↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RE:TRPG ~エンドレスゲーム~  作者: 最上 品
PR
20/34

22ゲーム「占い師」

番号ズレは、いつものです


 21ゲームを始めます





 では、サイコロを……。



 今回は各、ご家庭にもよくある(?)10面ダイスを使います。

三択は 123 456 789 で分け、0 のみ自分の選びたいモノという形。

そして、いつものオールダイスでやっていきます。


 世界 123現代 456過去 789未来   0好きなモノ

 主人公 123中性 456女性 789男性   0好きなモノ

 目的 12生き残る 34たどり着く 56倒す 78死ぬ   09は好きなモノ

 イベント  123出会う 456失う 789発見する   0好きなモノ




 いつもと、同じように見えますが、色々と数字を弄ってみました。


 というよりは、何故か家にあるのが、10面ダイス、そして20面ダイスなのです。

 ちょっと20面も面白そうですが、そっちは、そのうちやる予定のRPGの時に大活躍をしてもらうかな。と、思っています。


 あ、そうですね……いつもは6が約17%の確率でゲームが開始できませんが、10面なので、0を優遇という形で、10%ですね。


 さて、ゲームを……ダイスを振ります  出た目は 0 。


 設定を色々と考えたのですが、ゲームを始める事は出来なかった。


 今回の話は……ここまでとなります。



 ……手で振るダイスもなかなか楽しいのですが、うん……二連続はないよね??



 仕方ありませんが、もう一度。


 サイコロの目は  4  が出たので、物語を始めようと思います。


 いつもの様に三回連続で、


 0  6  1


 0なので、現代を選びます。その為、今回は

 現代  女性  生き残る


 となります。



 折角なので、この間から書きたいと思っていた、占い師のお話でもやってみましょうか。





 私は、占い師。


 ……売れない、占い師。


 ただ、一応……インチキではない。


 世の中にある、統計学からやっている占いではなく、天啓による占い師だ。


 ついこの間も、当たらなかったと文句を言われ、水をひっかけられた。


 占い師が数十名集まるオフィスビルの一角。

 周りの目は厳しいモノになるが、ここを追い出されると……なかなか厳しい。

 そういう現実のもと、私は今日も占いをする。



 サイコロを振ります。サイコロの目は 2 出会う が選ばれます。



 基本的に、私たちの商売は受け身だと思われている。

 まあ、占って欲しい人が私たちの元へ来て、占った結果を私たちが伝え、そしてお客さんはその結果に満足をして、帰っていく。


 私達占い師は、言葉巧みだ。


 西側が悪いというと、聞こえがよくない。

 東の方が吉方だと伝えれば、西にわざわざ行く人も減る。


 動かぬが吉と言えば、何もしないでいいと拡大解釈するお客さんもいる。

 動かずに、でも何もせずにいていい方向に行く事など殆どない。動かないというのは、その事柄についてだけで、人は常に何かしらをしないといけないから、そういう時は「今の事柄」は動かすべきではないと伝え、他の何かをやって貰うように伝えねばならない。


 長年の友達が、私が占い師をしている事を知って、占って欲しいと言って来たから、お金を請求するよ?と伝えれば、友達価格でやって欲しい。

 ……私の生業を馬鹿にしているのかと思って、それ以来疎遠になった。

 じゃあ、お前さんが電気屋だとして、私にテレビをタダで譲れと言って、喜んで!と言えるのか?って、話。

 人の仕事が珍しいからと言って、価値を下げる様な事はやめて欲しい訳だが……どうやらそういう風には思えなかったらしい。


 と、まあ、中々難儀な仕事でもある。


 意外と思われるかもしれないが、固定客がつけば……こういう場所で占いをしなくても問題がなくなる。

 まあ、いいお客さんばかりではないが、悪いお客さんばかりでももちろんなく、結構伸び悩んでいたのだが、この日は違った。


「……運命?」


 私の占いは、さっきも言ったように「天啓」タイプ。

 他の占い師の人達と違い、閃きのような形。


 そんな私に、なんとなくの感覚が舞い降りた。


 一人目の客が入って来たが……違う。

 二人目の客が入って来たが……違う。

 お昼休憩があって、いつもはいかないお店でランチを食べたが……違う。

 三人目の客が入って来たが……違う。


 今日だと思っていたのだが、曖昧過ぎる天啓に私はよく振り回される。


 そんな思いのまま最後の客が来た。


「あ」


 挨拶をされて、私も頭を下げた。


 この人だ。


 すぐに分かった。相手の女性は小柄で、自分と同じぐらい……だろうか?


「本日は、どんな占いを?」

「あ、いえ。何というか、カウンセリング?話を聞いてもらえればいい感じ……ですかね」

「ええ。分かりました。では、私は、物言わぬ聞き手になりましょう」


 占い師としての仕事と思わないかもしれないが、ただの聞き手を求める人も実は居る。

 私は、彼女の話を何も言わずに、聞く事にした。


 基本的に彼女の話は愚痴だった。


 聞いてもらう事による発散。

 ただ、最後に彼女は私に問うた。


「そういえば、なんで占い師の人って自分を占わないのです?」

「え?」

「だって、占いが当たるとわかっているのであれば、自分の為に使えばいいじゃないですか」


 それは至極真っ当で、当たり前の事。


「まさか、人は占えるけど、自分は占えない?とか、ですか?」

「……そういうわけでもないのですが、まあ、見通しづらいとはよく言われていますね」

「多分、だから『インチキ』っていわれるんですよね?」


 私は何も言えなかった。

 自分の力を自分に使った事もなかったから。


「あ、でも、話を聞いてもらえただけで私はすっきりしたので、いい時間でした」

「それでしたら、よかったです。何か一つ、そうですねマジナイの一つでも……しましょうか?」

「いえ、十分です。私は、多分自分で自分の未来を切り開きたいって、喋っているうちにわかりましたから」

「それは、よかったです」


 そう言うと、さっぱりとした顔で彼女は部屋を出ていく。


 私の心の中に小さな棘を残して。



 次に行きたいのでサイコロを振ります。  6  が出たので 失う が選ばれます。



 私は、彼女との会話に運命を感じていた。


 占い師になって、色々な人の占いも見てきた。

 でも、彼女の言うように自分を占う人はあまり見ない。


「……自分を占うか」


 別に禁忌を犯すとかそういう話じゃない。

 でも、やけに私はこの話が心に残った。


 数日が経つ。

 今日は運が悪く、あまりいい客が来ない。

 いや、どちらかと言えばクレームに近い、当たらなかったと罵られ、返金要求まであった。


 勿論、返金は出来ない。

 そんな事をしたら信用問題でもあるが、占い師という職業がただただ厳しくなるだけ。


 ただ、あまりにも大きな声での罵り。

そして、場所は占いの館。

どうやら声は外まで響いていたらしい。


 客が帰って、ホッと一息つくと……声がかかった。


「……申し訳ないけど、他のお客さんもいるから、信用問題にかかわるのよ」

「出ていけ、と?」

「売り上げも、上がっていないみたいだし、こういう建物だけど、代謝も必要なのよ。分かって?」


 理由なんてあってないようなモノ。

 ただ、私にはまだ固定客は殆どついていない。

 切るのには十分な理由だったのだろう。


「わかりました」


 私は、社会的に占い師という生業をしていたが、社会的な部分が失われてしまった。


 でも、何故かスッキリしていた。


「……なぜだろう?天啓が、喜んでる?」


 仕事を辞めたのに、自由になったというか、羽が伸ばせるようになった感覚。

 不思議な感覚だが、嫌な感じはしなかった。



 オチに向かって。最後のサイコロを振ります。 9 が出たので 発見する が選ばれます。



 家に帰って、食事もせずにすぐにシャワーを浴びた。

 ちょっと温めのお湯で、頭から。

 水道代がもったいないと、いつもはケチケチしているのに。

 なぜか、いいやと思えた。


 その後は、ゆっくりとお湯に浸かって。

 半身浴ではなく、ぽかぽかに茹るぐらい温まった。


 ちょっとだけ湯あたりしたような状態だったので、風呂を出ると冷たいモノをゴクゴク飲んで、髪を乾かしたら、そのままベッドへごろんと寝転がる。



「自分を、天啓で、占ってみよ」



 あの時の言葉がずっと引っかかっていた。


 自分を自分で占う。


 さあ、どうなる?





 ……真っ暗だった。


「うわぁ、見えない。お先真っ暗とかそういうのじゃなくて……見えないんだ」


 でも、何故か天啓が囁く。


「自分は見えない?あれ?」


 そう、自分の未来は見通せない。


「ん?」


 自分の言葉に違和感を覚えた。


「そうだよね。宝くじが当たるなら、占えばいいんだし……あれ?でも、そうなると……オカシイ?」


 例えば、自分の駅前の宝くじ売り場で一等が出ると私が分かっても……いつ買えばいいかは出ていない。

 という事は、当たっているけど当たっていない?


 あ、でも、サッカーくじのような勝ち負けを選ぶのだったら、当たる?


 見えるものと、見えないものが、ある?


 あれ?だったら……。


 もっとシンプルに、やっていったら、いけるかもしれない?


 私は、この力の使い方を「正しく」理解できていなかった可能性に気が付いた。


「株式投資だったら、私の上限の三倍だっけ?それで増やして……ああ、不動産投資でこの後に上がる場所も分かるかも?……でも、元手が必要だから……やっぱりギャンブルかなぁ?あ、でも公営なら問題ないなら、お馬さんとか、自転車、お舟もいいのかな?」


 占いの館に居た人達は統計学の占い。


 私は天啓型の占い。


 降ってきた時だけ、やればいい。


 もしかしたら、破滅が待っているのかもしれないけど、逆にバラ色が待っているかもしれない。


「人生は、一度きり。私は、自分を信じてる」


 私は強く地面を蹴って、一歩目を踏み出した。




  22ゲーム  感想戦


 タイトルは……そうですね。占い師 まんまでいいかな?


 自分としてはかなりありがたいサイコロの目でした。


 なんというか、そうですね。

サイコロアプリが悪いわけではないのですが、自分が信用できない気がして。

 家にあるサイコロを引っ張り出したら、10面と20面しかなかったのです。

 ……普通じゃないのは知っていますが(笑)、昔から多面ダイス好きなんですよ。

 12面ダイスは、人にあげちゃって。

 手元にないですね。また、タイミングがあったら買おうと思います。


 占い師の人達を馬鹿にしたりしたいわけではなく。

 ああ、いつもの事ですが、フィクションですよ。


 でも、自分にもしそういう天啓やら、スキルがあるなら、上手く活用したいですよね。


 ……私が、面白いスキル……。


 なさそうだなぁ。というか、私が持ちそうなスキルって、基本的に悪辣というか、厄介なイメージ。


 ……自分の人間性ぐらい、なんとなく分かっているつもりです(笑)





引っ張り出してみました。

家にありますよね。多面ダイス(普通、ないらしい)


自分の手で振るのと、アプリだと……手の震えが違います(笑)


若干、ズルっぽく出来るんですよ。0が上に見えた状態でころりん。みたいな。

まあ、自分の思った目は出せなかったんですけどね。


ちょっとだけ、挑戦的に色々とそろそろ変えつつ、やってみようと思っているので、そろそろカードを変えてみたり、ちょっとだけ意欲的なRPG風にしてみたり、変化がふえるかもしれませんが、大元はこのまま。


サイコロを振る。

13枚のカードから選ぶ。


作者の予想がつかない、ところへ飛んでいって欲しいですねー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。