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26 長グループの危機

26


 次の日


 

 トコトコ…

一般部隊のみんなは山下坂を探索していた

「下級怪物ですら見当たりませんね…空からの様子はどうですか?」



 ヘリからの連絡がくる

「こちらも確認は取れません。怪物達、何か企んでいるんですかね…」





 ………………


隊長と蝶々達が話し合っている

「下級が見当たらないようだってよ」

隊長は言った


「これはまずいぞ、5番目の解放の準備に入っているに違いない」

「5番目が解放され、山下坂が100%侵食されてしまえば大変なことになってしまう。ほら、あれを見ろ」


 

山下坂の空真上には、黒い霧が漂っていた

長を召喚させる準備が進んでいる様子



 ………………


 

 ゴゴゴゴ…!! 

 ―5番目の解放のためにザゴ達を温存しておこう―


 ―もうすぐですね…―

グレイ怪物もその場にいた


 ―これまでの犠牲を無駄にしないためにも君には頑張ってほしい―


 ―長が人間の世界に召喚されれば後は楽勝。必ず解放してやります…―



すると



 ビュウンッ…

そこに猛スピードで02が現れた

 ―01を殺したことを後悔すると良い…お前らの計画は今終わる―


 

長はそれに気がつく

 ―なんだ02か…01の亡骸はどうだった。今の気持ちはどうだ?―


 ―お前らを殺したい気持ちになったよ―


 ―だがお前一人じゃあ何もできない。私の破壊光線によって01みたいになるだけだ―


 ―それなら見ておけ…お前らは必ず後悔するから―

そう言うと…

 ボンッボンッ!

02の周りに2つのワープホールが開かれる…

それに加えて、上の方に追加で2つのワープホールが開かれた…


 ―いつもと違う?何だ…4つも開いただと?―


 ―パーフェクトなフォルム。これこそが俺の完全体だ!01の意思を継いだこの姿…!終わりの時だ。モード 修羅―

大剣を装着した右手と、電子盾を装着した左手だけではなく…

01が使っていた吸収能力のある左、右手までもがワープホールから出現していた…


 

 ―あいつ…見様見真似でカシの技を…―



 

 シャキンッ…!

 ビュンッ!

02は大剣を構えながら長に急接近する。そのまま構えていた大剣で長の身体を刺しまくる


 ブサッ!ブサッ!ブサッ!


 ―ガアァァァァア!!舐めやがってこの…!小僧が!―

至近距離で破壊光線を放った


しかし02はその攻撃を吸収する

1秒もしないうちに吸収変換。エネルギー弾を長に当てる


 バーーン!!!


 ―ガアァァァァア!!!―

長は絶叫する

 ―逃げろ!お前だけは逃げろ!!―

長はグレイ怪物に逃げるよう指示する


 ―長しかし…!―


 ―後はまかせておけ…グハッ!!―

長は攻撃をくらい続けている。その内にグレイ怪物はこの怪物の世界から逃げた



02の猛攻は止まらない

 ―私は進化した。吸収したこのエネルギーを無限供給できるようになったからな―


 ―無限供給…―


 ―俺はお前を許さない。くらえ!―

02はエネルギー弾を再び生成させ、長に放った

 

 バーン!バンッバーン!


負けじと長は破壊光線を放とうとしている

 ―破壊…光線…―


だが02は電子盾を前に構える

 バーーン!!

長の破壊光線は、電子盾により全て遮られてしまう…

 

 ―効かないよ長。そんな攻撃弱すぎるもん―

  

 ―逃げなければ…―

長は黒い霧に包まれる。逃走しようと試みているようだ


 ―逃がすか…!はあっ!―

02は、無限供給の供給を止め、長の周りにある黒い霧を吸収し始めた


 ―なんだと…今度はこれを吸収するつもりなのか…?―


 ―逃げられない。死からは逃れられないのだよ―

02は黒い霧を全て吸い尽くしてしまった


 

 ゴゴゴゴ……

 ―私は、これからどうすれば…いい……―




 ………………



隊長が指令を出している

「部隊を派遣させろ!5番目の地を解放させてはならない!蝶々達の力もなければ勝つことは出来ない。頼んだ」


「オッケー」

蝶々達も向かっていった


 

「よし、今回は部隊にロボットも採用した。人手の確保もこれで十分。後はこの状態がいつまで続くのか…」



 




  


5番目の地へと向かった蝶々達…

「一般部隊のみんなはもうすでにいるみたいだな」

目の前には大きな建物があった


 

 トコトコ…

部隊の1人が蝶々に近づいてくる

「特殊部隊のみなさんですね。ご苦労さまです」


「ここもまるで廃墟みたいになっていますね…ところでみなさんはここで何を…?」


「中に地雷の設置を行っているんです。下級怪物はここに侵入してくるはずなのでそれを見越してのことです」


「なるほどな」


「しかしこの戦い、いつまで続くんでしょうね」


「当分は続くな…長を倒しても、待っているのはアイゼス。そのアイゼスも簡単に倒せるような奴じゃない」


「なんか…不安になってきました」


「もしアイゼスが来たときには逃げてもらって構わない。下級とは違って一般部隊が敵うような相手じゃないから」



 ピピピ!

 

「なんの音だ?」

不思議がる蝶々


「怪物探知センサーが鳴っています!怪物が結構近くにいるそうです。こっちに来ています!」


「よし、始まったか」

蝶々達は石を使った

 

「私はヘリの中に行かせてもらいます」

その一般部隊の人は走ってヘリの中に入っていった



「ヘリからの援護頼んだぞ!」

蒼は手を振っている



 


 ザッ…ザッ…

5番目の地にグレイ怪物が近づいてきている…

 ―灰の石…―

灰の石を使い姿が変わった

 ―ザゴ、ヒミ!!必ず解放しろ!―


 ―ガアァァ!!―

下級と、対応怪物は束になって向かっていった…





 シャキンッ…!

蝶々達はそれぞれ武器を構える

そして、こちらに向かってくる怪物の集団にむけて攻撃を放った

「はあぁ!!」


 



 バッ!!

蝶々達の目の前に飛びかかってくるグレイ怪物

 ―その攻撃は全て無効化させる…!霧雲連斬!!―


 ズザザザザ!!!!


飛んでくる矢、砲弾やら斬撃やら、蝶々達の攻撃は全てグレイの必殺技によってかき消されてしまう…

 

 ―回り込んでいけ。こいつらの相手は私がする…―


 タッタッタッ!

「くらえ!グリーンエナジー!」

葉奈の放つ緑の稲妻がグレイに襲いかかる


 

 ヒュンヒュンッ!

器用に攻撃を避けるグレイ

 ―はあっ!―

 ズバッ!

グレイは刀で向かってくる稲妻を斬り裂いた

 ―ゆけ!霧分身…!―


 

「させるか…!」

赤城はその分身に技を放った


 ―ガアァァッ!!―

霧分身は一瞬の内に蒸発して消えていった




 ―くそ…何人相手にすりゃあいいんだよ…―

グレイ怪物は蝶々達に囲まれている状況


 

「みんなは下級達の集団を追いかけてくれ、後はやる」

山城は言った


「分かりました!」

 タッタッタッ…

赤城達は下級達の集団を追いかけにいった

 

 シャキンッ…!

そして、蝶々と山城は刀を構えた


 

 シャキンッ!

 ―2人で十分と…ふっ、馬鹿馬鹿しい…お前らは必ずここで倒すからな…!霧雲連斬!―


「今回もお前は勝てない…くらえ蝶舞輪廻!!」



 バババババ!!!

2人の斬撃がぶつかり合う



 

必殺技を放っている間は必殺技の姿勢を取らなければならないので、その場に固定されている

その隙を見て山城は、グレイ怪物に向かって必殺技を放つ 

「轟我土砕斬!」


 バゴンッ!!バーーン!!


巨大岩がグレイ怪物に突き刺さる。そうして、宙へと放り投げられる

 ―グハァッ!!―

 バタッ…

激しく地面に身体を打ちつけた


 ―ハアァ…ハアァ…ゆけ、霧分身…お前らはこいつらと遊んでおけばいい…―


すると、上空には大型ヘリが…

そのヘリは一般部隊が操作をしている

「ぶっ放せ…!」 

操作によって大砲が出てくる


 バーーーン!!


 ボガーーーン!!!

砲弾がグレイ怪物に命中する。それにより霧グレイは消滅した

 ―ハ…アァ…完全に…対策されて…る…―


「舐められちゃ困るんだよ!蝶舞輪廻…!」



 ―う、うあぁ…!―



 

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