒れていく
アイズ「考えていても始まらない。すべてを無に返す」
リコ「“滅瞬光”」
光の線がその場のすべての敵を貫く
そして、敵を完全にのしていく
男A「ぐふぁっ!?」
男B「くそ!?」
次々に閃光が敵を破壊していく
死んではないが、かなりのダメージを与えている
その一撃一撃が気絶レベルのダメージである
その場のほぼ全員が気絶する
その場でたっているのは、
アイズ・アンジェ・そして、もう一人…
?( )「なるほど、あなた方がブルー・ローズですね。」
光の筋が奏の前でずれている
まるで、屈折するかのように
アンジェ「(M)情報どおり、彼がこの中にはいたのですね。の裏切り者。」
奏「それにアンジェですか。私の始末ですか?」
光の筋が反射してくる
そのすべてが二人のみに攻撃してくる(反射)
アイズ「なるほど、あんたも翼が使えるのか、だったら手加減などしない!」
背中に黒い翼が現れる
その黒い翼がさらに大きくなる
奏「あなたの力では無駄ですよ。」
光の膜が奏の前に具象化される
さきほどのアイズの攻撃を回避した力だ
アンジェ「(M)彼の力は、青薔薇でも管理していない力。まだ、蕾だった力…もし、開花していたら…」
手帳を取り出す
その手帳に奏の能力を見て、書き記していく
アイズ「今度は、全力だ。」
リコ「“聖なる光、邪悪なる闇の払えなる力、汝の我を別つ影、すべてを払う力となれ”」
アイズの黒き翼が強大さを増す
そして、次々に光を取り込んでいく
あいず「“滅瞬光”!?」
すべての筋が数本に分かれ
さきほどの線とは違う強大な力で
敵に向かう
アンジェ「(M)…やはり、アイズはもう、青薔薇として合格ですね。負けようが勝とうが。」
その光が屈折する
奏「無駄ですよ。私の力の前ではね。」
光がすべて屈折して
奏にあたるすれすれをとおる
アイズ「全力で行くといっただろう。」
地面にあたった光が反射する
その反射した光が奏の腕をかすめる
奏「くっ…」
急所は外れてはいるが、
かなりのダメージを与える
奏の背中の翼は小さくなり
しぼんでいる
アイズ「終わりだな。」
アイズが構える
奏の周りに邪気が募っていく
そして、違う雰囲気になる
奏「終わりなのはあなたの方ですよ。」
邪気がひとつになっていく
そして、さきほどよりも強い力を放つ
アンジェ「(M)…しかも意識はあるようだな。なるほど、今回の事件…」
光の膜が一気に広がる
奏「容赦はしませんよ。」
奏の周りには光の膜
そして、手には闇の剣
アイズ「容赦をしないのは、こちらもいっしょだ。」
光の線が辺りを飛び交い
そして、奏を捕らえる
奏「無駄ですよ。」
光の線がすべて奏をよける
それどころか、一部が反射してくる
アイズ「(M)奴の力は二種類。ひとつは、屈折させる力、もう一つは、反射する力。これ以上の能力はだ。」
一つの確信をする
そして、今まで以上の光を翼に宿す
アンジェ「(M)まだ、成長しますか…アイズ君。やはり、君は…」
今まで、直進的な線だったが、
自在に曲がったりする線になる
その線が奏を捕らえ始める
アイズ「チェックだ。」
屈折・反射、関係なしに
すべての線が奏を完全に捕らえる
奏「くっ…」
奏はなすすべなく、すべてがあたり倒れる
そして、消えていく
アイズ「楽勝だな。」
アイズが振り返り去っていく
アンジェが携帯で何かを操作して
アンジェ「待ってください。アイズ君。」
アイズのあとを追いかけていく
そして、姿が見えなくなった頃
光の粒子が形をなしていく
そして、携帯の鳴る音
奏「はい。えぇ…やはり、彼はこっち側の人間に近いです。はい。今後、私も彼の観察につきます。」
温泉?
理緒が一人で騒いでいる
それにユフィも加わっている
理緒「はぅ~、すごいです~。」
ユフィ「広いです~。」
騒ぎながらはしゃぎながら
走り回っている
理緒「広いです~。」
転ぶ
そして、立ち上がる
月影「理緒さん、少し静かにしていてください。」
麻生が理緒を制止する
花音・瑠璃は静かに座っている
省吾はその場にいない
花音「まったく、理緒は子供だね~。(笑)」
騒いでいる理緒に言う
理緒は頬を膨らませる
理緒「花音君には言われたくないよ~だ。」
最後の台詞の前で制止が入る
省吾「さてと、今回の任務を話す。」
瑠璃「えぇ、よろしくお願いします。」
瑠璃の言葉で省吾が話を進めていく
そして、しばらくの時間が経つ
露天風呂-女
温泉には、麻生・瑠璃・花音が入っている
リラックスしているかのように
思い思いの姿勢で入っている
月影「ふぃ~。」
麻生が足を伸ばしながら、入っている
そして、手を上に伸ばす
瑠璃「気持ちいですね。」
瑠璃は温泉の縁(岩)に座っている
下半身だけが湯に浸かっているという感じだ
花音「ほんと、ほんと、気持ちいいよな~。」
花音も縁に座り、足をばたつかせている
水しぶきが散っている
瑠璃「ですが、これも仕事ですからね~。」
瑠璃が現実に戻す
そう、これも仕事の一つなのだ
花音「わかっているって!?」
瑠璃の方を見て言う
月影「仕事じゃなければ最高なんですけどね~。」
麻生もそれに賛成する
瑠璃「(M)あなたは、仕事じゃないんじゃないですかね…」
瑠璃が、麻生の顔を見て言う
何事もなく時間が過ぎていく
付近
お風呂の入り口で控えている
理緒「本当にこんなんで捕らえられるのでしょうか?」
理緒が椅子に座りながら言う
それに対して、省吾が笑いながら
省吾「まぁ、まずつかまらないだろうね。こんな手で、つかまるのはどこかの馬鹿くらいだろうね。」
理緒「だったら…」
何かを取り出して
省吾「でもね。その馬鹿が犯人らしいから。」
写真を何枚か取り出してみせる
写っている者はどこかで見たことのある風貌だ
理緒「この人…」
省吾「あぁ、知っているかもしれないが、だ。」
誰が見てもわかるようにしっかりととられている
犯人の姿は見ての通りだ
それを誰がとったのかはわからないらしいが…
理緒「つまり…」
省吾「こんなバカみたいな手でもひかかるさ。オレの包囲網は完璧だ。」
自身満々に言う
理緒「はぁ~、これが試験だったらいいのに…」
省吾「あはははは、そうだったら楽勝なのにな(笑)」
露天風呂-男
何人かの人が入っている
関「ふぅ~、温泉なんて久々だな。」
関が足を伸ばしながら、
ゆったりしている
お湯にタオルを入れて
ふくらましながら
魄童「ここって、タオル入れちゃまずかったかな。」
魄童がタオルで遊んでいる
関は温泉でゆったりしている
努「ゆっくりと浸かるっていいな~。」
努も静かに入っている
だが、男湯と女湯の狭間にある生物を発見する
関「今日もか…」
関がため息をする
このところ毎日、いる存在
祐里「おっ、あんた達もいたのか。」
親しげに話し掛ける
二人は無視している
一人だけが近づいていく
努「よぉ、今日は、何を教えてくれるんだ?」
親しげに近づいていく
そして、隣に座る
祐里「今日は、極意を教えてやるよ。」
努「極意?」
2人とも真剣な顔になり
祐里「其の1―――息を殺して…。」
息を押さえる
祐里「其の2―――素早く獲物を捕らえて」
2人ともそれぞれを捕らえる
祐里「其の3―――ターゲットを嘗め回すように!!」
関「なっ…ナメ!」
関が反応する
それに対して
祐里「騒ぐなよ!」
祐里が怒る
それに対して素直に
関「すまん…。」
誤る
魄童「(M)どうして、タッチャンが誤ってんだ?」
祐里「ったく。」
努「なるほど…」
努と祐里が隙間から除いている
露天風呂-女Ⅱ
女3人でいつのまにかじゃれている
月影「でも、瑠璃さんって、胸大きくてうらやましいですね~。」
麻生が瑠璃の胸を見て言う
自分の胸を見て
瑠璃「麻生さんも大きいじゃないですか~。」
瑠璃も麻生の胸を見て言う
花音だけは話に参加しない様子
花音「ガキだな~、あんた達。」
皮肉を言う
それに対して
月影「あ~ら、花音君、ひがみですか?」
麻生が花音にじゃれつく
その反動で沈む
花音「げほっ(咳)何すんだよ!?」
花音がお湯から飛び出す
すると、ギシギシと音がして
境目の壁が壊れる
そして、二人の男が突っ込んでくる
祐里「ギャッ!?」
努「げっ!?」
そのまま女湯の中に突っ込む
そして、女湯に沈む
瑠璃「きましたね。」
瑠璃が翼を広げる
全員、すでにユニオンしている
花音「まったく、バカね。」
上空から魂の宿った石が降ってくる
すべてが、二人を狙って落ちてくる
祐里「くそっ!?“紅蓮発火翔”」
祐里の背中から炎が上がり
そこから、炎が連発される
その炎が石を砕いていく
瑠璃「中々やりますね。」
いつのまにか瑠璃と麻生は服を着ている
祐里の能力を見て
瞬時に対応策を練る
花音「てめぇらだけ、服を着やがって…」
花音はバスタオル一枚の姿
必然的に的は花音になる
祐里「的は分かっているな!?」
努「もちのろんだ!?」
祐里の体から炎が上がり、
辺りの水分を蒸発させていく
また、努の体も硬質化していく
花音「正面からくるなんて、やはりバカだな。あんたら。」
花音が淡い光を宿す
そして、辺りの物質、次々に魂が宿っていく
瑠璃「(M)花音一人に任せておけばとりあえずは、平気そうだな。」
月影「(M)えぇ、私は、省吾さん達を呼んできますね。」
麻生がパタパタと入り口の方に向かっていく
祐里「その薄布を燃やしてやる!」
体から更なる炎が上がる
そして、その炎があたりに散らばっていく
瑠璃「私が、辺りを守ります。ですから、本気でやってください!」
瑠璃が傘を取り出す
その傘から疾風を起こして、
その炎をかき消す
花音「あぁ、わかっている。」
辺りの石などだけでなく
温泉の湯にも魂が宿る
祐里「オレの炎はそんなんじゃ、消えないぜ!」
更なる炎が
お湯を蒸発させる
花音「無駄かどうか、てめぇの体で…」
水の刃が祐里を切り裂いていく
そして、更に新たな水に魂が宿る
祐里「くそが!?」
辺りの水分を一気に消し去る
まるで、砂漠のように
瑠璃「…まったく…・」
瑠璃の攻撃も開始する
ものすごい速さでの攻撃
祐里は眼では追えず、
次々に傷ついていく
祐里「なっ…」
花音「…一気にけりをつけるぞ。」
花音の光が手に集中する
拳のみが輝く
そして、地面をける
祐里「だが!?」
花音の拳は完全に祐里を捕らえる
だが、また祐里の手がバスタオルを捕らえる
花音「へへっ。」
バスタオルの下には…
祐里「げっ!?」
がっかりした勢いでそのまま気絶する
花音「へっへ~んだ。残念でした。」
花音は水着を着ている
祐里だけでなく努もがっかりする
そこで、網が振ってくる
そして、捕らえる
理緒「これで、です。」
祐里・努はそのまま捕獲される
一枚の紙を取り出して
何かを書いて
省吾「これでよし。」
網に何かを貼り付ける
すると、網が消えていく
それと共に祐里・努が消えていく
花音「…何をしたんだ?」
花音の問に瑠璃が答える
瑠璃「本部…学校に送還しました。」
花音「なるほど、じゃぁ、これで終わりか。」
省吾「あぁ、なんとかな。」
理緒「では…」
理緒が通常モードに戻る
省吾「あぁ、あとは、自由に行動してもらってかまわない。」
省吾が自由の合図をする
すると、それぞれが笑顔になる
花音「じゃぁ、オレはゆっくりと温泉に入らせてもらうぜ。」
花音が大露天風呂の方に向かっていく
その後を麻生もついていく
月影「私も温泉に入ってきますね。省吾さん。」
省吾は手をひらひらと振る
麻生は笑顔で花音のあとをついていく
省吾「あんたらは、どうするんだ?」
瑠璃「私は、少し散歩でも行きますよ。」
瑠璃が笑顔で答える
それに対して
省吾「じゃぁ、オレも行くかな。理緒はどうする?」
理緒は少し考えて
理緒「はい。私も付き合います。」
省吾「いいよな。瑠璃。」
瑠璃に一応聞く
瑠璃は頷き
瑠璃「はい、いいですよ。人数は多いほうが楽しいですしね。」
省吾「じゃぁ、行こうぜ。」
省吾を先頭に3人が進んでいく
近くの木の上
木の下の様子を見ている
そして、二人の少年と異形の者を見つける
?(凍夜)「このまま行くと、あの二人が降魔とぶつかりますね…。どうしましょうか、助けるべきでしょうか…」
近くの風景に悩む
このまま行くと、二人の少年が普通の人間なら
確実に殺される
だが、助ける義理などないのだ。
凍夜「…少し様子を見ましょうか、おもしろい発見があるかもしれませんしね。」
そのまま傍観の立場をとる
近くの森
二人の少年が歩いている
辺りに注意しながら
木々をかわしながら、進んでいく
関「なぁ、なんで…」
笑みを浮かべながら
魄童「あなたは、麻生さんには逆らえないんですね。何か弱みでも握られているのですか?」
かすかに笑いながら言う
それに対して、
暗い影を宿しながら
少し怒った風に
関「あぁ?なんだってぇ~?」
それを見て
魄童「いや、なんでもないです…」
いきなり、剣が姿をあらわす
宙に浮く剣。
そう、龍也の翼・乱龍丸である
乱龍丸「気をつけろ。敵だ。」
瞬間、光の波動が辺りに散らばる
そして、木々が破壊される
それには、眼をくれず
龍也が乱龍丸をつかむ
関「てめぇらか…オレの睡眠の邪魔をした奴は!?」
龍也の波動であたりの木々が凍りつく
二人と降魔を包み込むように光のドームが出来る
魄童「(M)辺りには、結果を張っていますから、多少は大丈夫ですが…八つ当たりはないんじゃないのかな~?」
魄童の体の筋肉が一気に発達する
そして、体に光を宿していく
降魔「(泣き声)」
敵が泣き声と共に襲い掛かってくる
それをすべて回避して
関「遅いぜ!?」
剣戟が降魔の一体を切り裂く
降魔「ギィ!?」
降魔が爪でその剣戟を切り裂く
ほとんどダメージはないようだ
関「ちっ!?この程度じゃだめか。」
龍也が剣を持ち直す
剣の周りに凍気が流れる
そこで、制止の手が加わる
魄童「龍也さん、君は休んでいてください。」
それに反論する
関「なんでだよ!あいつは、オレの相手だぞ。」
それに対して
魄童「龍也さん、あなたが全力でやれば、被害は大きくなります。それに、あなたは本来怠け者ですよね。」
その言葉と共に、
乱龍丸が消える
関「わかったよ。たまには、あんたの力も見せてやらないとな。視聴者に…」
関が木の上で横になる
そして、凍気の結界を張り、魄童の法を見る
魄童「では、私の力を見せましょうか。」
魄童の体から光体が現れる
それが、魄童の意思と直結して動く
関「(M)あれが…」
光は天使の形をとっていく
魄童「一気にけりをつけますよ。」
天使は高速で動き敵を攻撃する
光の波動で攻撃する
降魔「ギィ!?」
その動きをすべて回避する
そして、天使に攻撃を仕掛ける
魄童「攻撃を仕掛けましたね。」
降魔の攻撃はすべてその身に返る
そして、滅びていく
関「もう、終わったのか!?」
龍也が木から飛び降りて言う
魄童「えぇ、降魔の方は…」
その言葉と共に
辺りの雰囲気が変化していく
そして、二人を黒い闇が捕らえる
関「ぐっ!?なんだ…この力は…」
魄童「これは…」
そして、二人の体を拘束していく
闇の鎖が出来る
関「くそっ!?誰だ!?」
闇の力をまとい降りてくる
凍夜「初めまして…翼を持つ少年達よ。」
神秘的な雰囲気を纏っている
炎のようで凍りの冷たさをまとった気
魄童「くっ…この程度の鎖…」
魄童の体が光に包まれていく
力をこめて鎖を破ろうとする
凍夜「無駄だ。この鎖はどのような者にも敗れはしない。」
その瞬間、鈍い音と共に冷気が凍夜の体を覆う
関「この程度の鎖でオレを抑えようなんてな。」
タッチャンの腕と乱龍丸が一体になっている
そして、今までにない力を出している
凍夜「なるほど…あなた方は…」
その言葉とほぼ同時に二人を
邪悪な物が二人を包む
関「なっ…」
一瞬で力を押さえ込まれる
魄童「くそっ!?」
そして、腕に何かが形をなしていく
翼にも取り付いていく
凍夜「それは、ですよ。お二人さん。」
関「くっ……」
そこで、二人の意識は途切れる
学校
研究室
そこには、アンジェとアイズがいる
アンジェはアイズが入ってくるのを
確認すると何かを投げ渡す
アンジェ「おめでとう。これで、あなたもはれて、学長の狗だ。」
アイズが渡された腕輪をつける
アイズ「これが、青薔薇の証…」
アンジェ「えぇ、各々にあった形をとるものですよ。アイズ君。」
腕輪を眺めている
そして、腕輪に触れている
アイズ「ありがとう。」
それだけ言うと、その場をさろうとする
それに制止が加わる
アンジェ「待ちなさい。」
アイズ「はい?」
アイズに近づき
そして、紙を渡す
アンジェ「青薔薇には、称号の証とそして、もう一つ神名が与えられます。」
それに対して、
紙を見ながら
アイズ「神名?」
アンジェ「えぇ、通り名ですね。そして、あなたが背負う神名は…」
アンジェが一度きる
そして、
アンジェ「『瞬閃の悪魔』です。アイズ君。」
アイズ「そうか…それが、オレの背負う神名。」
アイズが紙を見ながら言う
そして、思い
アイズ「いいな。その神名は…背負ってやるよ。この命に代えてもな。」
混浴風呂
花音「くふぁぁ~、仕事の後の温泉って気持ちいいな~。」
手を上で組み伸ばす
足ももちろん伸ばしている
月影「花音さんって、親父くさいですね…」
花音「なっ…んなことあるかよ!」
花音が顔を真っ赤にして言う
麻生は相変わらず笑っている
月影「でも、気持ちいいことは確かだよね~。」
麻生も花音に同意する
花音は怒りを完全に消化する
花音「だろ~、」
月影「えぇ、」
そこに参入者が来る
温泉の温度が急激に冷える
花音「なっ、なんだ!?」
月影「…まさか…でも、それなら、どうして…」
麻生は理由をしっている様子
関「強い奴…見つけた…」
腕を中心に闇の気をまとっている
そして、まるで何者かに操られているかのように
生気を宿さない瞳
花音「…なに、こいつ…」
月影「…タッチャンさん…どうして?」
乱龍丸が最終形態をとっている
そのため、辺りが次々に凍っていく
花音「麻生さんの知り合いなのか?」
月影「えぇ…でもいつもと雰囲気が違います。」
体全体に鎧のようにまとわりついている闇
そして、乱龍丸の姿もいつもと違い不気味と
邪悪さをまとっている
関「あんたら、強い。」
龍也が剣を構える
そして、襲い掛かってくる
花音「まったくね…。“翼まといし者…汝の孤独を知れ!?”」
謳と共にあたりの空間が変化していく
そして、龍也が発していた凍気が消えていく
月影「…タッチャンさんが本気ということは…」
麻生に膨大な光が発する
そして、六枚の羽根が背中に生える
乱龍丸「“凍れる刃…まとわん。”」
省略詠唱
詠唱終了と同時に刃に氷の力が宿る
関「“絶氷刃”」
そして、辺りに凍気が再び発せられる
花音「オレの封印陣をいとも簡単に破るとは…」
月影「ここからは、私に任せてください。花音さんは、結界の方をこのまま張っていてください。」
いつもどおりの笑顔で言う
花音は少し心配そうな顔をするが、
自分ではかなわないことを了承済みで、
結界創造に集中する
関「我が刃、受け止められるものなら、受け止めてみな!」
龍也が高速移動する
花音の眼には写っていない
月影「甘いですよ。その程度の速さじゃ。」
麻生も高速移動する
光の筋が見えるだけ
花音「はやいっ!?」
花音では参加することも出来ない
ものすごい速さ
そして、何度もの攻撃の跡
関「でぇや!」
龍也が剣を振り下ろすと
その剣から青い氷の剣戟が出る
月影「くらいません!」
麻生が緩急をつけた速度で攻撃する
そうすることにより、
急激な速度変化による攻撃により
龍也は交わすまもなく全部ヒットする
関「その程度の攻撃が聞くと思うのか!?」
月影「聞くなんて、思っていませんよ。」
緩急をつけたことにより、
生まれた衝撃波が龍也を切り刻み
それと共に、壁に埋めることにより手足の動きを封じる
関「なるほど、動けなくすることが目的か…だが!」
壁に皹が入っていく
月影「それだけじゃありませんよ。」
言葉と共に謳を歌う
いつもの笑顔からまじめな顔に買えて
花音「(M)二人ともすごい…」
アテナ「“全能の光の名において命じる。我と汝が生きる星の光において強いる。”」
まだ、謳の途中
関「くっ!?時間稼ぎか。」
岩がどんどん壊れていく
アテナ「“二人の術を、使いて汝の闇を払わん!?”」
アテナ・麻生の辺りに光がどんどんたまる
ほぼ、全力の一撃
月影「(M)操られているだけなら、これで何とかなるかも…ただ、逆も…」
関「くそが!?」
辺りが凍気で破滅していく
それと共に押さえが破壊される
関「終わらせてやる!?」
関が高速で麻生を攻撃する
だが、その前に砕けた石が龍也を捕らえる
花音「甘いね。その子は攻撃させないよ。」
そして、完全に捕縛する
月影「…いきますよ。“ブラック・ブラック・ジャベリン”!?」
ものすごい光の束が龍也を捕らえる
関「なっ…」
光がヒットする
花音「(M)…ってか、普通に消滅するんじゃないのか?」
龍也がいた場所と共に
結界も消滅する
月影「…」
花音「どうした?」
月影「やりすぎちゃった~、あはははははっ」
花音「って、そんな…」
地面が割れて龍也が現れる
関「てめぇ~、オレを殺すつもりかよ。」
龍也が麻生に殴りかかる
月影「そっ、そんなつもりはなかったんですけど…」
関「だったら、なんで、テメェ~の全力の技を出すんだよ。」
月影「いや…それは…」
よく見ると、龍也の右腕が消滅している
血すらも流れていない
関「しかもだ、これで二度目だぞ、二度目!!」
月影「はぅ~、私のせいじゃないです~、(開き直って)というか、タッチャンさんが悪いんですよ。操られるから~。」
関「うっ…それは、そうだが…。」
麻生の勢いに押されていく
月影「いやむしろ感謝されるくらいですよ。助けてあげたんだから。」
関「…ありがとう…。」
結局、麻生の勢いに押されて、誤る
花音「(M)この人も麻生さんには弱いのか~。麻生さんって一体…」
月影「…タッチャンさんは、省吾君にでも見てもらってね。」
関「…あぁ、そうするよ。」
月影「じゃぁ、いっしょにきてください。」
関「わかった。」
月影・龍也が歩いていく
それを追いかけていこうとするが、
自分が裸であることに気づく
(麻生はいつのまにか着替えている)
花音「(M)…着替えなくちゃ。」
服を探している
少し離れた森
光の天使と理緒が戦っている
省吾はコメカミを指で叩きながら、見ている
理緒「“紅蓮翔天”」
炎を纏った羽根が低空飛行する
魄童「その程度、私の天使には効きません。」
天使が上空に飛ぶ
それと同時に羽根も上空に上がる
理緒「私の力を侮らないでください。」
理緒が高速で魄童に向かう
魄童は黒い剣を構えている
天使は炎に包まれ、消えている
魄童「天使を倒すとはさすがですね。でも、私はあれよりも強いですね。」
黒い気が魄童を包み込む
省吾「(M)…あれが、か…。なるほど、限界以上の…いや、まだ、限界ではなさそうだな。」
省吾がウィンクする
理緒がそれを見て理解する
理緒「(M)もう少しですね。わかりました。」
理緒が魄童を翻弄するような動きをとる
魄童は理緒に攻撃を当てられずにいる
魄童「くそっ!?そんな卑怯なことするんじゃない!」
魄童の力が広がっている
黒い気が膨大になる
省吾「(M)…これは…魄童の力が…限界を超える…」
膨大な力が形をなしていく
魄童「“我がに秘められしよ。我が思いを募らせその力となれ。”」
そして、特定の形になる
光の力を持つ巨大な機械
ただし、今は闇に包まれている
省吾「(M)…予定外だ。ここまでの力を秘めていたとは…」
省吾がそれを見ている
全長10m前後の巨体
そして、それに魄童が乗り込むような形になる
魄童「全力で行きますよ。」
魄童が操縦する(魂の共鳴)
それにより、巨神が動き出す
そして、拳で殴りかかる
理緒「“眠りし炎よ。いま、蘇れ!”」
理緒の背中の羽根が舞い散っていく
そして、その羽根が炎を纏っていく
そして、理緒が炎を纏う
炎が鳥のような形になる
理緒「“紅蓮翔・天空”」
そして、突っ込む
理緒は魄童の攻撃を回避しながら、
巨神に突っ込む
魄童はそれを無視して殴ってくる
魄童「ザクとは違うのだよ、ザクとは!!」
炎に包まれた理緒ごと殴り飛ばす
理緒はそのまま壁に激突する
だが、理緒の後ろには
省吾「まったく、無茶しちゃだめっすよ。」
省吾が理緒をつかみながら言う
理緒と壁の間に入り、
理緒のダメージを和らげたのだ
理緒「省吾さん…」
省吾「後は任せておけ。」
理緒は笑顔で省吾を見ると
そのまま気絶する
魄童「次はあんたが相手ですか?」
省吾「あぁ、オレが相手をしてやる。」
省吾が立ち上がると同時に魄童が殴りかかってくる
省吾はそれを片手で止める
魄童「なっ…」
省吾「少し待てよ。」
そのままはじけとバス
そして、理緒を安全圏に移動させ
結界を張る
省吾「これでいいな…」
省吾が魄童をにらむ
それにより、威圧される
魄童「うっ…」
省吾「この罪は重いぞ…たとえ、仲間でもな。」
省吾の力が何重にも重なり合う
魄童「そっ…そんな脅しが通じるか!」
魄童がそれを見て殴りかかる
だが、あたる前に腕が破壊される
省吾「…破壊させてもらうぞ。」
省吾が札を二枚投げる
その符から炎が上がり、
そして、巨神を包み込む
魄童「この程度の炎!」
それを見て、印を組みながら
省吾「“伏して願い奉る。我を加護する神々よ。黒のより沸きいづる陽炎よ。天のになりて、是に舞い降り給へ!”」
その焔が黒くなり
そして、大蛇が召喚される
魄童「これは…式神、騰蛇…」
すべてを燃やし尽くす邪悪なる炎
体中が崩れ行く
省吾「ダーク・ギア、破壊するぞ。」
騰蛇が省吾の腕にまとわりつく
魄童「召喚を戻した!?」
新たな印を組み
省吾「裏式、騰蛇!?」
省吾の腕に蛇を主とした武具になる
その武具にて魄童を切り裂く
魄童「バカな…ザクとどうレベルだと…」
巨神が破壊されていく
それと共にダーク・ギアも破壊される
そして、意識を失う
省吾「(M)…あいつが動き出したのか…。」
部屋
その場には省吾・龍也・麻生がいる
理緒・魄童は気絶している
花音「(ため息)な~んで、こんなに人が増えているんだよ。」
扉を開けながら言う
月影「いいじゃないですか!?みんなのほうが楽しいですしね。」
花音「だけどさ、こいつらブラッティ・クロスだぜ。」
月影「それを言うなら、私もですよ。」
花音「うっ…だけどさ…」
そこに
省吾「まったく、二度目だな。」
省吾が龍也のない腕に添える
龍也はそれをしている
龍也「文句ならあいつに言ってくれ。」
小さな声で言う
省吾「(ため息)まったく、じゃぁ、行くぞ。」
片手を添えて、
そして、もう片手で印を組む
龍也「今度はちゃんとしろよな。」
省吾「わかっている。」
それと共に淡い光が龍也のない腕に集まる
そして、再生をはじめる
そこに恒例のように
月影「ねこきゅう・・」
ボソッとつぶやく
それと共に光が消える
省吾「…ごめん…」
龍也「…またかよ!」
省吾「だから、文句はあいつにいえ。」
龍也「はぁ?オレがいえるかよ!」
ねこきゅうの龍也
月影「ふふっ、かわいいですよ。」
花音「ねこきゅう!?」
花音が眼を輝かせている
そこに扉が開き
秋月「みんなして、タッチャンで遊ばないで!」
秋月が乱入してくる
それを見て、龍也が部屋を飛び出す
それを秋月が追いかける
秋月「あっ、逃げた!」
花音「…さわがしかったね…」
省吾「(M)…あのままでよかったのか?」
月影「タッチャンさん大変そ~。」
秋月がタッチャンを追いかけている
走っている後が砂煙を巻き上げている
いま、いる場所がわかるほどだ。
省吾「(M)まぁ、任務は完了だな。」
携帯をいじり、何かを送信する




