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40 封印される運命

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明日は共通テストなので早めに投稿して勉強します



3mの、巨大な人型怪物が蝶々の目の前にはたたずみ、見下すようにこちらを見ている


 


「くっ…そ…」

蝶々は立ち上がり、震える手で刀を構える

「まだだ…!まだだ!!」

 

 ―まだ来るのか!ハッハッハッ!それなら来てみろ― 


「オラァァ!!」



 ―どれだけ飛び回ろうと結果は同じ。何をしても無駄な行動。だが、強き人間でだったことは忘れない。記憶の中でも生き残れるなら本望だろう!ハッハッハッ!―


「お前を倒せればそれでいい!!オラァァ!!」


 ―弱すぎる…―

ユニオはそう言うと、近づいていくる蝶々の攻撃をかわし、ぶん殴った

 バゴンッ!!


 ボンッ…!

「がはっ…!」


 ―守りも攻撃も完璧な私が負けるわけがない。直撃しろ!爆破!―

 ビュンッ!!



 バゴーーーン!!



 

 ―ふぅ〜…この戦いはこれにて終わりだな―

 ―大した傷もついてないし、やはり縫合合体の技術は素晴らしかったと言えるな―

ユニオは、元いた2体の怪物を合体されたことで生まれた存在

 ―戻るとするか…―




「待てよ…」

爆発による煙の中から蝶々の声が…


 ―はぁ…まだ死んでなかったのか―


ボロボロの身体で立っている蝶々

「俺はまだ死んでいない…お前を倒すまでは死ねない…」


 ―生きてたんなら死んだふりでもしていればよかったのに、もう後には引けないね―

 ボワァア!!

 ―お前はこれで死ねばいい!!爆破!!―

ユニオは炎の玉を蝶々に投げ飛ばした 






 ……………… 


同時刻、森の中では―― 


 

 タッタッタッ…!!

谷口と山城は、藤城達を連れて走った 

「必ず倒す…!」


「蝶々なら残ったみんなを助けてくれるはず!しかし、あの怪物達はいったいどこにいるんだ…」

 

 タッタッタッ…!!

「屋敷破壊されちゃったけど…怪細胞の色々な技術は消えてしまったのかな?」

海人は心配そうに言った


「大丈夫、必ず見つけ出せる。見つけられた時は俺らの怪細胞も取り除けるはず」




すると、

 ―奇襲だ!!死ねぇ!!―

 バーーン!!ドガーーン!!


木の上からサド達が奇襲してきた 

 ―4人で向かおうと?ふっ…滑稽だな!―

 ―怒りのままに動く蝶々とは違って、お前らは雑魚だ。怪細胞で回復出来たことで完全に戦える状況、今のお前らは負ける!―

サドは言った


 

「お前らがあの屋敷を破壊したのか…!答えろ!」

海人は言った

 

 ―もう怪細胞の技術は完全に抹消されたよ?でもさぁ、君達これから俺らみたいに生き続けるんだろ。良かったじゃん不老になれて良かったじゃん!―

サドは言った



「くそ…!」

海人は刀を構えた。今にでも飛びかかりそうな勢い


 ―怪細胞を生み出したのも与えたのも人間だ。八つ当たりにも程がある―


 

「海人下がれ…俺らがやる」

山城と谷口が石を使って前に出た

「俺らも蝶々同様の怒りを持っている」


「ただ、蝶々の怒りを抑えるために表に出していないだけだ」


「お前らのことはいつでもぶっ倒したいと思ってたよ。でもまさかお前らから来てくれるとはな。本当にありがとう」


 ―なんだあの威圧感…まさか、この俺が見誤ったとでも言うのか…―



 

谷口と山城が刀を構えて近付いてくる


怪物達にはその威圧感から後退りし始める

サドも修羅の怪物も、空間の怪物も…




「お前らは逃さない…」

山城はそう言うと技を放った

 ゴゴゴ…!!

地中で生成された土の手は、サドのことを掴み、そのまま地上まで掴み上げた

 

 ―ぐっ…ぐかぁ…!離…せ!―

 ―離せぇ!―

土の手から逃れるためにサドは衝撃波を放った


しかし土の手は破壊されない。ずっとサドのことを掴み続ける

 グググ……!!

 ―おい嘘だろ…!破壊され…ない…!ぐはぁっ!!―

サドは白の石を口から吐き出した



 ―サド…!絶対に助ける…!―

空間の怪物兄は青の結晶を生成し、土の手を狙って放った


 バゴーーン!!

土の手は破壊された


 ―サド!私達に続いて早く逃げろ!―

そう言い、空間の怪物は後ろを向いて逃げようとした


しかし…

 シャキンッ…!

目の前には、刀をこちらに向けている谷口がいた

「鉄の嵐…」


 ―はぁ…あぁ…!!―

 バババババ!!

鉄の嵐が空間の怪物めがけて降り注ぐ

 ―ガアァァァア!!―



怪物達は、この一瞬だけで白の石と、青の石が失ってしまう…



「2つも石、ありがとね」

山城と谷口は言った


「それじゃあトドメを刺そうか…」

谷口は空間の怪物に刀を振り下ろそうとした


しかし、谷口のトドメは突進してきた修羅の怪物によって防がれてしまう


修羅の怪物は、そのまま空間の怪物を抱えて逃げていった

 ―二手に分かれろ!!―


サドは右、

修羅の怪物と空間の怪物は左の方へと逃げた


「あいつら二手に分かれたぞ…!」

海人は言った


谷口は急いで青の石を海人に渡した

「海人頼んだ」


山城は白の石を藤城に渡した

「一緒に怪物を倒すぞ」

準備が完了したので、谷口と山城は左へ、藤城と海人は右の方へ追っていった




 


 右方面では…


 ―くそ…あいつら追ってきやがる…!―

サドは言った

 ―こんなとこ来るんじゃなかったよ…!だが、最悪封印されて終われれば…―


走っている怪物達の背後に鉄の嵐が降り注いでくる

 バババババ!!

 ―ぐはぁっっ!!―

サドは鉄の嵐をくらい、その場にすっ転んだ

 ―逃げてたって無駄だ…立ち向かわないといけない…―


「ここにお前らを封印してやろう…この石でな」

谷口は刀を構えて言った


 怪物達も身構える






 ………………


一方で蝶々の方はと言うと…

 



 ―もういいかな…お前らの取り巻きも殺したいんだよ!!―

蝶々に向けて拳を振る



「ぐはぁっ!!」

 バタッ…

「このままじゃ…あの人達を助けられない…」

片膝をついて立ち上がる。敵の圧倒的な力を前に身体が震える

 

だが、「もうこれ以上は失わせない」この思いが、蝶々の心の中に希望を芽生え始める



 ―爆破―


「はあっ!」

飛んでくる炎の球を真っ二つに斬った


 ボガーーン!!

蝶々の背後に激しい爆発が起こる

蝶々は、その爆発によって起こった煙の中に素早く入っていった


 ―消えた…くそ、どこから来る…!―

目を凝らして周りを見る

背後に何かの気配を感じたユニオ、拳を強く握りその気配のする方へ振り上げる


 ボガーーン!!

命中するが、それはただの丸太だった

粉々の木屑がユニオの手にこびりつく

 ―なんだと…―


 ビュンッ…!

猛スピードでユニオに接近してくる蝶々、顔面を数発殴りかかった


 ―ぐはっ…!くっそ、また消えやがった―

ユニオは完全に蝶々を見失う。完全に蝶々の策にはまりだしていく…

 ―こんなのに惑わされる俺ではない…!爆破!!―

ユニオは打開するために自身の足元に炎の球を放った


 バゴーーーン!!







爆発から逃れるために遠くに離れた蝶々。遠くからユニオのことを見ている

「俺が背後に回った時にあいつは動揺していたが、まさかこんなことだとはな」


ユニオの背中には、元いた怪物2体を合体するための縫合部分があった

蝶々の勝ち筋はそこしかない。音をさせずに近づいて行った

 

 シュンッ…!! 

「蝶の舞…」

 スパァーーン!!


 ―なんだと…―

ユニオの背中に強烈な一撃が当たる。その一撃が背中にある縫合部分を破壊した。

縫合部分が破壊されたことにより、ユニオの縫合合体が解除される。みるみるうちに、元いた爆破の怪物と、半減の怪物に分かれていく

 

そして蝶々は、爆破の怪物に目を向けた。半減能力の失ったその怪物に蝶の舞が放たれる


 ズザァッ!!


 ―ガッ!!―

 バタッ…

爆破の怪物は死んだ


その様子を見ていた半減の怪物はあたふたすることしか出来ない。半減能力しかない彼は何も出来ないのだ

 ズサッ!!ズザァッ!!


爆破の怪物に与えた倍の斬撃を与えた


 ―ギィガァ…―

半減の怪物も死んだ…



 



その光景を見ていた変身の怪物と、裏切りの怪物達…


 ―あいつが殺された…だと…!?―

 ―なんだあいつ、人間じゃないだろ…― 

変身の怪物は言った 

 ―仲間のみんなに報告だ…!―

変身の怪物はそう言うと、走って逃げる


 ―そうか……見切りをつける時か…―

裏切りの怪物はそう言うと、逃げる彼と違う方向に向かっていった




「ん…誰かいるか…?いかないと…」

 タッタッタッ…!!

蝶々は追いかけにいった




 ………………


その後…

変身の怪物は、サド達のいる森の中へと入っていく

 タッタッタッ…!!

 ―サドの匂いを辿れば居場所がわかる。よかった…だいぶ近くにいるようだな―

そうして走り続けると、サドらしき影を見つける

 ―サド!!助けてくれ…!アイゼスが投下したあの怪物が蝶々に倒されてしまったんだ!サド!サ…―


 ―もう無理そうだ、逃げ…ろ―

その場に血まみれのサド…

山城と谷口によって退治された。後は封印するだけの状態となる

 

 

谷口が灰の石を掲げると、彼ら怪物は光に包まれてしまう

その場にいた怪物全員、その場に封印されてしまった…

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明日は共通テストなので早めに投稿して勉強します

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