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RE:TRPG ~エンドレスゲーム~  作者: 最上 品
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5/35

サードゲーム


 サードゲームを……勢いだけで始めてみます  その為、短く終わる可能性が高いです。


※


 では、サイコロを使いまして……。

 前回同様に、三択は 12 34 56で分け、四択のみ56が出た場合は振り直しという形のオールダイスでやっていきます。


 世界 12現代 34過去 56未来

 主人公 12中性 34女性 56男性

 目的 1生き残る 2たどり着く 3倒す 4死ぬ 56振り直し

 イベント 12出会う 34失う 56発見する


※


 世界は 6が出たので 未来になります。

 主人公は 6が出たので 男性になります。

 目的は 4が出たので 死ぬになります。



 イベントは詰まったら、ダイスを引く予定です。


 では……未来の世界で男性が、死ぬ……話を始めます。




 思いつかないので、ダイスを振ります。




 ダイスの目は4が出たので、 失う です。





 なあ、知っているか?昔の人間は普通に寿命とかいうもので死んだらしい。

 完全栄養食なんてものはなく、臓器の取り換えも出来ず、サポートシステムが充実していなかったみたいだ。

 それに、地球から一歩も出なかったらしいぞ。

 宇宙のあれこれが昔はダークマターなんて呼ばれていて、今じゃ当たり前の技術も確立されていなかったんだと。


「金額が不足しています」

「わかってるよ。ただ、無い袖は振れないっていうだろ」

「金額が不足しています」


 年に一回の納税日に徴収ロボがやってきて、税を納めろとか言ってくる。

 人間が永遠に生きられるようになって、それでも税はなくならない。いや、寧ろほとんどが税になったといっても過言じゃない。


「金額が不足しています。徴収出来ない場合、実力行使となります」

「……なんだよその実力行使って」

「生体部品のリサイクルと、循環血液への異物混入実験によるボランティア活動です」


 ……聞いた事ねぇボランティア活動だ。

というか、納税が出来ないのにボランティアしろっていうロボもトンチンカンだが、勝手に体をいじくりまわされるのは、いい気がしない。


「家の中ひっくり返しても、無いもんは無いぞ?」

「では、実力行使を実行します」

「え、あ、ちょっ!」


 予備動作もなく、ロボットが何かをしたみたいでいきなり気を失う事になった。




 ダイスを振ります。ダイスの目は1の為、出会います。




 目が覚めると、そこは医療施設だった。

 何故分かるかって、真っ白な建物の中で、自分はベッドに括りつけられ、点滴が腕に付けられて真っ赤な液体がドクンドクンと体内に入る異物感が気持ち悪いからだ。


「……異物混入実験か?」


 うわ言のような、独り言のような声に反応があった。


「ええ。原点回帰実験のボランティア被験者さん」

「……人型か。珍しいな?」


 宇宙に人間が適応するようになって、人の形というのがかなり変わって数世紀経つ。

 人型は今じゃあ旧世代のお荷物だ。


「形を変えても、脳は変わりませんでしたからね」

「ああ、らしいな」

「そういうあなたも人型ですよ?」

「……金がない人間はいつまでも同じ体なんだよ」


 地球という惑星は神格化されて、神を名乗れるほど上位の存在しか住めない。

 俺みたいに金のない人間はコロニーや廃棄惑星の月でグダグダするしかない。


「原点回帰実験の赤い血ですが、……人型なので適応が激しいですね?」

「……適応しているのか、激しいって拒否反応じゃねぇのか?」

「さあ?私は上に言われた通りの実験をしているだけですから」

「さいですか。って、この実験はどのぐらいで終わるんだ?」

「さあ?この後は生体部品を旧時代のモノと入れ替えるみたいですけど……」


 あれもこれも機械がやってくれるようになって、人間がやると失敗があるが、機械は殆ど失敗がないって、殆どの人間は職がなくなったようにみえたが、人間にしか出来ない事もあって、意外といいバランスで機械と人間は生きていたが、こんな実験の話はじめてだった。


「とりあえず、ぞわぞわするから外せないか?なんか変なモンがこみあげて来るんだが」

「あー、脱走した人がいたみたいで、無理ですね」

「……さいですか」


 自分が黙ると、部屋の中が静かになる。


「お前さん、名前は?」

「知りたいんですか?」

「ああ」

「イブです」

「俺は」


 人に名前を聞いて、自分が名乗っていなかった事に気が付き、自分の名前を言おうとしたら、口を手で塞がれた。


「名前を知ると、愛着が湧くので。結構です」

「愛着って……こんなおっさんに湧く訳ないだろ?」

「そう言うものでもないんですよ。興味って、最高のスパイスですから」

「興味ねぇ。まあいいわ。なんかやっぱり気持ち悪いから、さっきみたいな麻酔かせめて顔だけは横にさせてくれ。このまま吐いたら、窒息しちまう」


 CTスキャナーの時に使う頭を固定する器具みたいなものが当たるから首も動かせないと言ったが、返事は無かった。




 詰まったので、ダイスを振ります。 ダイスの目は3 失うが選ばれました。



 実験は思っているよりも長くならなかった。

 真っ赤な点滴が終わったら、すぐに解放された。


「お疲れ様。もういいみたい」


 それだけイブが言うと、興味がなくなったのかすぐに部屋を出て行った。


「原点回帰実験って、結局何だったんだ?」


 分からないことがあれば、すぐに調べればいい。

 生体チップが生まれた瞬間から体内にあるので、いつもの様にこめかみのあたりを指でトントンと叩く。

 いつもはこれをやると、目の奥に別のウィンドウが出てきて、スペースネットワークに繋がって検索ができるのだが、何故か今日はウィンドウが出てこなかった。


「あれ?ったく、異物混入のせいか、アクセスしねぇな」


 トントン トントン


 いつもの動きを何度かするが、反応はないままだった。


「ま、調べても理解できるとも限らない訳だし、しゃあない。納税がこれで済んだんだ、よしとするか」


 イブが出た扉の方へ向かうが、扉は開かなかった。

 仕方なく、もう一か所の扉の方へ行くとすぐに扉が開く。


「帰りはコッチだって案内のひとつでもしてくれりゃあ可愛げがあるんだがな」


 扉の先には真っ白い廊下があって、左先の方をみると強い光がさしている。


「なんの光だ?」


 呼ばれるように、その光の方へと歩いて行くと、小窓があった。

 なぜかその小窓が見ろといわんばかりで、吸い込まれるように小窓を覗く。


「……なん、なんだ」


 そこでは自分と同じように器具が取り付けられた人型ではない人類が同じ実験をされていた。

 そして、真っ赤な点滴が体内に入るとまるで爆発したかのように、真っ赤に部屋が汚れる。

 そこに居たのは、ついさっきまで同じ部屋に居たイブに見えた。


「やはり、人型じゃないと拒否反応が出るのね。生体部品を入れているのに、なんでかしら?」


 イブは思案顔で唇に手を当てながら考えている様子だった。

 そして、なぜか窓の奥の部屋なのに声も聞こえている事に気が付く。


「ああ、逃げた訳じゃないのは知っているわ。ただ、そうね、実験にもう少し付き合ってくれない?名前も、もしよければ聞いてあげるわ?」


 虚ろな目でイブがそういった……気がする。


 自分の身体がドクン、ドクンと脈打つのが分かった。

 異物混入実験、ボランティア、いやそもそも最初になんとロボットは言っていた?生体部品のリサイクルとか、言っていなかったか?


 ドクン、ドクンと脈打つスピードが早鐘のようになっていくのが分かる。




 最初に血液を入れていると思ったが、なんでじゃあ、帰してくれたんだ?




「人がね、増えすぎたの。永遠はちょっとやり過ぎたの。臓器に血液、機械化したものを生体部品にもどしたら、ちゃんと、人間は、死ねるのよ?」


 ハッとした。


 その時、自分の首すじをそっと撫でる人が居た。

 小窓の中に居たはずなのに、小窓はただ光っているだけだった。


「死ぬ前に、何が見えたのかしらね。ああ、名前を聞いていなかったわ。興味の為にも、名前を教えてくれる?」

「俺は……」


 永遠の命が終わるのは、意外と簡単だったみたいだ。







 サードゲーム 感想戦


 パチパチパチパチ


 セカンドゲームが思っているよりも……楽しめたので。

 やる気というか、気力が残っているなら絞り出してみようと、始めました。


 ……ダイス目よ。

 作者になにか恨みでもあるのか?


 三回目にして、ついに出ちゃった……目的「死」です。


 そりゃあ、いつかは出ると思っていましたが、未来で男性が……。


 途中のイベントの出目も 失う・出会う・失う 失い過ぎィィぃ!!!


 パッと頭に浮かんだ世界はもう完全にディストピアでしたよ。

 そして、大したオチも浮かばず。


 今回は落ちたといっていいのか分かりませんが、エンドカードを使いたかった。


 夢落ちのようなハッピーエンド。

 隕石が落ちた……で全滅エンド。


 その辺りが欲しかった(笑)


 いや、作者の足りない実力で、落とせたのはかなり良かったのかな。


 書く前に、こういう設定でAIだと物語が書けるのか?とAIに問うてみたのですが、さらっとこんな設定はいかがですか?とか、いいやがりまして。


 産む苦しみがAIにはない。



 なんだこれー。

どうしたらいいんだー。


 ダイス目で右往左往。コレが無いと、楽しみがぐっと減る事が分かりました。


 私は自分の中にある言葉で、毎回物語を紡ごうと思います。


 ショートショート……ぐらいにはなったのかな?


 カードというか、ダイス目で楽しくもなるはずなのに(笑)


 流石にこの時間なので今日は……寝よう。深夜の酒が抜けかかったヤバ目のテンション……勢いが人間って大事だとは思っていますが、なんかコレ……違くない??



カード……増やしすぎても使いこなせないんです。

だから、とりあえずは増やさないでいきたい……。


でも、でも、でも、そろそろほら、ね。


魔法世界とかさ、冒険者がダンジョン探索とか


サビだけでヒャッハー。みたいな美味しい所だけの一話も、やってみたいじゃないですか。


……勢いだけで始めたら感想戦でも書いたような無理難題で。

寝る前のヤバいテンションでコレを書いているのです(笑)


だれだ、あんな酷いカード、入れたのは!!!(自分です)

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