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17 滅紫

今回は2話あります


遅くなりましたすいません!



蝶々の紫色のオーラと、グレイ怪物の黒ずんだ霧雲が辺りを漂う…


 

蝶々の放った蝶舞輪廻は

その場で必殺技の体勢をとり、相手に向けて斬撃をお見舞いする技。各方向から迫って来るその攻撃を連続的に仕掛けることができ相手を翻弄させる。そして、その斬撃の中には致命的な一撃が隠されている


 

グレイ怪物の放った霧雲連斬は

周囲に霧雲を放つ。そして、その霧雲に惑わされている敵に連続斬撃を繰り出す技。相手は、その高速な斬撃を対応できぬまま死んでいく

和風な体勢を保ちつつ斬ることが出来る


 


「全方向からの攻撃を耐えられるかな…」

蝶々は必殺技の姿勢をとった


 ―そちらこそ当てられるかな?ハアッ!!―

グレイも必殺技の姿勢をとった



        くらえ!!! 

2人はその場で斬撃を放ちまくった


 

 バンバンッ!バンッ!バンッ!

互いの斬撃がぶつかり合う


 バババババ!!!


次第にこの戦いは空中戦にまで発展する

 

隙を見て蝶々は距離を詰める。そしてグレイに刀を振りかざす


 キンッ!カンッ!カキンッ! 

 ―くっ…!来やがったか…オラァ!―

 バゴンッ!

グレイ怪物は蝶々をぶん殴った


 

蝶々が殴り飛ばされた先は怪物隊本部…

 ボンッ!

衝撃によって壁にめりこんだ

「いってぇ……」


 ―灰の龍、行け!―

灰の龍を召喚し、その後グレイ怪物は再び必殺技の構えをとった



「本部をこれ以上は壊させない…」

 ビュンッ…!

蝶々は灰の龍を踏み台にして、グレイ怪物にめがけて向かっていく


 ―ほぉ、そう来るか…だがお前の背後には龍がいるぞ―



「関係ない…蝶舞輪廻!!」

蝶々は、後ろから迫ってくる灰の龍を必殺技で斬り刻んだ


 ―背後はとった。霧雲連斬…!―


「とらせるものか…!はあっ!」

蝶々はすぐさま後ろを向き、必殺技を放つ


 バーーン!!

 カンカンカンッ!!キンキンッ!!



「蝶舞の あの一撃 をあたえるためにはどうすれば…!こいつの隙はどこにある…」


  

 ビュンッ!

猛スピードで蝶々との距離を詰めるグレイ怪物…

 ―早くくたばってくれ蝶々!!―

 キンッ!ズザァァ!!


「ぐはぁっ!!」

再び腹部を斬られた蝶々、そのまま落下していく…

「くそ……また斬られた…」

だが蝶々は空中で体勢を立て直す…


 

 ―蝶々の攻略はこれにて終わりかな―

 ビュンッ!

 ―今が攻め時!オラァァ!!―


「はあぁ、はあぁ、来てみろ!オラァ!!」


 バーーン!! 

2人の刀が同時にぶつかり合う

 ギギギ…!!

しかし、蝶々が押されている…

 

「どうすればこいつを倒せる……」

 キンッ!キンッ!

「今までのこいつの動きを読め…読めば絶対に正解が見えてくるはずだ」

 キンッ!カンッ!

 

 ―このままトドメまでもっていってやる…―

 シャキンッ…!

 ―ハッハッハッ!!確かにお前は強かった…だがお前の活躍もこれでおしまいだ!ハアッ!!―

グレイ怪物は、蝶々を殺す一撃を放った

 ブォン!!

 

 

「それだ…!」

 スッ…

何かを閃いた蝶々は、左腹部を守るように刀を置く。すると、


 ガンッ!!

蝶々は刀で、グレイ怪物の刀を守った


 ―何…!?―


「お前の狙うところはいつもここなんだよ!はあっ!」

 ズバッ!! 

蝶々は反撃し、グレイ怪物の右手を斬り落とした


 ―グギァァァ!!―

グレイ怪物の右手と刀が地面に落ちていく…

 

「隙まみれのお前に必殺技をくらわせてやろう…」

「蝶舞…輪廻!!」


 ―は…あぁ…あぁぁ!!―

グレイ怪物は、背を向けて逃げようとし始める


蝶々は、その逃げようとしている背中に向けて必殺技をくらわせる

 ズザザザザ!!!


 

 ズザッ!ズザッ!ズザッ!

 ―ガァァァァ!!!―

多方面から斬りつけられるグレイ怪物

 

蝶舞輪廻に隠された致命的一撃が、グレイ怪物の腹を突き破る

 ブサッ!

 ―グッ…!ガァ゙ッ!―


蝶々が刀を引き抜くと、グレイはそのまま地面に落下していった…

 バッ…!

そのまま強く身体を打ちつけた


 

蝶々も地上に降りていく。灰の石を奪い返すために

 スタッ…

「ヒミ…対応怪物の強みを今ここで実感したよ。それじゃあ灰の石は返してもらう」


 ―実感してくれたなら嬉しいね……だが、さっきのは油断しただけだ…次は絶対に殺してみせる―


「お前に次などない!」


 ―いいや―

そう言うとグレイ怪物は、切られたはずの右手を再生し始めた。そして…

 ―濃霧…!―

グレイ怪物の周りに濃い霧が発生する。すると、その霧によってだんだんと彼の姿が見えなくなっていく……


 

「くそ…!逃げるな…!」

 タッタッタッ…!!

「オラァァ!!」

蝶々が刀を振り下ろした時にはもう、グレイの姿はなかった…


「はあぁ、はあぁ、逃げられてしまったが、なんとか追い返すことが出来た…」

「はあぁ、はあぁ、戻るか…」


 


 


 ―ふ〜ん、大胆な戦いだったね蝶々…―

02は全てを見ていた

蝶々達の戦いが終わると、彼は自陣に戻って行った



 ………………



  

 タッタッタッ…!!

蝶々のもとに走ってくる谷口 

「大丈夫蝶々!?」


「このくらい余裕だ。しかしあいつに逃げられてしまった…くそ…!」


「いやいや、ありがとう」


「そういえば…山城達はどうした?大丈夫なのか?」


「傷も浅そうだし、もう少しで完治かな」


「なら良かった…」




 

 


その後、隊長に呼ばれる蝶々…

隊長は、怪物達の計画の情報を掴んだらしい

「あいつらは、1〜5個の封印を全て解き、山下坂町を100%完全に侵食させるつもりだ」

「そうやって怪物の世界となった山下坂に、巨大ゲートを開き、長をこの世界に放つというものだ」


「放たれたら、あいつの光線によって町は破壊されるな…」


「だがな…一般部隊の撮影された映像では、5番目の場所で怪物同士バトルしてるんだよ…」


「なるほど…」



 


 ………………

 

体長が見せた映像では、5番目の場所で修羅の怪物と、01達が戦っている映像が映されていた…

 


 ―お前の思い通りにはさせない―

01はワープホールを開く

 ―勝手に長と、カシ同士で潰し合ってくれてもいいが、ここだけは解放させない―


 ―どいつもこいつも我の邪魔を…!何故解放したくないんだ!―


 ―復讐のためだよ。てめぇらのやることの反対のことをやるのが快感で仕方がないんだよ!―


 ―マジで殺すわ―

修羅の怪物は4本の腕を構えた


 ―楽しみだよ!!来い!―

01のその声と共に、遠くから03が飛んでくる


 

03は身体に爆弾を取り付けており、自爆特攻役のキャラ

体長は1.2mで01達と同じ

 

 ヒュウゥーーー!!


 バゴーーーン!!!バーーン!!

 ―ガアッ!!!グアァァ!!―

修羅の怪物はその攻撃を喰らい、再び解放を失敗する

そしてそのまま弐の怪物の世界へと向かって逃走していった

 


 ―ハッハッハッ!こんなもんかクソ雑魚野郎が―

 ―私を敵に回したのが運の尽き。ハッハッハッ!―

01は笑っている

 


 バッ!

03の爆風によってカメラが吹き飛んだ。ここで映像は途切れている

 

 

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