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女神は死神(仮)へ再就職希望しましたっ!  作者: き・そ・あ
第2章 人間界でお師匠さまと
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プロローグ 誰に言われても

「レアは、別にあなたのこと利用としたんじゃないですっ!!」


「うるさいわね!!もう来ないでって言ってるじゃない!!帰って!」


 ・・・。


 あれから数日。レアはあのフローラって女の子が気になってこの街に滞在していました。

 死神さんを元に戻す方法をあの子は知ってるかもしれない。どうにか、誤解をとかなきゃいけない。そんな気持ちで彼女の家に何度か足を運んでいるのだけれど、まだ話もしてもらえない。

 まぁ、家を探し出したのも、あの子の事を毎日つきまとってようやく発見したんだけど。なんか、女神として情けないなあ。


 バタン・・・。


 目の前で扉が閉まってしまいました。

 今日もダメ。

 毎回、話を聞いてもらえないで家から出されちゃう。

 もしかしたら・・・、このまま話なんて聞いてもらえないのではないだろうか。

 そのうち、人間のあの子の方が先に死んでしまって・・・。

 不吉なことを考えながら、まだお昼すぎの明るい道を肩を落としトボトボと歩くレアでしたが、それは起こりました。


 ガシャン!!


 急に後ろの方で何かが、ガラスのようなものが割れた音がしました。

 でも、レアの後ろにある乗って・・・。

 ゆっくり振り返ってみるも、レアの後ろには少ない家屋がちらほらと見える程度。

 さらに、郊外のせいでどの家も多少距離があるため、もしガラスが砕けるような音が聞こえるとすれば一番近いフローラの家くらいしかないのだけど。

 もしかしたら、フラスコやガラス製品をただ落としただけなのかもしれない。まだ子供みたいだし、失敗もあるよね。


(あまりしつこと嫌われちゃうしな・・・)


 しばらく様子を見ていたけど、特に変わったところはないし、レアはそのまま、また歩き出しました。


 ドン・・ドン!!


 ・・・。

 なにか、鈍い音が聞こえました。

 なにか、重たいものが倒れるような、壁に強く当たるような。

 それも、やっぱりフローラの家から。

 町外れの郊外には昼は出稼ぎに行く人ばかりで空家の方が多く、人の気配があまりしません。


「大丈夫だと思うけど、もしなにかあったら大変だもんね!」


 頭の中には不機嫌そうに怒るフローラの顔がよぎったけど、レアは自分にもう一回もどることを言い聞かせてとにかく一度様子を見に戻ることにしました。



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