第44話
ご指摘ご感想ありがとうございます
ギルドへ着くと秘書っぽい格好をしたお姉さんが声をかけてくる。
「”ブランク”の皆様ですか?」
「あ、そうですが」
「こちらへ」
と最上階の豪華な部屋へ案内される俺達
秘書さんが扉をたたいて入る
「”ブランク”の方々お連れしました」
「お、入れ」
と威厳がありそうなお爺さんの声がする
部屋に入ると
姫様、ジュリェッタさん、ロビンさんとつるぴかな白髭を生やした爺さんがいる
つるぴか爺さんが
「おぉよく来た、このギルドのギルドマスターのバランじゃ」
「おぬし達は姫様をお救いしての大手柄じゃ、ギルドとしても何かせんと思ってのぅ」
「呼び出したわけじゃ」
「あ、は~い」
「なにがいいかのぅ?」
「あの、今すぐでは無くていいですか?」
「僕は先日冒険者になったばかりでして、これから困った事がおこるとも限らないので!」
「お主達はいいのかと?」
僕の後ろにいるマリアさん達に聞く、つるぴか爺さん
「ウィルさんにお任せします」
とそれぞれ答える
「ギルドはよいとしてもこちらとしては、何かしないわけにいかないので、いずれ王都まで来てもらう事になるがよろしいかな?ウィル殿」
とジュリェッタさん
少し悩んで答える
「武術大会があるときでいいですか?」
「武術大会はこないだ終わったばかりで、1年後になるのぅ」
とつるぴか爺さん
「さすがに遅すぎるもう少し早くならんか?」
「冒険者成り立てなんでいろいろ依頼をこなしたいんですが?」
「半年後ではだめですか?」
とシモーネさん
「シリウスでの武術大会が終わった後なら依頼も少ないから」
「え、そうなの?」
「武術大会で冒険者が集まってくるから依頼の取り合いになるんですよ」
とマリアさん
「それとは別に私からも報酬をだすからジュリアから貰ってくれ」
「あ、ありがとうございます」
「依頼の報告があるので失礼します」
と部屋を出ていく
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俺達が出て行った部屋では
「ウィルて若者。最近冒険者になったのか?」
「先日登録しております」
・・・
・・・
・・・
・・・
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「つるぴか爺さんだったな~」
ぼそっとつぶやく俺
大爆笑する、みなさん。
「ひぃ、ウィル殿それは禁句じゃ」
と涙を流しながらジュリアさんが言う
「・・・・・・」
依頼の報告カウンタ前で俺達の順番を待つ
お姉さんが
「次の方どうぞ~」
「”ブランク”ですがこの依頼終わりました」
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急募シルバーベアーの討伐
討伐ランク:C+以上
報酬:1匹 100000エン
期限:1ヶ月以内
依頼人:ハタ洋品店
依頼内容:1ヶ月以内にシルバーベアーの毛皮を2枚必要の為、2頭分必要。
特記事項:毛皮、肉は別途状態を見て買い取り
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急募シーリングバルボアの討伐
討伐ランク:C以上
報酬:1匹 10000エン
期限:3日以内
依頼人:サカス生肉店
依頼内容:3日後、宴会の為、シーリングバルボアの肉が10匹分必要、10匹以上でも取って来た分だけ買取ます
特記事項:牙と毛皮、肉は別途状態を見て買い取り
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「そちらのお部屋でしばらくお待ちください」
「依頼主を呼びますので」
「あ、お願いします」
「へー、直接もって行くのではないのか?」
「直接の場合もありますけど、トラブル防止の為、ギルドの方が鑑定をするんですよ」
「買取値段で揉めたりしますから」
「なるほど!?」
と話をしていると
先ほどのお姉さんと別のお姉さんが現れる
「”ブランク”の皆様、任務ご苦労様です」
「鑑定をさせて頂きますエリと申します」
「それではまず、シルバーベアーからこちらへお願いします」
・・・・
・・・・
・・・・
「ぷふぁ」
『主、何をしとる??』
緊張して息するのを忘れてた
『・・・・・・』
「1匹は首を切り取り1匹は首を折って討伐しておりますので非常にいい状態だと思います、ギルドとしては最低100万エンでお願いします」
「最低?」
シモーネさんが
「100万エン以上からは依頼主との交渉で決まるんです」
「なるほど」
「次にシーリングバルボアとなりますが」
「あの、実はこれもついでに狩ったのですが」
とゴールデンベアーを出す。
「えっ、ゴールデンベアー!?」
「運良く倒せまして~」
「これも状態が素晴らしくいいのでギルドとしては最低900万エンがつけられます、ただ依頼に無いものですので依頼主が引き取らない場合はギルドで買取させていただきます」
「よろしいでしょうか?」
「あ、はい、お願いします」
「次にシーリングバルボアとなりますが」
「あ、これも数と後、クリエイトバルボアとグレートバルボアもいましてこの部屋では入らないかと」
「ちなみに何匹でしょうか?」
「クリエイトバルボアが2匹、グレートバルボアが7匹、シーリングバルボアが117匹です」
「「・・・・・・」」
固まるお姉さんとエリさん
「悪いけど何人か連れてきて」
とお姉さんに言うエリさん
「部屋を変えますのでこちらへ」
案内された部屋はテニスコート3面分はある大きな部屋だった
「すいませんがすべてこちらに出してください」
俺達も手分けしてバルボアを置いていく
エリさんの同僚も現れ鑑定していく
まだ鑑定途中で依頼人のハタ洋品店の人や同じく依頼人のサカス生肉店の人が部屋に入ってくる。
依頼人は部屋の光景を見て絶句している。
俺は鑑定の終わっている
ハタ洋品店の人と交渉にはいる
俺だけでは不安なのでシモーネさんも同席してもらう
「凄いですね~」
「たまたまです」
「さっそくですが、大きさも毛並みも申し分ありませんので、シルバーベアー1頭150万エンで如何でしょう?」
シモーネさんを見る
頷くシモーネさん
「150万エンでお願いします」
「次にゴールデンベアーまであるとは思いませんでしたがこれも、大きさ毛並みも素晴らしいですので2000万エンで如何でしょう?」
「2000万!?」
「それでしたら2500万エンで!」
「2500万エンでお願いします」
同席していたギルドのお姉さんが
「依頼報酬として2頭で20万、魔物の売買での金額が2800万エンとゴールドベアー討伐報酬が100万エンですので合計2920万エンとなります」
「窓口でお受け取りください、また金額が高額ですので銀行に直接預ける事も出来ますが如何いたしましょ?」
「どうしますシモーネさん」
「6等分するにしても高額だしなぁ」
「レンさんも入れて7等分ですよ、シルバーベアー1頭はレンさんが倒してますし」
いつの間にか集まっているみんなが頷く
エリさんがこちらへ来る
「鑑定終わりました、すべて状態は最高にいいのでギルドとしては最低クリエイトバルボア100万エン、グレートバルボア50万エン、シーリングバルボア10万エンでお願いします。」
サカス生肉店の人と交渉に入る
「あの、クリエイトバルボア、グレートバルボア、シーリングバルボア1匹づつはこちらで貰ってよろしいでしょうか?」
「おぅ、あんちゃん、この数うちの店じゃさばききれない、クリエイトバルボア1匹、グレートバルボア2匹、シーリングバルボア30匹しか買い取れないがいいか?」
「いいですよ」
「おぅ、ありがてぃ、クリエイトバルボア150万エン、グレートバルボア70万エン、シーリングバルボア10万エンでどうだ?」
「いいですよ」
後はどうしたらいいのかなと思っていると
「残りはうちが買い取らせていただきます」
とアロイさんが言う
「アロイさん」
「数多いからお父さんに連絡しといたの」
同席していたギルドのお姉さんが
「残りはこちらの方と交渉していただいて」
「同じ値段ですべて買い取りますので」
とアロイさん
「では依頼報酬と117万エン、魔物売買での金額はクリエイトバルボア150万エン、グレートバルボア420万エン、シーリングバルボア1千160エン」
「後、討伐報酬クリエイトバルボア10万エン、グレートバルボア21万エンですので合計1878万エンとなります」
「これですべて終わりましたので報酬を受付でお願い致します」
「またギルドポイントも大幅にカウントされますのでお伝えいたします」
「まずはPTリーダーのウィル様」
「G-からD+になります。またC-の試験が本日から受講可能です。」
「へっ~」
と驚く。
「上がりすぎでは???」
「いえいえギルドポイントだけならB-の試験を受けれますから」
「ジュリア様はB-からB」
「エリカ様はC+からB-」
「マリア様CからC+」
「シモーネ様CからC+」
「ケイコ様はC-からC」
「それぞれ試験が受けられますので、がんばってください」
アロイさんが
「皆さん凄いですねぇ~お祝いしないと!」
「家でバーベキューしましょバルボアあるし」
『主~~~肉じゃな~』
受付で報酬を受け取る、分配は家でするとして
一人頭600万エン以上という、とても高額な収入を得たみんなは
ふぉくふぉく顔で我が家に向かうのであった
ちなみに魔力石は消耗品なので全て頂いた
纏められない。。。




