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RE:TRPG ~エンドレスゲーム~  作者: 最上 品
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22/33

24ゲーム「RPG]

新しい試みです


 24ゲームを始めます





 では、サイコロを……。



 今回も10面ダイスを使います。

三択は 123 456 789 で分け、0 のみ自分の選びたいモノという形。

そして、いつものオールダイスでやっていきます。


 世界 123現代 456過去 789未来   0好きなモノ

 主人公 123中性 456女性 789男性   0好きなモノ

 目的 123生き残る 567たどり着く 890倒す 4死ぬ   

 イベント  123出会う 456失う 789発見する   0好きなモノ



 と、いつもだとなるのですが。

 今回はカードを少しだけ弄らせてください。


 先に説明を致します。


 今回はRPG風にしたいので、主人公のカードいつもだと「中性」「女性」「男性」の部分を職業に変えます。


 RPG風 なので、 「戦士」「魔法使い」「盗賊」 に変更します。


 そして、目的なのですが……いつも通りです。

 その為、絶対に敵を倒すぞーみたいな話に……ならない可能性もあります。

 更に過去とか未来だとどういう事になるのか、作者も知りません。

 ただ、ゲームっぽくしたいので、ラスボスとの戦闘はどんな目的だとしても、入れる形をとります。

 その為、戦闘シーンが入る予定です。

 先に書いてしまうと、つまらないという可能性も無きにしも非ずですが、公平なルールとしたいので、ご容赦ください。


 ラスボスの体力はターン数×サイコロの目とします。

 逆に、自分の体力は初期値が決まっていないので、道中で確実に体力の項目を入れる形にします。

 計算が面倒となりそうなので、レベルアップは今回なしとします。

 代わりに、攻撃と防御もサイコロ任せ。

 10面ダイスを使うので、ダメージが0~9となります。

 代わりに、0が出た場合のみ、必殺や特殊防御という形で次のサイコロの目を倍に出来るという単純な形を取ろうと思います。


 本来であれば、TRPG風にステータスを組み込み、キャラクターメイクを楽しむところからやってみるのも一興なのですが、簡易的、サクッと、を合言葉にできるぐらい気軽に出来るようにしたいので、試しという感じで今回まず一回目をやってみる次第です。


 後ほど、ルールを変えてみたり、提案を受けての変更をしてみたりする場合もあるので、あくまでも今回は今回のルールという認識で結構です。



 では、いつものサイコロから、行きましょう。


 サイコロの目は 8 なので、24ゲームを開始します。


 さて、世界観は……どうなる事やら。


 三連続でサイコロを振って……、2 2 7 と出たので


 現代  戦士  たどり着く


 が、選ばれました。


 ネタバレ済みのような感じのスタートではありますが、一生懸命頑張ります。





 戦争という非人道的な行為を行わないようにする為、VRシステムによるキャラクター代理戦争というAIが作った闘技場のようなシステムで国盗り合戦のようなことが行われて幾年。


 魔法使いや盗賊などのスキル持ちが若干もてはやされている中、自分は力こそパワーである、戦士の職を好んで使っていた。


 今回の目的はこの先にある城を奪う。

 その為にも、まずはたどり着かない事には話にならないのだが……。


「イベントターンは3。いいカードを引けないと、戦いがきつくなるって事だな」


 基本的に城を奪う前に戦いがある事は間違いないので、何かしらの効果のある武器や防具、場合によっては召喚のカードなどを手に入れられるに越したことがない。


「基本的には、一本道。あとは、自分の運に任せよう」



 イベントを起こします。サイコロの目は 5 失う が選ばれます。



 城を奪いに意気揚々と自陣を出た。


 魔法使いだと、氷の魔法などを使ってスイスイと行くものや、風の魔法でふわふわと移動する人間もいるのだが、私は戦士。

 地道に自分の足で動くしかない。


 すると、目の前に分かりやすい大きな穴があった。


「……流石に、罠と分かっているものに突っ込む人間は居ないと思うのだが、馬鹿にされているのか?」


 未知の真ん中の大きな穴を避けて、草むらを通ろうと迂回をした。


 すると、迂回した先は草むらだが、足元がかなりぬかるんでいた。


「なっ」


 ダメージは無い。だが、アラートがなった。


“靴が濡れて破損した。防御の時の敵のサイコロの数字に+1が追加される”


「……靴を失う事になるとは。いや、だが鎧も盾も、剣もある。気にしてはいられん」


 私はそのまま歩みを進めた。



 イベントを起こします。サイコロの目は 9 発見する が選ばれます。



 足元がぐちゃぐちゃになりながらも、そのまま歩みを進めると、目の前にスライムが現れた。


「……無用な戦闘は本来避けるべきだが、肩慣らしも必要だな。よし、やるか」


 戦闘を開始します。


 戦士の体力を確定させます。2ターン目で戦闘を開始したのでターン数2×サイコロの目が戦士の体力に固定されます。また、戦闘後は体力を回復したとみなします。

 サイコロの目は 1 戦士の体力は 1×2=2が最大体力となります。


 スライムは敵の為、体力を設定します。ターン数1×サイコロの目4 の為、スライムの体力は 4 となります。


 通常戦闘開始。


 戦士とスライムでサイコロを振って、出た数字の目が大きい方が先制攻撃をします。


 戦士 8 スライム 3 が出たので、戦士の先制攻撃。


 戦士の攻撃 サイコロの目 7  スライムの防御 サイコロの目 4


 スライムの体力は4 の為、ダメージは3 で 体力が1残ります。


 スライムの攻撃 サイコロの目 7  戦士の防御 サイコロの目 5


 戦士の体力は2 の為、ダメージは2+1 で体力は-1の為、戦士は力尽きた。


 …………。

 ………………。

 ……………………。


「は!?……ここは?」

「草原の教会です。どうやらあなたは倒れていたようで」

「それはなんとも助かりました」

「靴は汚れ、気絶している所を同好の士が見つけたのです。大事が無くてよかったです」


 そう言うと、教会の人間が笑う。


「どうやら、戦士様はやや体力が低い様子。この世界を守る為にも、体力の実を授けましょう」


 そう言うと、胸ポケットから金色に輝くリンゴを出して来た。


「どうぞ、お食べ下さい」

「……ありがとう」


 体力の実 サイコロの数字分 体力が上がる。

 サイコロの目 7 戦士の体力は7上がった。


「靴も汚れを落としておきました。さあ、この世界を守って下さい」

「何から何まで、ありがとうございます」

「いえいえ。本来であれば、他にも色々と授けるものがあったかもしれませんが、今できる事はこのぐらいなのです」


 そういわれて、背中を何故か押された。


「では、神のご加護がありますように」

「ありがとう」


 一歩足を踏み出すと、後ろにあったはずの草原の教会はまるで蜃気楼だったかのように消えてなくなっていた。



 イベントを起こします。サイコロの目は 8 発見する が選ばれます。



 再び道を進んでいく戦士。

 道なりに進んでいるので、目的の城はすぐそこまで迫っていた。


「おや、あれは?」


 そこにあったのは、木箱。

 決して宝が入っているようには見えないが、なにかしらの物が入っていそうではある。


「開けてみるか」


 イベント発生の為、宝箱が開く0.1.2.3.4 開かない5.6.7.8.9 でサイコロを振ります。

 サイコロの目 6 の為、 開きません。


 木箱を開けようとしてみたのだが、鍵がかかっていた。

 盗賊などの職業であれば、開ける事もたやすいハズだが、私は戦士。

 力で無理やり壊す方法もあるのだが、すぐ先には城があり、体力をココでしょうもうするのは愚策と思案。


「仕方ない。この木箱は諦めよう」


 折角発見した木箱だったが、諦めて歩みを再び進める事にした。



「ココが、城か」

「よく来たな。戦士」

「お前は……この城のガーディアンか」

「そう。お前を拒む者だ」

「戦うしか、ないのだな?」

「無論!」


 最終戦闘が始まります。


 戦士の体力は 2+7 で9 となります

 ガーディアンの体力は ターン数3×サイコロの目 1 の為、3 となります。


「……なんというか、体力が低くないか?」

「…………お前が言うな。ズルして体力の実を貰っているくせに!」

「世界を守る為に仕方なかったのだ。許せ、ガーディアン」

「くっ」


 舌戦が行われた。

 すぐに終わりそうな最終戦闘開始。


 先制判定をします。

 戦士 3 ガーディアン 7 が出たので、ガーディアンが先制攻撃をします。


「ふっ、口だけだな。滅ぼしてやる!ビーーーム!!!」


 ガーディアンの攻撃 1 戦士の防御 2 の為、戦士はダメージを受けません。


「その程度の攻撃でやられはしない!お返しだっ!!バッシュ!!」


 戦士の攻撃 7 ガーディアンの防御 3 の為、4のダメージをガーディアンが受けます。


 ガーディアンの体力は 3 の為、ダメージは 4 で体力は-1の為、ガーディアンは力尽きた。


「なんとー!?」


 戦士はガーディアンをやっつけた。


 ガーディアンをやっつけた為、経験値を獲得。サイコロの目 7 レベルが上がった。


 体力が……サイコロの目4 あがった。



 戦士は、城にたどり着くことに成功した。


「これで、世界は守られた……のか?」


 VR世界の国盗り合戦。

 今日の敵が翌日には味方になる事も。


「……この世界、やっていけるのか、俺は?」


 戦士の自問自答に答えをくれるものは居なかった。





 24ゲーム  感想戦


 サイコロに戦闘をさせる。

 これは、このRE:TRPGを考えた時から絶対に一回はやりたいと思っていたイベントです。


 というより、キャラクターメイクをサイコロ任せ。運任せ。

 そのキャラクターをいくらでも強化出来るイベントを踏み続けるという自分にとって都合のいいキャラクターを作り上げてから、何かしらの目的を達成させるというのもありだったのかなと。


 まさかのスライムにすら勝てない戦士……。

 いや、可能性は考えていましたが、悲しいですね。

 そして、本来であれば倒された時点でゲームオーバーなのですが、お試し企画ということもあって、無理矢理教会というイベントマス。さらに発見するの拡大解釈で体力増加イベントまでくっ付けたのに……。

 次のサイコロで発見するを引けて、武器やら防具やらの強化をできたらと思ったのに、開かない……木箱(笑)。

 運がないと、物語が進まないというより、イベントが消化できないというのは中々斬新というか、新鮮ですね。


 体力の概念ですが、サイコロを1ターン一回振って、どんどん上がる形のほうが良かったかもしれませんね。

 ターン数×サイコロの目だと……作者の運の悪さのせいですが、1がきつすぎる(笑)


 ある意味、分かりやすい刺すか刺されるかみたいなゲームになって、ハラハラもドキドキもない(笑)

 いや、まあ、きっちり一撃で終わらせているので、時間をかけずにゲームを楽しめるという点ではいいのかもしれません。


 改良の余地ありというよりは、回数を重ね最適を求めるべきかなと。


 普通に魔王とか勇者とか出せばいいのにと思うかもしれませんが、お城にたどり着く戦士に魔王が倒せるとは思えなかった(笑)

 VR世界ぐらいで、フィクションだと分かりやすい方がいいかなーって。


 この辺りも、世界のカードを最初から固定やカードを増やしたり、減らしたりしない代わりに、イベントを増やすなどで、調整をして、13枚を十全につかえると良い気がしましたね。


 うーん。反省に反省、そして反省と。

 いつものサクサク話を書く感じと違う形に落ち着いちゃったのが……今回の敗因でしょうね。

 ちょっと、次回はストーリー仕立てにして、もう少し楽しい形にしてみたいなぁ。



なかなかピーキーというか、スライムに勝てないし。

教会が蜃気楼だし。

でもって、体力が……ね。


感想戦で書いているので、コッチは別の事を書くべきなのですが、次回はもうすこしテンポの良いゲームになるかと。


かなり、ダイスを振れるので、ゲームって感じが書きながらあります。


思い通りにならないのがこの「RE:TRPG」ですね。

……本当に、もう、スライムぐらい、倒してくださいよぉぉぉ

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