16 本部侵攻
今回は2話あります
遅くなってしまいましたすいません!
02の言葉通り、グレイ怪物が他の対応怪物を率いる形で怪物隊本部に向かっていた
―蝶々達のアジトはここで崩壊させてやる。覚悟しておけ…!―
ダッダッダッ!!
何十体もの怪物達の足音が重く響く
彼らはもうすでに、怪物隊本部の目の前にいたのだった…
―いけ!―
グレイ怪物のその掛け声によって、他の対応怪物が怪物隊本部の中に入っていく
―ふっふっ…襲い尽くせ。そしてぶっ壊してしまえ―
グレイ怪物は不敵な笑みを浮かべている
………………
グガァァア!!
本部の中に侵入してくる対応怪物達…
バババババ!!
「対応怪物の大群だ!とにかく撃ちまくれ!」
バババババ!!
―ガアッ!!ガアァァ…!―
―くらえ、ガアァァァア!!!―
銃を撃っている一般部隊を薙ぎ払っていく
彼らは薙ぎ払いながら、そのまま中へ中へと入っていく
タッタッタッ…
すると、奥からどデカい電磁砲をもった一般部隊がやってくる
「用意しておいて良かった…!本部の中だけど撃つぞ!」
キュイーーン!!
凄まじいくらいの電気を溜めている…
「くらえ!!」
バゴーーン!!
ボガーーン!!
その攻撃をくらった対応怪物達は、丸焦げ状態となって死んだ。しかし、まだ奥から続々とやってくる
「嘘だろ…」
電磁砲はリロードと再チャージに時間がかかる…
そうやって再度リロードしているうちに、対応怪物は続々と迫って来る
―ガアァァ!!―
「はぁ……終わった…」
ヒュンッ…!
「お前はまだ終わってない!」
そこに蝶々がやってくる
「蝶の舞!」
シャキンッ!ズバァッ!!
蝶々は、刀を使って対応怪物の首を斬った
―アァァ……アァ…―
後ずさりする後続の対応怪物達…
シャキンッ…
蝶々は刀を怪物達に刀を向ける
「絶対に逃がしはしない…オラァァ!!」
………………
タッタッタッ……
―ハアァ、ハアァ、ハアァ…―
外にまで逃げてきた対応怪物…
グレイ怪物に助けを求めている様子だ。しかし…
ビュンッ…!!
「オラァァ!!」
すごい勢いで飛んでくる蝶々
ズバァァァ!!!
外に逃げてきた対応怪物の首を斬り落とた
スタッ…
着地すると同時に蝶々は、前に立っていたグレイ怪物と目が合う
―来たか、蝶々―
返り血を受け、血まみれの状態の蝶々…
「返してもらおうか…谷口の石をな」
―たとえ蝶々であろうと私を倒すことは出来ない。さぁ私に力を!灰の石!―
グレイ怪物は、灰の石の力を身に纏った
「ふぅ……殺す!」
ビュンッ…!!
―来い!!ハアッ!―
バーーン!!!
互いの拳がぶつかり合った
バーン!!バンッ!!バシンバシンッ!!
ズドーーン!!
激しい攻防が続く…
シャキンッ…!!
シャキンッ…!!
2人共互いに刀を構えた
カンカンッ!キンッ、シャキンッ!
凄まじい程の刀のぶつかり合い…
どちらも互角といったところか…
キンッ!カキンッ!
バーン!!ギギギ……!!
―これが蝶々の力か…―
「くらえ!蝶の舞!」
ズバババ!!
―くっ…!―
キンッキンッキンッ!!!
―見くびっていたよ蝶々!だがこれは防げまい…―
グレイ怪物は高く飛び、大量に亜空間を開いた
グガアァァァア!!
大量に開かれた亜空間からは、何体もの灰の龍が召喚される
シャキンッ…!
「舞う必要も無い…」
蝶々は刀を構え、飛んでくる灰の龍を一体一体斬り裂いていく
ズバッ!ズバッ!バンッ!ズバッ!
蝶々の剣さばきによって、灰の龍による被害は最小限に抑えられた
「はあぁはあぁ…なんとか被害は抑えられたか」
―これが苦手な様だな。それならもう一回…―
だが、
ビュオンッ…!
猛スピードでグレイ怪物の背後に回る蝶々…
「開く前に殺せばいいだけ…!はあっ!!」
バゴーーン!!
蝶々はグレイ怪物をぶん殴り、地面に吹き飛ばす
それによって、グレイ怪物は地面にめり込んだ
―そんなことができるとはな…―
シャキンッ!
蝶々は刀を構え、グレイ怪物めがけて追撃を仕掛ける
―手柄は私のものだ…!ハアッ!!―
「オラァァ!!」
カンカンッ!カンッ!キンッ!
―そこだ!!―
ズバァッ!!
グレイ怪物は、蝶々の腹部を斬った
「ぐっ…!よくもやりやがったな…オラァ!!」
ズバァッ!!
―ガアッ!!―
グレイ怪物は頬を斬られた
バッ!
グレイ怪物は一旦、蝶々との距離をとった…
―ハアァ…ハアァ…蝶々…何故お前は他の奴らよりも何倍も強い…―
―人間離れしたその動き……どこから湧いてくる…―
「俺は怪物になるはずの人間だった…だが、俺はあいつと約束した。あいつの分も生きてやるって」
―あいつとは誰のことなのか知らないが、お前を倒すには本気を出さなければいけないようだな―
「それは私もだ…」
2人とも呼吸を整え、精神統一をはかる
少しの間の沈黙が過ぎた頃、2人は同時に刀を抜いた
「来た…これだ!」
「技は技でもこれは必殺技だ!くらえ蝶舞輪廻!!」
―お前がその気なら、俺にも覚悟は出来ている。くらえ……霧雲連斬!!―
―なんだあの2人は……―
―彼らからは物凄い殺気を感じる…―
上空に浮遊している02、戦っている彼らのことを見ている
―研究材料として、盗み見させてもらうよ―




