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甘い血が導く先は___  作者: 姫宮 りりあ
第二章 吸血姫の記憶
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13/18

少女の気持ちと___

寝ている少年の寝顔を見ながらも顔をギリギリまで近付け少女が何かしようとしていると

「っ……!?」


っ…い、今、私何しようとしてた…??

こんな奴に…く、口付けなんか…。

別に、そんな…カナトの事、そんなつもりで見てた訳じゃなくて…。

ただ、他の人より!血を吸う時とか、その…心地よかっただけであって…。

決してそんな…好き、とかじゃ…私を助けに来た時なんか…かっこよかったとか、別に思ってないし…。


「っ〜〜〜!!!///」

しばらくして隣で横になっては枕に顔を埋めて

…でもまぁ、そのうちまた向こうに帰らなきゃいけないからな…。

いつかはカナトとも離れ離れか…。

その間はあんまりこの気持ちに深入りしないようにしなきゃ。

考え過ぎないように…しなきゃ…


そう思っていると暗い表情になった途端、少年が起き出します。

「…どうしたんだ…??」

「へっ、い、いや、なんでもないよ」と慌てては誤魔化して作り笑顔をしていると少年に抱き寄せられます。

「ふぇ…ちょ、ちょっと…なにしてんのよ、」いつもは無邪気で元気なのに今回ばかりは顔真っ赤で慌てていて少年はその様子を見てクスッと笑い

「そんな浮かない顔して、愛想笑いなんかしてたら気になるだろ…。」

「それに、俺が気絶している間、何かしようとしてたよな?」とニヤニヤしながら言うと

「な、ななな、、なんのこと!?してないけど!!?」とすごく動揺しては更に顔真っ赤にしていて

少女は胸がぎゅっと締め付けられる。

こんなに一気に距離を縮められたら、だめ。

もうこの気持ち、手放せなくなっちゃう……。

と思いつつも顔を隠し

「カナトのばか…なんでいつもいつも…。」

というと少年はニヤニヤしながら

「んー…??…なぁ、今度、俺も魔界に行っていいか?」と聞きます

「…でも、魔界は人間が入っていいような場所じゃ…。」というと

「忘れたのか?俺、人間じゃないんだけど…??」サラッとそんな一言を言うと少女は

「そ、そうだった…そういえばなんの種族が聞いてもいい?」

「あー…まぁ、父親が人間、母親が吸血鬼だな」

「だから、半分人間でもあるし、吸血鬼でもある。」そういった途端少年の顔は一瞬曇ったように見えたがいつもの雰囲気に戻ります。

一方少女は驚いていました。

魔族、特に吸血鬼なんかは他の種族との婚姻をあまりよく思っておらず、認められない事も多いのです。

「なんで、そんな…だって」

少女の顔から血の気が引いた。

その反応に、少年は小さく目を細める。

「……やっぱり、普通じゃないんだな。」

「い、いや、普通じゃないんじゃなくて…だ、だって…。」すると少女は脳裏に思い出したくもない過去が過ぎってしまい徐々に息が荒くなっていき顔色も悪くなっていきます。

「アリア…??」と青ざめては咄嗟に一生懸命背中を摩るも過呼吸を起こしたまま倒れてしまいます。

少年は驚き慌てながらも「アリア!大丈夫か!?」と声を掛け続けるも少女はそのまま意識を飛ばしてしまう____

ここで読んでくださっている皆様へ

実はこの作品、いつか書籍化できたらいいな…!その先でアニメ化なんて夢も見ながら書いています

ですが今のタイトルだと、もう少し印象に残るものにしたいなぁ…と悩み中です

「こんなタイトルどう?」という案がありましたら、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!

採用させていただくかも…!?

そして、いつも読んでくださって本当にありがとうございます!

次回からは**アリアの過去編(第2シーズン)**へ入っていきます!

もしよければ、

・ここまでで一番好きだったシーン

・改善した方がいいと思ったところ

・読みやすさやテンポ

なども気軽に教えていただけると、とても励みになります!

これからもよろしくお願いします!!

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