表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
CMYKの特異点〜四色機職人・高木裕太の時空見当合わせ〜  作者: 光闇居士-Twilight Master


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/14

⭐若槻さん LOVE

挿絵(By みてみん)


【ミッドナイト・コンプライアンス -Love&Tax-】

 ☞ YouTubeで検索 or 各メジャー音楽サイト



歌詞:


……次元跳躍タイムトラベルの経費精算、領収書は切れるのかしら。


白亜紀への無断出張 交通費の算定不能

恐竜の頭突きによる建屋のヒビ 修繕費は一括計上?

クロエとかいう金髪の女 持ち込んだ得体の知れないデバイス

減価償却の耐用年数 税務署にどう申し開きするのよ

工場長はパニックで役に立たない 鈴木のケータリングは出所不明

36協定サブロクきょうていガン無視の時空空母

労基署の査察が入ったら一発で営業停止案件ね


ため息とタバコの煙に溶けていく

私の完璧だったはずのキャリアプラン

転職サイトを閉じて またあなたを見るの

四色機に向かう その馬鹿みたいな横顔を……

ああ、インクの匂いが 今日も私を狂わせる


19世紀のロンドン 蒸気印刷機のチェイス

危険手当は時給の何パーセント増しで処理すればいいわけ?

次元のシールド? 魔法のタキオン粒子?

馬鹿馬鹿しい 物理法則よりコンプライアンスを守りなさいよ

宇宙の危機だか歴史のバグだか知らないけれど

私の厚生年金の掛け金は 誰が保証してくれるの?


グラスの氷が溶けるように

計算式エクセルじゃ割り切れない この感情

「見当が狂う」と あなたは怒るけれど

私の心のピントは とっくにあなたでフリーズしてるの

ねえ 高木くん…… 振り向いてよ


コンマ1ミリのズレに命を懸ける男

網点ドットの重なりばかり見つめて 近くの女には気づかない

「紙が波打つ」「湿度が違う」

ロマンチックな言葉の一つも言えない つまらない男

絶対零度のこの私を こんなに苛立たせるなんて

経理の帳簿に合わない 史上最悪のイレギュラー!


ルーペ越しに覗く その真剣な瞳。

……私だけを、見当合わせ(オーバープリント)してくれないかしら。


……なんてね。馬鹿みたい。


どうせ明日も油まみれで機械を回すんでしょ

次元の果てまで 私はバインダーを抱えてついて行くわ

宇宙を救うための領収書 全部私が捌いてあげる

だからせいぜい、完璧な仕事(印刷)を見せなさいよ!

大宇宙印刷・経理担当 若槻の監査は甘くないわよ!


……とりあえず、鈴木さんの伊勢海老は接待交際費で落とすわ。



♡「時空跳躍タイムトラベルの経費は落ちない。でも、私の心の帳簿バランスはとっくに狂っているわ」


光闇居士-Twilight Master が贈る、前代未聞の時空SFお仕事活劇『CMYKの特異点』から、極上にメロウでシニカルなスピンオフ楽曲が誕生。


大宇宙印刷を陰で支えるクールな氷の経理担当・若槻さん(39)をフィーチャーした『ミッドナイト・コンプライアンス -Love & Tax-』は、深夜のシガーバーでグラスを傾けたくなる極上ジャズ・ホップ。


恐竜時代への無断出張費、時空空母の減価償却、宇宙人のケータリングの領収書……。コンプライアンスをガン無視する異次元の事態への怒りを、「底冷えするアルトの爆速ラップ」で機関銃のようにまくし立てる!

しかしサビに入るとトラックは一転。「印刷のことしか頭にないつまらない男(高木裕太)」への隠しきれない切ない恋心を、ため息が出るほど美しく官能的なR&Bメロディで歌い上げます。


税務と恋心、冷徹な事務処理と熱いロマンス。エクセルでは決して割り切れない「アラフォー経理の二面性」に酔いしれる、最高にお洒落でファンキーな大人のシティー・ラップをご堪能ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ