33ゲーム「鉱山夫」
今回の感想戦、説明しすぎな部分がありましたので、途中でブラウザバックをしていただいても構いません
33ゲームを始めます
※
では、サイコロを……。
今回も10面ダイスを使います。
三択は 123 456 789 で分け、0 のみ自分の選びたいモノという形。
そして、いつものオールダイスでやっていきます。
世界 123現代 456過去 789未来 0好きなモノ
主人公 123中性 456女性 789男性 0好きなモノ
目的 123生き残る 567たどり着く 890倒す 4死ぬ
イベント 123出会う 456失う 789発見する 0好きなモノ
※
様式美ですが……さて、どうでしょう?
サイコロの目 9 ゲームを開始します。
では、いつものように、三連続で……9 7 7
未来 男性 たどり着く
ですね。
うーん、お風呂でパッと思いついた設定があったので……それだったらよかったのですが、うーん……。
まあ、折角なので感想戦でも話しますが、思いついた設定をそのまま使いつつ、やってみましょう。(笑)
なんで、とはならない様に一応体裁は整えるつもりなので、違和感等がありましたが、後程ご指摘ください。
では、33ゲームスタートです。
人間はその昔、宇宙へと進出した。
アニメとかいう古代の映像技術にあったような、戦争などになるはずもなく、ただ新しい資源を欲して、惑星探査という無限に続くような宇宙進出。
そんな進出が始まって二百年以上経っている。
私は、今日も宇宙を見ながら、そんな事をぼんやりと考えていた。
「ほら、そこの、サボるな」
「はいはい」
鉱山惑星、名前は……何だったか?ああ、そうそう。タンカナイト……だった気がする。
なんでそんなに曖昧なんだって、言われると……まあ、そういう人間なんだなぁ。私が。
地球暮らし、コロニー暮らし、惑星暮らし、ああ、船暮らしも一応あるか?
地球という母星から飛び出した人間にも、ランク付けは残っている。
別にどっちが上とか、どっちが下なんて、無いと思うんだが懐古主義とでもいうのか、やや地球暮らしがもてはやされている気はする。
まあ、別段私には関係ない。
私は鉱山惑星を渡り歩きながら、日銭を稼ぎ、たまに地球に戻って、遊んだら、またいつもの暮らしに戻るというそんな変わり映えのない生活のループだ。
「だーかーら、手を動かせよ」
「はーい」
どうやら私がココの鉱山惑星に居られるのも残り少なそうではある。
なかなかいい職場なんだが、上が変わると……どうにも毎回目を付けられるんで、仕方がない。
イベントを進めます。9 発見する が選ばれます。
鉱山惑星で発掘作業をすると言えば聞こえはいいが、やっている事は採掘だ。
大型の人型機械を使って、ごっそりと土を抉る。その土をなんたら分子機器?とかいうのに入れて、しばらくすれば、アラすごい。人間が欲しがる鉱物の出来上がりってスンポーよ。
地球にはない物質で、こういう古い惑星じゃないとモノがない。
ああ、そういえば一時期AIによるテラフォーミング?とか言う、惑星開発が流行ったんだが、正確過ぎて人間がノイローゼになるって、AIは事後処理に回されるようになったなんて話も過去にはあった。
それと、AIと人間の戦争もあった。
まあ、すぐにAIが負けを認めてな。
あれは、なんだったんだろうな?まあ、すぐに世間の話題から消えたが、正直……気持ちが悪かった。
世にいう、一日戦争。
AIが人間に戦争を仕掛けたんだ。
物理的な暴力ではなく、知的な挑みだとか言って。
まあ、今じゃあAIのバグだろうって事で落ち着いちまった。
っと、話が逸れたな。
ええと、そうだな。
惑星開発は結局人間がやっているんだ。
AI任せでも、ロボット任せでもなく。
で、ロボット任せ……に出来ない理由がなさそうだと、思うだろう?
それを、先んじて……どっかの頭のいい人間が、なんたら粒子?とかいうのをダークマターに混ぜる?とか、よく分からない話をしてな。
地球だけでも面倒なのに、宇宙規模で電子制御部品が凄い速さで劣化するという、わけがわからんことをしてくれちゃったわけだ。
その結果、ロボット産業やAI産業が大打撃を受け、地球規模が宇宙規模に変わって、人間を産めや増やせやっていう気運になって。
ベビーブーム?とか、いう時代に一応私も生まれた訳だ。
まあ、人が多い時代っていうのは、なかなかいいもんだね。
悪く言う奴もいるが、自分が居なくなってもいくらでも変わりがいる。
だから、まあ上も簡単にクビを切ってくるわけだが、それでもあんまり悩まないで済むのは嬉しい事だ。
で、そんな時代に生まれた私は、思ったわけ。
だったら、楽しく生きようじゃないのって。
その結果、星を渡り歩きながら、日銭を楽しく使う、放浪民みたいな人間が出来上がったわけですよ。
基本的に、鉱山惑星での発掘作業は「住み込み」だから、住む場所も与えられる。
ありがたい商売なんだが……。
「おう、おつかれさん。今日も、どやされてたな?」
「ああ、おやっさん。多分、そろそろじゃあないですかね?」
「……お前さんみたいなのが大事なんだがね」
「そう言ってくれると嬉しいんですけどね、まあ、数字はそう見てくれませんから」
「……分かってるなら手を動かせ……れば、こんな話にゃなってねぇな」
「へへっ、そのとおりでさぁ」
現場監督と仕事終わりにそんな話をしていると、みんなも声をかけてくれる。
一通り挨拶をすれば、あとは自由時間だ。
「分かってるって事は、お前さん、なにか知ってるのか?」
「自分の事ですからね。まあ、それなりには。でも、知ってるだけで十分なんですよ」
「そういうもんか?」
「そういうもんです」
自分の事は自分が一番よく知ってる……なんてことは、殆ど無い。
ただ、それでも、一番付き合いの長いのも自分なのだ。
だから厄介。
それでも、知ってる事は言うつもりがない。
イベントを進めます。 0 好きなものを選ぶが出ました。 出会う を選びます。
鉱山惑星の朝は早い……。
というよりは、星によって速さが通常は違う。
すべてが太陽系にあるはずもなく、自転の速さだってまちまちだ。
だから、地球標準時を使う。
そうなると、日が出ていても夜もあれば、真っ暗でも朝もある。
人間の持つ体内時計はなかなか正確で、いつものサイクルで起きられるようになる。
まあ、人口太陽光や一部の紫外線を浴びて、誤魔化していると言われればその通りなのかもしれないが、時差ボケ?とかいう単語は過去に捨てられている。
「今日もよろしくお願いします」
「おねしゃす」
「おねがいします」
数人の声が重なって、いつものように土を掘る作業が始まる。
と、思っていたのだが、現場監督が手招きをしてくる。
「どうしたんすか?」
「こいつ、新人」
「はあ」
「よろしく」
「……いいんすか?」
「適任だろ?」
「……知りませんよ?」
そういって、一人の子供が自分の後をついてくることになった。
「機器の動かし方は?」
「習ってる」
「じゃあ、いけるか?」
「多分」
「だったら、そうだな……ちょっと待ってろ」
子供を待たせて、いつもの作業場の連中に声をかける。
「新人だってさ」
「で、面倒はお前さんが?」
「みたいだ。そっちの方は?」
「昨日はしこたま飲んだから、調子がいいよ」
「そりゃあ結構な事で。新人に土は難しいだろうから、出来上がり鉱物の運搬に回していいか?」
「そりゃあいいが……今の運搬のやつは?」
「あいつは、カンがよさそうだから、採掘指示で」
「そうなのか?まあ、じゃあそうするか。で、お前は?」
「……見える範囲で土掘るかな」
「だな」
新人に仕事を教えて、適当にみんなと喋りながら今日も作業を始める。
新人はかなり真面目で、言われた通りの事をしてくれる……が、真面目過ぎてつまらない。
昼休憩が終わって、午後の作業が始まり、ありがたいことに何事もなく午後の仕事も終わった。
「新人、ちょっとこっち来られるか?」
「はい」
仕方なく、新人を呼び止めた。
「どうだった?」
「あれなら、出来ると思う」
「言われた通り、運びながら流れを見られたな?」
「はい。ただ、あの、指示役?ですか、アレって……なんなんです?」
「ああ、地層調査とは別で、人間の勘だよ。冴えてる人間ってのはどこにでもいるんだ」
「適当に……掘ってるわけじゃないと?」
「まあな。まあ、その辺りは上には言ってないから、作業員の切り札だけどな?」
「……いいんですか?僕に言って」
「一緒に作業をした時点で、作業員だろ?若いウチはしっかり食って、しっかり寝ろよ。無茶はもう少し体が出来てからにしろよ?」
じゃあな、と手を振ると、律儀に頭を下げる様な子供だった。
「おう、いっぱしの先輩面だな?」
「まあ、面倒見るってそういうもんでしょ」
「だな」
新人が作業に慣れるまでにそこまで時間はかからなかった。
イベントを進めます。 0 好きなもの選べます。 失う が選ばれます。
ある日の朝。現場監督が呼ばれ、いつも通りに作業をしていろと言われていたのだが、呼び出しがかかった。
「そこの、お前」
「はい」
「こっちにこい」
先に呼ばれていた現場監督がそこに居た。
「なぜ呼ばれたか、わかるな?」
「……いえ、さっぱり」
「お前、サボり過ぎなんだよ。あっちでペラペラ、コッチでペラペラ」
「あー、まあ、かもしれませんね」
「分かっているなら、分かるだろう?」
「……解雇、ですね?」
「そうだ。無駄飯食らいはいらん」
「いえ、そうではなく!」
上の人間の言葉に言葉を挟んだのは現場監督だった。
「ん?なにかあるのか?」
上の人間が聞く姿勢をみせようとしたので、一瞬だけ自分なりに考えた。
「あっちゃーバレてんなら仕方ないっすね。機械にのって作業するのも腰にくるんで、ついつい喋って時間潰しちゃうんですよ……まあ、他のみんなに迷惑かけるわけにもいかないんで、次の便っていつです?」
「別惑星だと今日の午後だ。地球は三日に一回だから、明日だな」
「じゃあ、一回帰りたいんで。明日でいいっすかね?」
「ふんっ、やめてくれるなら助かる。ああ、給料は出さないが一応挨拶する時間ぐらいはやるよ」
「そりゃあ、ありがたい。では、明日にはココを出ますね」
頭を強く下げると、張り合いがないと言わんばかりの態度で上はこの場をあとにした。
「おい、どうするんだ?」
「どうするって?」
「新人もある程度になって来たばっかりだろうが」
「大丈夫だよ。別にみんなと話せているし、問題ないだろ」
「……恨まないのか?」
「子供が出来ちまった現場監督が他人の心配してる場合かって」
「……だとしても」
「ああ、切り札は切らない事が大事だからな。自分がどうしてもってときに、切ってくれよ?まあ、正直言うと切らないに越したことはないんだが……」
「わかってる。AIでも解析できなかった未知の部分だろ?」
「まあ、上は分かってないみたいだけどな」
「で、お前は……何をしてるんだ?」
「地球行の便に乗る為の支度だが?」
「明日、だろ?」
「ああ、上も馬鹿だな。明日の地球行きは隣の惑星からでるから、今すぐに向かわないと行けるわけないだろ?」
「じゃあ、みんなに挨拶は?」
「する暇ないな。まあ、こういう人間だから、その内どっかの惑星で会うかもしれないから、そんときはまたよろしく頼むぜ?」
今までも何度も体験している事だから、何とも思わなかった。
サラッと。
さっぱり。
すぐに隣の惑星行きのシャトルへ搭乗した。
「地球に帰って……どうすっかなぁ」
予定は未定。
でも、死んだわけじゃない。
普通に明日は来てしまう。
「……どっかいい場所無いかねぇ」
シャトルの窓から自分がいた惑星を見る。
真っ暗な宇宙でちっぽけな星のたった一つの場所。
自分の悩みなんてとっても小さいと、よく分かった。
33ゲーム 感想戦
さてはて。
えーっと、少しだけ大きめに間をあけました。
理由としては、感想戦は読まないで、余白だけを「楽しみたい」方用ですね。
まあ、このゲーム自体がそういうものだとも理解しているのですが、あえて感想戦では「余計」な話をさせていただきます。(やや余白がつぶれてしまう可能性が高いです)
ただ、本編に入れるべきだったと言われてもおかしくはないかなぁとも思うので、こういう時に有能な編集者さんやアドバイスを頂ける読者さんの力がほしいなとは常々思っていたりします。
あー、一応AIにも読ませるのですが、基本的にAIは褒めるんですよね(笑)
褒められて嫌な人はいないと言いますが、欲しいのは褒めよりも「情報」なわけで。
この辺りが難しいかなぁと。
さて、では余計な部分を説明しますか。 ブラウザバックチャンスはココです!!(笑)
この話、思いついた時の話をサイコロ振ってすぐにちらっとお話したかもしれませんが、なんとなく今日の気分は「炭鉱夫」の話が書きたかったのです。
新聞だったか、ニュース記事だったのか、ショート動画だったか、何で見たのか……定かではないのですが、昔の炭鉱夫さんのお話で、手よりも口を動かしている人がいたという話がありまして。
その人が、いなくなった炭鉱はすぐではないものの、立ち行かなくなったらしいのです。
仕事をする人同士を上手くつなげてくれていた人。
仕事量ではなく、接続を上手い形でやってくれていた人。
そういう人がいなくなると、閉鎖空間に近い場所というのは一気に「息苦しくなる」らしいのです。
その為、最後のシーンで終わっていますが、あの鉱山惑星は遠い未来にはどうなっていたのか怪しいです。
数年ですぐにパタン……というわけではないのですが、「上」の見ているものと「現場」で必要な人間が違う。
まあ、そういうのが数字化できるのがAIや現代なのでしょうけどね。
遠い未来でも、同じような事を繰り返している。
人間なんて、実はそんなもの。
そういう感想や、そういう人間賛歌……とは違うのですが数値化できないモノを人間は孕んでいる。
そういう、気づきに近い感覚を読んでいて感じてもらえたら……嬉しいな。
っていう感じでしょうか。
今回の感想戦としては、そんなところです。まあ、余白を説明しちゃう時点で上手く書けていないと言われると、その通りなのですが……。
サイコロの目が0を二回。
実は0初めてだったので、嬉しい……かと思ったのですが、選べるって「上手に閉じれるよな?」と、サイコロに脅されている気分でもありました(笑)
……どこまで私はサイコロに踊らされているのでしょう??
小説に限らずですが……削る作業というのはなかなか大変ですね。
多分なのですが、ここを読んでいる方はブラウザバックをせずにスクロールした方々。(笑)
作者が余計なお世話で「余白」を埋める様なことをしてしまいまして、すみません。
ただ、文学小説などでもそうですが、単に感じてくれ。なんとなく理解してくれ。
という、学問的な小説……私は、嫌いじゃないけど、説明をもっとしてくれてもいいのにな。とも、思うタイプでして。
だからと言って、喋り過ぎもよくない。
と、堂々巡りをしている最中です。(笑)
こういうゲームとして、見た場合は……なかなか悪くなかった気もしますが……うーん、自画自賛するにはちょっと早いかなぁ




