[高機動幻想ガンパレードマーチ]について語る その3(戦闘 射角について)
最近、ネットで話題にあがったガンパレードマーチ(以降ガンパレと略)について語る。第3弾は戦闘の射角についてです。
ガンパレの戦闘システムで特徴的なモノの1つに射角という概念がある。ガンパレの戦闘は戦術シミュレーションゲームのように広大なフィールドに配置された味方の機体と敵機が交互に動いて交戦するってヤツだ。
フィールドとそこに配置された機体同士の位置関係から敵機までの距離が出せる。そこに武器の特性の概念を組み合わせる事でシミュレーションゲームによくある"射程"という概念が作れる。そこに機体に正面の概念を加えて相手を視界に入れないと攻撃出来ないという制約を加えたものが射角である。
射角は武器(攻撃手段)に設定された概念で、射角は射程と関連性があって、基本的には近ければ射角は広く、遠ければ狭くなる。これはスナイパーライフルでスコープを覗き込んだ時を想像するとイメージしやすいだろう。
尚、そのルールに当てはまらない武器もあるのでそれは捕捉しておく。
戦闘にこの射角の概念が加わった事で、機体の位置取りがとても大事になる。
上手くいけば、敵の射角外から攻撃し続けてノーダメージで敵を撃破する事も可能だ。
シュミレーションゲームでありながら、アクションゲームのような緊張感を持ってプレイできるのである。
射角。戦闘のリアリティと戦略性をもたらしたこの概念について今回は語らせて頂きました。
…射角をやる前に、スーパーロボット大戦の射程の概念を話さなきゃならんかったなぁ。反省。




