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41 引き裂かれる思い

2/2

過去回想が終わったので、また1話投稿に切り替わります

明日は共通テストなので急ぎ書き、変なところがあったらすいません



 ザッ…ザッ…

森の中で偶然に合流してしまった裏切りの怪物…

彼らは修羅の怪物がいる方に向かっていた



 

  グハッ…!ウゥ…アァ…

近づくにつれて、だんだんと修羅の怪物の唸り声が聞こえてくる


 ―カシの唸り声、やはりだめか―

走っていく裏切りの怪物



 ―人間を倒すのは…簡単ではない……―

修羅の怪物が言った

目線の先には藤城と海人がいる



修羅の怪物の背後に裏切りの怪物が近づいて行く

 ―裏切りたくはなかったんだけどね…かくなる上はこれしかないんだよ―

 バンッ!!

修羅の怪物をぶん殴った

 ―俺は完全に人間サイドだ。俺に手を出すのはやめてくれ―


 ―人間に媚を売りやがって…!オラァ!!―

修羅の怪物は最後の力を振り絞って裏切りの怪物を殴りまくった


裏切りの怪物が持っている赤の石を奪おうとする修羅の怪物

 ブチッ!ブチッ!

そのまま四肢をもぎ取り始めた

 ―お前は…!どっか遠くで封印されとけ!!―




 ―ガアァァァアー!!―

絶叫する裏切りの怪物


 ―うせろ!!―

 バンッ!!

修羅の怪物は裏切りの怪物を空高くに蹴り飛ばした

 ―石よ、どこでもいいからギルを封印しろ―

赤の石から放たれる光が裏切りの怪物の身体を纏う。そして、裏切りの怪物は着地した場所で封印されてしまった

そして修羅の怪物はその場に倒れる



「後は封印するだけか」

海人はその場にいる怪物達を封印させた

「新たに赤の石…回収しとくか」

 


そして一件落着となった




 

 


  人間の意地と言うのは恐ろしい。まさかあのサド達さえもいとも簡単に……私は人間に興味が湧いてきた。こうなると、何か面白い事が出来る気がする


その様子を見ていたアイゼスは、そう言うと人間界に再び新たな怪物を投入しだした


  遊んでやろう、いけるな?


 ―任せてください…まずは白の石から…― 

この怪物の名前はライド、対応怪物を操る怪物と、暴力の怪物が合体した新たな縫合怪物。身長は3m

 



 ドカーーン!!

大きな音をたてて着地するライド

 ―グガァァア!!―

降り立った時のものすごい音と同時に、唸り声を上げる


 

「なんだコイツ…」

修羅の怪物を封印しただけではまだ一件落着ではなかった。藤城と海人はその怪物の姿を見て驚く


 

 ―出でよ。我がしもべたち―

ライドの裏から大量の対応怪物が姿を現した

 


 ―グガァァ!!―

 バンバン!!バゴンッ!!

「ぐはあっ!!!」


 バゴンッ!!バンッ!!

「ぐふっ…!がはっ…!」


藤城と海人は殴られてしまった…



 シャキンッ…!

「こんなんで死んでられるか、くらえ、聖なる刀!」

 ズバァッ!!ズバァッ!!


 ―ガァッ!!―

襲ってきた対応怪物は死んだ。しかしまだ何体も残っている

 バゴンッ!!

そのうちの1体が再び藤城のことを殴った


藤城は木に強く体を打ちつける…

 

海人は、ライドの後ろから弓矢を放ちまくった


 

 ブサァッ!ブサァッ!!

ライドの背中に刺さりまくる矢

 ―やりやがったな…!我がしもべたち!海人を覆いかぶせてしまえ!―



 タッタッタッ…!!

海人のもとに走ってくる対応怪物達

 ―ガアッ!ガアッ!―


「なんだよこの数…やばい、でも…!」

怖がりながらも蒼は弓矢を飛ばしまくる


 





 ―白の石を返せ…!オラァ!!―

ライドは、海人をヒミ達にまかせ、藤城のことを殴り続けた

 ―オラァァ!!―

 バゴンッ!!


 バーーン!!

また藤城は木に身体を打ち付けた

「ぐあっ…あぁぁ…渡すわけ、ねぇ…だろ…」

藤城は言った


だが、近づいてくるライド

 

  

すると… 

 ブサッ…!!

ライドの首元にぶっとい弓矢が刺さる

 ―グハッ!!―

少し間、ライドが怯む


「藤城!今から助けるからな…!」

 タッタッタッ…!!

海人はひたすら走った

海人を抱えて遠くへと逃げようとする


 

しかし…

 ―逃げるな…!こうなりゃ2人まとめてだ!くらえ!―

 ボガーーーン!!

ライドは地面を叩きつけ、地ならしを起こした


そのせいで2人は吹き飛んでしまう

「藤城!藤城!!」


藤城と海人は離れ離れになってしまった…


 ―蹴散らしてやるよ…!―

走って藤代のもとに向かっていくライド

 バゴンッ!!

藤城は、ライドに蹴り飛ばされてしまって森の茂みの中に消えてしまった…


 

それを見た海人…

「藤城!死んじゃ嫌だ!!あぁあ!!」


 ―あいつは死んだだろうな。ハハハ!力がみなぎってくる。次はお前だ―

ライドは能力を使い、周辺に何体もの対応怪物を召喚した


「藤城!!いかないでくれ…!!」


 ―現実はそんなもんだ。お前は俺らの実力に追いついてないもんな―


 


 ヒュンッ…!!

するとそこに蝶々がやってきた

地ならしの音を聞き、駆けつけてきたようだ

「蝶の舞!!」

 ズザザザザ!!


 ―グガァァア!!!―

縫合部分を斬られ、2体に分かれた怪物もズタズタに斬りつけられる


「はあっ!!」

 ザクッ!!

 

 バタッ…

最後にライドは蝶々によって首を斬られて死んでしまった

「防御力はあいつとは違って皆無だな…」

「海人!」

 タッタッタッ…

海人のもとに近付いていった



 

「蝶々か、藤城はもう死んだよ。ダメだった…」


蝶々は驚いて言った

「そう…だったのか…」

 

「もうダメだ…何もかもが嫌だ…!なぁ蝶々、俺を殺してくれないか」


「どうした?どうしたんだ急に…」


「急じゃない。もっと前から思ってたよ。怖いんだよ、怪物に殺される恐怖…そして半永久的に生き続ける恐怖が。蝶々ならわかってくれるだろ」


「分かるよ…分かるけど、俺の気持ちにもなってみろ。自分がこの手で海人を殺すなんてできるわけがない!」

「俺は生き続けたい。一緒に戦おう」


「なんで分かってくれないんだよ。藤城が殺されたんだぞ…さっきの怪物のせいで」

「しかも、俺らは誰かから殺されない限り永久的に生き続ける。これがどんだけ怖いことなのか…」

「俺はどうせなら怪物に殺されるよりも、蝶々みたいな仲間にお願いしたい…」


「そんなこと言わないでさ…一緒に…」

 

「怪細胞を摂取した時点で俺らは人間ではない。もう戻れないんだよ」 


「…………」

励ましの言葉が見当たらず、言葉が詰まる蝶々…


「もうあの屋敷も壊れて、怪細胞を取り除く技術も無くなった。またあいつみたいな怪物が現れるかもしれない。ラクしたいじゃん…」



 

 


 ザッ…ザッ…

森の茂みから藤城が姿を現す

「海…人…?あぁ…まだめまい…が…」

 



 

 

「そうか…海人、本当に覚悟は出来てるのか?本当なのか…?」


「あぁ…出来てるさ。本望だ」


「俺は俺で生き続ける覚悟が出来てる。俺はその生き続ける中で、海人の分も戦い続ける!」

 シャキンッ……

蝶々は刀を構えた

「あぁぁぁぁぁぁあ!!!」





「蝶々…何して…るんだ…」





 

 

蝶々はそんな藤城の姿を気づかずに、谷口達と合流しに行った




 許さない…






 

 ………………


そうして現在に戻る――


 

「これを踏まえて俺らは、藤城と戦わなければならない。。少し長くなったけどごめんな…」

と、蝶々は語った


「そんな過去があるだなんて…ちなみに…怪細胞は今もあるんですか?」


「まぁ…海底研究所で奪い取った物が複数あるけど…絶対にお前らは使うな!」


「使うのは俺らだけでいい」

山城は言った




 


 バーーーン!!

外から大きな爆発音が…


「来やがったか…見なくてもわかる。藤城だな」

蝶々は紫の石を構えた


「いや待って…!藤城の横に誰か2人いる…」

谷口は言った


「あれは…ラコとザーニ…」


「話には聞いてる。なかなか強いらしいって」

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過去回想が終わったので、また1話投稿に切り替わります

明日は共通テストなので急ぎ書き、変なところがあったらすいませぬ

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