彼女の正体と少女の行方。
月曜日は少年にとって驚くことがありながらも夜は少女とぐっすり寝ました。
そして翌日、火曜日になり同じように支度をして学校に行こうと玄関に行きます。
少女は同じように 「行ってらっしゃい!!気をつけてね!」と元気よく言うと少年は「ん、行ってきます」と学校に行きました。
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はぁ…。 アリアが居てくれたから昨日はよく眠れたはいいものの…気になる事は沢山だし…またすれ違うかもしれないのか…。
それにしても、登校する時には見ないんだよな…。と思っていると見慣れない黒い車が横を通っていく。
少年はそんな一瞬でも、転校生の少女が車に乗っているのを目撃します。
「…なんで、あんな車に…いや、別人だからか…。」
と、困惑しつつもそう言い聞かせているとそんな時、アリアは家で寛いでいるとまた気配察知をします。
「……!?」
「まただ…もう居ないはずなのに、どうして…。」と
少女も困惑している様子。
そんなことがありつつも学校に到着し、いつも通り授業を受けてはあっという間に昼休み。
「やっと昼休み…。」
少女も料理が出来るようで少女に作ってもらった弁当を開けます。
するとすごく綺麗に整った美味しそうなお弁当を前に少年の友達2人組が来ます。
「お、なんか今日のは一段と美味しそうだな。」
「ああ…これか…知り合いの女子に作ってもらったんだよ。」
「女子に作っ…??」と友達2人は困惑して固まったかと思えば「お前にやっと彼女が…!?!?」
「しかも、それって同棲…!?」と騒ぎ出します。
少年は溜息を付きながら
「彼女じゃないし…同棲は…まぁ、してるようなもんだけど。」と言うと友達は感動のあまり泣いてしまいます。
「まさか俺たち以外に興味がなかったお前がそんな事に…。」
「僕も驚きました…それにしても付き合ってもいないのに同棲…??」と今度は圧をかけ始めます。
忙しいな…と少年は思いながらも
「それには事情があってだな…。」と全て包み隠さず説明します。
「図書館で勉強してたら突然声を掛けてきて」
「うんうん」
「それから突然家に連れてかれて…。」
「!?」
「なんで!?」
「そのまま俺が相手が吸血鬼と気付いてるのを知ったらそのまま吸血されて…。」
「は!?」
「そのとき大丈夫だったんですか!?」
「いやまぁ…気絶してそのまま相手と同じベッドで寝てた…。」
「…なんなんだよ。」
「え、これ、馴れ初め聞かされてます?」
「それからかくかくしかじかで俺の家に…。」と説明し終わり、どうして2人はあまり驚かなかったのかと言うと友達2人も実はそういう見えない物が見えてしまう人達で、少年の事情を唯一知ってるいて少年の心の支えにもなっている2人です。
事情を知った友達2人は
「大変だったな…。」
「厄介なもの抱え込んじゃいましたね。」と心配そうに言います。
その様子を見て少年はこう言います。
「でもまぁ…一緒に居ると楽しいし…気が楽だよ。」
と言った後友達2人は
「そうか、それは良かった。」
「また何かあったら何時でも僕たちに相談してくださいね。」と優しく言います。
「ありがとな…。」と色々話しては昼休み等が終わり
ついに放課後になり同じように帰ろうとするとまたもや転校生がまるで見計らっているかのように前から向かいからやって来ます。
すると今度は「ご機嫌よう。」と共に去り際に
「彼女を幸せにしてあげてね。」と少年にボソッと呟きます。
少年は更に困惑しました。
どうして少女の存在を知っているのかと…。
疑問に思いながらも早く帰らなきゃと家に帰り
今日も玄関を開け「ただいま〜」と言うと
返事はない。
いつもなら真っ先に飛びついてくるはずのアリアがいない。
胸がざわつく。
「……アリア?」とリビングに行くと
そこには昨日はお出迎えしてくれた少女が居ませんでした____。




