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変わらぬ日々と___

あのあと何事も無くご飯を食べて寝る準備をして

一緒に寝た。


――― 翌日 ―――

「おはよう…。」

と少年が起き上がると少女は先に起きてご飯とお弁当を作っていた。

「あ、やっと起きた!おはよ〜!!」

少女はいつも通りに無邪気な笑顔で微笑み

「…いつもありがとうな。」

その様子を見ては嬉しそうにしつつも何処か寂しげな笑みを浮かべ

「これぐらい、出来て当然!!」

その笑みを気にしつつもふふんっと嬉しそうに尻尾を振りながらドヤり

そんな少女を見ては思わず口から

「可愛い……。」と言ってしまい

少女は顔真っ赤で

「い、いきなり…何を言ってんの!!」

そう言うも尻尾はそのままぶんぶん振り続けていて

「あ、いや、つい…ごめん。」

そう言われては少し顔を赤くしつつも逸らして

「アリアが可愛いのがいけないんじゃん…。」

そういった後、少女は更に顔真っ赤にして

「うるさい、うるさい!!

もう、さっさと学校の準備してきなさい!!」

「カナトのばぁか!」

そう言う少女を微笑みながらも「はいはい」と言いながら支度します。

「よし、出来た!」

ちょうどその頃、カナトも支度を終えて部屋から出てきた。

「いただきます」と同時に言っては朝ご飯を食べ

「アリアの料理はいつも暖かくて美味しいな…。」

凄く嬉しそうに「そうだろう、そうだろう、エリスに教えてもらってすごく苦労したからなぁ!!」

尻尾をぶんぶん振りながらも誇らしげに言っては

「エリスの料理も美味しいし、それにまたカナトのご飯も食べたい!!」

と少女が言うと少年は

「嗚呼、またいつか機会があれば作るさ。」

そんな何気ない会話を交わし、朝ご飯を食べ終わり

「ご馳走様」そう言っては少年は学校に行こうと玄関に行く。

「それじゃあ、行ってくるから…絶対に家の外には出ちゃだめだからな。」

「わかってるよ!!…出来るだけ早く帰ってきてね!」

「行ってらっしゃい!!」

少女はいつも通り少年を見送ったあと朝ご飯を食べたあとの食器を片付けたり掃除したりしています。


その頃 少年は…。


はぁ…朝からアリアにあんな事言うなんて…。

もうこの気持ちを言うつもりは無いって思ってるのに…。

「このままじゃ…伝えてしまいそうになる…。」

そう思い、ぼそっと呟いていると友達二人組が後ろから来ます。

「おはよーう…ってどうした?浮かない顔して…。」

「また何かあったんですか?良ければ聞きますよ!」

そう言ってくれる友達を見ては安心したように昨晩の事を話すと友達二人組は

「…そんなことが…。」

「あ!そうだ、そうだ…ならさ、ここの夏祭り、土日にやるみたいだし行ってこいよ!!」

「いいですね!それが一番です!!」とチラシの写真を少年に見せると少し元気になってきたみたいに

「ありがとう…今度、アリアを誘ってみるな。」

と言っては少し表情が明るくなり

「よし!じゃあ、この写真送っとくからあとはご自由に〜…」

「僕達は日曜に行きますから、土曜の方が知り合い少ないかもですよ。」

「ん、そうしてみるよ。」

そう話しているうちに学校につき、あっという間にホームルームが始まっては

授業中____

はぁ…いま、アリアは何してんのかな。

そもそもアリアは俺の事どう思ってんだろう…。

少なくとも友達以上には…。いや、吸血鬼なんだし、人間の価値観とは違うかもしれないな。

それにしても…毎日のようにベッドで一緒に寝て…朝だって早起きして弁当まで作ってくれて…今日の会話だってまるで____。


___ト!!__カナ__!!

「如月カナト!!」

窓から見える外を眺めてはぼーっとしていたのか先生に呼ばれている事に気付かず慌てて

「は、はい!」

「教科書38ページ!!」

そう言われては咄嗟に立ち上がり教科書を開いては読み上げ…するとクラスはくすくすと笑い声が聞こえてきて少年は恥ずかしそうに読み上げ終わる。

そして…あっという間に昼休みの時間。


今日は久しぶりに屋上でお弁当を食べていた。

「にしてもお前が上の空なんて…余っ程、その子の事が好きなんだな。」

「そうですよ、カナトは今の所、僕たちの学年でトップなんですから…。」

「あー…そうだよな…。」

「…俺さ、夏休みの期間中、魔界に行くことにしたんだ。」

お弁当を食べながらもそう言うと友達二人組は唖然とします。

「は!?お前、魔界がどんなに恐ろしいか分かって言ってんの!?」

「僕は元々、そっちに住んでましたが本当に危険な所ですよ!!」

慌てて引き留めようとそう言うも

「大丈夫だよ。俺は自分の身は自分で守れるし…。」

「それに能力だって…。」

「そ、そうですけど…。」

「…あの子が関わるとお前はほんと大胆な行動をするよな。」

「アリアともう二度と会えないかもしれないからな。これも一種の観光だと思って行くよ。」と少年は微笑むと友達は

「くれぐれも無茶だけはしないでくださいよ?」

「何かあったら俺達も魔界に行けるよう準備はしとくからな。」

「わかってるよ。」


そう話してはご飯を食べ終わり…。


帰る時間に。

「みなさん、来週はいよいよ夏休みです。」

そう、先生が言うとクラス中は大騒ぎ。

夏休みに浮かれては友達と話したりしていると

「静かに!人の話は最後まで聞く!!」

そう言うとみんな静まり

「夏休みと言ってもちゃんと課題は出しますからそれを期間内に済ませて提出するように!」

一気にクラス中の空気はどんよりとしてしまいます。

「それでは、これにて授業を終わります。」

「熱中症や、脱水症状等に気をつけてくださいね。」

授業が終わるとみんなそさくさと帰り、少年もなるべく急いで帰ります。


すると、今朝に勧められた夏祭りを思い出してはスマホを取りだして

「誘ったら喜んでくれるかな……。」

そう呟いてはなんだか嬉しそう…。


こうして運命を大きく変える事になるかもしれない

夏休みは慌ただしく始まりました____

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