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甘い血が導く先は___  作者: 姫宮 りりあ
君がいる日常。
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7/17

新しい居場所と2人の気持ち。後編

「〜〜〜っ////」

少年のベッドで横になっては顔を赤くし恥ずかしそうに悶えている。

尻尾が弱点だと知られた…!!

顔赤くしているのを絶対に見られた…!!

あんな事ばかりしているが、弱い所は見せたくなかったのに…!!

私のばかばか、大馬鹿者〜!!

少女はベッドでもう1つあった枕を抱いて横になっては丸くなっている。

一方その頃、少年はというと___

その場で座り込んでしまっていた。

「〜〜〜〜っ!!///」

なんだ、あの可愛い声は…!?

それにベッドの下の本を見られたあ逆、揶揄われた!!

しかも、本を返す時、あいつ地味に顔赤くなかったか!?

今頃、俺のベッドに…あ〜〜もうっ!!

「ほんっとに…自由奔放なんだから…」

ボソッとそんな事を言ってはアリアの様子を見に自室に向かう。

何となく気配を消して少女の様子を見ようと部屋のドアを最小限に音を抑えて少し開けては覗くように見ると…。

「っ………。」

少女はそのまま眠ってしまっていた。

その様子を見た少年はほっとしつつ部屋に入ってはベッドに座り寝顔を見詰めている。

「…寝てる時はこんなに可愛いくせに。」

ボソッと呟くと少女が少年の方へと寝返りを打つ。

そのまますやすやと幸せそうに見られているとも知らずに少女は寝続けた。

少年はバレる前にと部屋を出ようと立ち上がろうとした瞬間

半分起きた少女が腰に抱き着き引き留める。

「…まだ、行かないで、傍に居て。」

少年が驚きながらもそっとその場に居続けた。


その後、二人は夕食を食べた。

アリアは何度も話しかけてきて、

カナトは呆れながらも相手をする。

そんな時間が少しだけ心地よかった。

気付けば外は暗くなり、

二人は眠る準備を始めていた。


~その後もなんやかんやありつつ翌日~

「…おはよ。」と目覚めた少年が挨拶をすると少女も

「おはよ〜…」と返す。

この間、知り合ったばかりのはずなのに当たり前かのように同じベッドで眠っていたのである。

そのままむくりと2人とも起き出しては少年はそのまま学校に行く準備を進める。

少女はゆっくりと歯を磨いたり身だしなみを整え朝食の準備をしていた。

パンが焼け終わった音がしたと同時に「できたよ〜!!」と少女が少年に声を掛ける。

少年は「いま行く!」と学校に行く支度が終わり席に着く。

そして2人同時に「いただきます!!」とパンを食べては少女が美味しそうにしながら食べているのを満足気に見て、食べ終わったあと片付けては学校に行こうと玄関に向かう。

「本当に行っちゃうんだ…。」と少し寂しげに少女が言った後、少年は安心させようと頭をポンポンと撫でたあと「夕方にはすぐ帰ってくるから大人しく待ってろよ。」と優しく言った。

すると少女は元気よく「うんっ!」と頷いた。

「行ってきます!」と少年が玄関を開け

「行ってらっしゃい!!」と少女は見送った___。

一問一答!ミニコーナー!!

Q.なんやかんやと書いてありましたが何していたんですか?

アリア「…その後は、カナトが起こしてくれて晩御飯を食べたり…。」

カナト「学校に行く準備をしてたらアリアが一緒に寝る!とか言い出して…そのまま寝た…。」

アリア「そのあと私より早く寝ちゃったカナトが寝言でアリアの寝顔可愛い〜とか言い出してたんだよ〜!!」

カナト「なっ…!?

もう起きてから何回も言ってるがいい加減、揶揄うのやめてくれ!!」

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