表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/52

11 怪物×怪物

次回は12と13話の2回更新します




壱の怪物の世界…

 

 ―やはり、人間界よりもここは居心地がいいです…―

変身の怪物が長と会話をしている…

 ―なんと今回、これを奪うことに成功しました―

変身の怪物は、長に灰の石を見せつけた


 ―それは灰の石か!?でかした…―

 ―ちなみに、その石は誰に使わせるつもりだ―


 ―そうですね…私が使うのはちょっと違うんですよね―

 ―あ、そうだ。あのヒミに使わせようかな―

あのヒミというのはグレイ怪物のこと


 ―そうか。まぁそれはいい選択だな―

 ―それじゃあそれを届けにいってくれ―

長の命令通り、変身の怪物はグレイ怪物に石を届けにいった…




 

 ビュウンッ…!

ゲートを通じて、凄い勢いで誰かが壱の怪物の世界に侵入してくる

 ―遂にだ…遂にお前らを皆殺しに出来る!!ハッハッハッ!!―

そこに現れたのは裏切りの怪物、見るからに殺意をむき出しにしている

 

裏切りの怪物は侵入するとすぐに、近くにいた鋼鉄の怪物と、マザーの2体に目をつけた

そして、自身の周りに2つのワープゲートを生成させる。裏切りの怪物には腕が無いので、発生させたワープゲートからその代わりとなる左手、右手を出現させる

 

そして特殊能力を使い、その手の大きさを鋼鉄の怪物の身体と同じ大きさに変える

(敵の体長が3mだった場合、その敵に合わせて3mの手の大きさを変えられるということ。それはもちろん長にも可能)

  

 ―まずはあいつらからだ…!死にやがれ!―

 シュンッ!

空中から奇襲を仕掛ける



 ―ン?ナンダ…?―

鋼鉄の怪物は何かを感じ取り後ろを振り向いた

だが気付いた時にはもう遅い…

 ズザァァ!!!

鋭い爪が鋼鉄の怪物の固い装甲を貫通、そのまま怪物の肉体を切り裂き殺した…


 

 ―な…何なの…?一体何が起こって…―

突然のことに驚くマザー

それはそうだ、突然近くにいた鋼鉄の怪物が輪切りに裂かれていったのだから


裏切りの怪物は、自身の鋭い爪をマザーに向けて言う

 ―マザーと会うのも何年ぶりだろうか。最後に会ったのは俺がこの世界に降り立つ前だったな―


 ―お前はギル…何しに来たの?―


 ―お前らにつけられた名で呼ばれてほしくないな。俺はギル改め、01だ―

 ―1から始まるこの復讐劇、この復讐は遂行される―


 ―お前が裏切ったらしいじゃん。何が復讐劇だよダサすぎる…―


 ―黙れ!―

 バッ!

 

 ―助けて…助けて長!長ぁ!!―

01の大きな手がマザーを襲う

 ズザァァ!!

鋼鉄の怪物と同じ様に、マザーは鋭い爪によって切り裂かれて死んでいった…


 ―はいはい、早速2キル―



  


 ゴゴゴゴ…!!

 ―お前…!ここから去れ!!―

怒った長がそこに登場する。01に向けて破壊光線を放った

 ビュゴンッ!


 ヒュンッ…!

01はその光線を避ける

 バーーン!!

01の背後で大きな爆発が起きる

 ―ギル改め01だ。長も頭おかしいくらいに成長したようだな―


 ―腕も脚も切り落とされたそうだが…独自の進化によって封印を解くとは…―

 ―お前はお前で進化したそうだな。この裏切り者が!―


 ―復讐は遂行される…―

01の特殊能力によって、ワープホールから出てくる手が長と同じくらいの大きさに変わる

その手の大きさは何十mにも及ぶ

 

 ―なんという能力だ…まぁいい、デカくなったのはその手だけ。お前のその小さい身体、本体をぶっ潰してやるからさ。くらえ!!―

長は動き止めの光線を放った


その攻撃を01は手でガードする

そしてその手に光線を吸収させ、吸収したエネルギーを小エネルギー弾として変換する。そしてそれを長に放り投げた


 バーーン!!

長に命中してしまう

 ―グハッ…!なんだその攻撃は…―


 ―お前が光線を放てば全て吸収、全て俺の技としてお返し出来る―


 ―吸収能力…?まぁ光線を放たなければいいだけ…―

長は光線ではなく、エネルギー弾を生成させる。そして01に向けて投げ飛ばした


01は飛んでくるエネルギー弾を正拳突きでぶっ壊す

 バーンッ!!

 ―お前を倒せば終わり。ここで終わらす!―

 ヒュンッ!

長に正面から向かっていった


長は目に力を貯める

 ―くらえ!―

そして破壊光線を放った


 ―馬鹿なことを…―

01は再び長の光線を全て吸収する。そして光線を小エネルギー弾に変換させ、至近距離で放った


 ―ハアッ!―

長もエネルギー弾を生成させて放った


 

 ジジジ…!!バゴーーン!!

エネルギー弾同士でぶつかり合い、爆発する…


 

 シュウゥ………

爆発による煙が辺りを漂う…

時間が立つにつれてだんだんと煙が薄くなっていく…

するとそこにいたはずの長の姿がない…


 

 ―消えたか…逃走を図ったというわけだな…―

01は辺りを見回しながら言った…

すると、油断していた01の背後に黒い霧が発生する。突然その霧から長が現れ、右手で殴ろうとする


01は咄嗟に手でガードする

 バンッ!!

 ―くそ…!そういうことか…!―


長はガードしているその手に向けて破壊光線を放った

 バーーン!!バゴーーン!!

吸収されず、そのまま手に命中する


 ―このくそが…!!―

01は怒りをあらわにする




 タッタッタッ…!!

すると、追い打ちかの如くそこにグレイ怪物がやってくる

 ―もらった灰の石、どんなものか確かめてみるよ―

変身の怪物から渡された灰の石を使い、力を得る

 ―力がみなぎる…!!―

力を得たグレイ怪物は手を前に突き出す。そして手を開き、1m程の亜空間を生成した

 ―いけ!灰の龍!―

その亜空間から何体もの龍が出現する



 ―くそ…邪魔者がまた来やがったか…まぁいい!2人一気に殺してしまえばいいだけだから…!はあっ!―

01は自身の手を大きく振り回し、灰の龍をかき消した



その様子を見ていたグレイ怪物 

 ―ちっ…!あの大きさじゃ石を持っていても俺には無理か…―

グレイ怪物は諦めてどこかへと行ってしまった…


 


 ゴゴゴゴ…!!

 ―グガアァァア!!―

長は01に向けておぞましい雄叫びをあげる


 ―黙りやがれ!!!―

 ビュンッ!

 ガシッ!

01は瞬時に長の背後にまわり、長の右手を掴んだ

01はその右手を引き千切ろうとしている


 ―ガアァ!!ガアァァア!!―

01の耳を壊す勢いで、長は雄叫びをあげる


だが01はその雄叫びを耐えながらも千切ろうとし続ける


  

だがその時だった…01の本体に向けて1体の灰の龍が飛んでくる…

実はグレイ怪物は諦めてなどいなかったのだ


そして01は背後からくる灰の龍に気づかずに命中してしまう…

 バンッ!!

 ―ぐはぁっ!!―

ワープホールが閉じ、01はそのまま地面に落下していった


 ―長を見捨てるわけがないでしょ…馬鹿が―

グレイ怪物は01を見て笑っている


 ―ハッハッハッ!よくやった!でかしたぞ―

 ―見たか01、私達を倒すことは出来ないんだよ―

長は空から01を見下ろしている


01は立ち上がった

 ―まだ…いける…―


だが長は間髪入れずに破壊光線を放つ

 ―死ねぇ!!―



 


    01は死なない



 ビュンッ…!!

するとそこに01の仲間がやってくる

その仲間の名前は02

01と同じ様な見た目で腕と脚が無く、ワープホールを使って戦う

右手には大剣が装着されており、左手には電子盾が装着されている


 バゴーーン!!

突如として現れた02は、その電子盾を展開させ、破壊光線を遮った


 ―我が名は02…01と共に復讐を果たすために行動している― 


 ―あいつの仲間か…まぁそれなら殺すのみ…―

長はエネルギー弾を数発生成させ、02に向けて放った


 シャキンッ!

 ―ふっ…―

02は右手に装着されている大剣を使って、全てのエネルギー弾を斬り裂いた

 ―お前らじゃ俺達を倒すことは出来ない。お前らは全員死ぬ、必ずな―

そう言うと02は、負傷している01を掴み怪物の世界から去っていった




  

 


 ―ハアァ…ハアァ…なんとか追い払えたが…あいつらも進化していってる―

長は苦言を呈する

 ―あの計画は一旦停止だ。蝶々から石を取り返さなければ01に殺されるだけ、全体的に士気をあげなければいけない―

長はグレイ怪物に向けて言った


 ―計画通りに山下坂を完全に侵食させて、大ゲートを開き、長を人間界に召喚する。この計画は続けてもいいと思うのですが…―

グレイ怪物は言った


 ―全員の戦力を上げてからではないとあいつらに負けるだけだ―

 

 ―まぁそうですよね。それではこの私が蝶々達から石を奪ってやります―

グレイ怪物は灰の石を持ちながら人間界に侵入していった…

 

  





 

 01、02のワープホールは、目視した物と同じ大きさに変えることが出来る。

01達の本体が1.2mと小さいので、相手と同じ大きさ、同じ土俵に合わせるという方が合っているかもしれない

 

自身の身体は1.2mのままで、その小さい身体でワープホールから出てくる手を操っている。ワープゲートを閉じると、大きさがリセットされる

新たに02の情報を図鑑にて更新します


次回は12と13話の2回更新します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ