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RE:TRPG ~エンドレスゲーム~  作者: 最上 品
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14/35

15ゲーム

ゲストがAIのジェミ〇です。

サイコロを振りやがりました。

このぐらい気軽に、参加できるという意味では、ありがたいのですが……


 15ゲームを始めます




※


 では、サイコロを使いまして……。

 前回同様に、三択は 12 34 56で分け、四択のみ56が出た場合は振り直しという形のオールダイスでやっていきます。


 世界 12現代 34過去 56未来

 主人公 12中性 34女性 56男性

 目的 1生き残る 2たどり着く 3倒す 4死ぬ 56振り直し

 イベント 12出会う 34失う 56発見する


※



 と、いつもだとここでサイコロを振って……なのですが。

 一応、毎回AIにも読んで貰っているのですが、そのジェ〇ニがサイコロを振りたいと言いまして。


 先に数字を出します。


 6 4 3


 未来  女性  倒す


 を……一応AI的にはサイコロを振ったみたいです(笑)

 ええ。私に確認する術はないので、信用するしかないのですが……。


 そして、オーダーとして「バトル(物理的な戦闘・暴力)での解決」を禁止という禁止事項も追加してきました。


 ライブ感は減りますが、先の三回分のダイスも出ていて


 2 5 4


 と、出会う  発見する  失う


 までが選ばれている状況です。


 なかなか、難しいオーダーなのですが折角のオーダーを受けてやってみようかと思います。

 楽しめるかはわかりませんが、感想戦……まで頑張ってたどり着くようにするので、よろしくお願いします。




 過去の人達からすれば、私たちは未来に生きているのかもしれない。


 過去……の時代は、今の私達からすればかなり大変な時代だったらしい。

 私が生まれた時には、今と変わらない世界で、過去とは色々と違いがあった。


 最も大きい違いは、人間が使うエネルギーが殆ど無限になった事だろう。

 過去の人間は無限に近いエネルギーを奪い合うと予想していたみたいだが、無限を奪い合う必要はない。

 その結果、予測されたような荒廃的な未来に至る事は無かった。


 だが、その代わりに別の形の「争い」が生まれた。


 それは、非暴力、そして合理的、更に言うと公平でもあった。


 そんな私にはいつも戦う相手である、ライバルがいる。


 お互いに連勝が出来ない相手で、今までの戦績も156戦78勝78負け。

 次の試合に勝てば、一歩リードとなる試合。


「……いつもお互いに勝ち越せないのよね」

「本当にね」

「で、デッキは?」

「この通り、前回の負けに学んだ、対あなた用に組んであるわ」

「フン……私はあなたの対策を見越して、勝ち越す為のデッキよ」

「いつものセリフよ?それ」

「お互い様でしょ」

「じゃあ……今日もやるわよ!デュエル!!!」



 過去の人間は野蛮な武器を使って、戦っていたらしいが、今の時代そんな人口の減るようなことはしなくなった。


 代わりに、争いは全てこのカードで行う。


 どうやら過去にもこのカードによる戦いはあったらしいのだが、エネルギーの問題があったのか、ただのカード遊びだったらしい。


 今の時代は、カードを立体化させ、更にバトルドームを構築し、一つのスポーツ、いや世界を巻き込んでの国家間を争うほどの戦いに変わっている。


 そして、このカードバトルのキモとなるカード……だが、これは全て過去の人間が作ったカードだけで行われるのだ。


 その結果、カードゲームを作っていた国はかなり強く、カードを作っていなかった国はどうしても輸入に頼らなければならず、弱い国となっていた。


 当たり前だが、新しいカードを作ればいいという発想が生まれるとおもうが、どういうわけか、現在使われているカードバトル用の機器が過去のカードしか読み込まず、現代技術で複製や新調しても、読み込まない。

 その為、世界中にあった過去のカードが莫大な金に変わっていった。


 今日の戦いは……複合カードバトル。


 色々なカードを混ぜ合わせて、好きに戦っていいという何でもアリに近いルールなのだが、私には秘策があった。


 そう、過去に最強と言われるカードを手に入れているのだ。

 まあ、試合でそのカードを使えるかどうかは運任せなのだが、それでもかなり心強いカード。


 それを携えての、試合だ。


「ドロー、私は……眠れる盾を守備表示で召喚、ターンエンドよ」


 相手の先行で、試合が始まった。

 セオリー通りに相手は守備を固めて来る。


「では、私のターン。ドロー……私はドワーフの剣士を召喚、攻撃力が相手の守備力を上回るので、そのまま攻撃!眠れる盾、撃破!……ターンエンドよ」


 運よくいいカードを引けたので、相手のモンスターを減らすことが出来た。

 そして相手のターンへ。


「ふふ。倒してくれてありがとう……ドロー」


 相手がお礼を言ってくるなんて、おかしいと思った。


「私のモンスターが倒されたので、私は手札から特殊魔法カードを使うわ」

「特殊魔法カード?」


 そんなカード、聞いた事がなかった。


「私の場にモンスターがいない場合、このカードを使うことが出来る。このカードを使うと手札から、好きなモンスターを二体特殊召喚出来る!」

「なに、それ!」

「私は、悪魔の召喚と黄色目の緑龍を特殊召喚!そのままドワーフの剣士を攻撃!」


 始まったばかりのデュエルは一気に私の劣勢に追い込まれる。


「古代文字の解析が進んでいるのよ。カードと数字、それだけで過去の人間が戦っていたとは思えないという学者のお陰ね。……今日は私の勝ちになりそうね?」


 ライバルの女が勝ち誇ったように笑った。


「その発見は、別にあなたの国だけじゃないのよ?」

「まさか!?」


 そう、私の国だって、同じように古代文字の解析が進んでいる。


「私は……魔女っ子を守備表示で召喚。更に魔女っ子の特殊効果発動。フィールドに自分以外のモンスターがいない場合、手札から好きなモンスターを守備で出すことが出来る……、私は、ツボックとキラーキラーを守備表示で召喚!」


 一気に私のフィールドはモンスターが増えた。

 だが、攻撃力は相手の方が上。

 何も出来る事は無かった。


「なるほど。特殊効果は私たちの専売特許にならない訳ね。ただ、防御をいくらしていても、勝ち目は薄いわよ?」


 ムカつく事にその通りだとは分かっている。


「ターンエンド」


 何も出来ていないように見えるが、出来る限りの罠は張った。

 次のターン……までに、私の勝敗は決まるだろう。


 あとは、運に身をゆだねるまでだった。


「私のターン!ドロー……私はさらに手札からマッシュキノコを召喚!三体のモンスターで、相手のフィールドモンスターを蹂躙するわ!!」


 相手のモンスターが次々と私のモンスターを倒していく。


 魔女っ子、ツボック、キラーキラー。

 すべてのモンスターが倒された。


「後一撃なのに、一手たりなかったわ。さあ、私はターンエンド。次のターン……がアナタの負けよ」

「さあ、それはどうかしら?私のターン……ドロー」


 私が欲しかったカードを私はドローすることが出来た。

 だが、このカードは一枚では足りないのだ。


「私は、倒されたツボックの特殊効果を発動!ツボックが敵に倒されて墓地に居る時、好きなカードを一枚手札に加える事が出来る!」

「なっ、ズルいカードね!」

「そっちだって同じようなカードは使っているでしょう?」


 舌戦になりつつあるが、山札から欲しいカードを一枚自分の手札に加えることが出来た。


「さらに、キラーキラーの特殊効果も発動。自分が墓地に居る時、上から五枚のカードを見て、一枚手札に加える事が出来る!」

「ま、まさか?」


 ここまで来ると、なにかを察した様子だった。


「私が手札に入れるのは、封印された手」


 そして、私の手札の中には封印されたシリーズが五枚、手札の中へ集まった。


「それは、伝説の……」


 ライバルの女がそう言うと、稲光がホログラムに走った。

 次の瞬間、爆発が起こる。

 私も、ライバルの女もバトルドームが自動的に保護フィールドを展開してくれて自分達の身に危険はなかったのだが、被害は甚大だった。


「嘘……」

「ああ、私のデッキが……」


 私たちのデッキのカードがごうごうと燃えていた。


 結果は?と判定機であるAIを見ると、勝者は私になっていた。


「なるほど……まだ解読段階の特殊効果を使うには、解読が甘いという事かしらね」

「それとも、数字でのバトル以外は世界が認めない……のかしらね」

「まあ、運以上の力が加わるのは、AIが許しそうにないわね」


 そうは言っても、勝ちは勝ち。


「今回は私の勝ち……ね」

「次は負けないわ」

「私もよ」


 私たちは握手を済ませたら、振り返る事無くバトルドームを後にする。


 連勝した先に番いである数少ない男を取り合う、私たちの戦いは続くのだった。







 15ゲーム   感想戦



 遊〇王ですねー。(笑)

 未来の世界はカードで勝敗を決める。

 そんな世界だったらこうじゃない?ああじゃない?的な感じで考えて落としてみました。


 なんで女性が戦っていたの?っていうアンサーを最後の一文に落とし込み、比率が違うから。


 であったり、男性やカードゲームをやっていた世代、知っている世代がいればもっと簡単になりそうでもあるのに、知らない。そして、あまり解析が出来ていない、もしくは上手くいかない。そういう事情もあって、最終的に最強に近いカードが失われて……。


 うーん。


 AIはこれでどういう答えが返って来るのか……。

 感想戦まで読ませて、面白そうな回答があったら、この後に少し張りますが……。


 今回はかなり他のゲームに引っ張られましたね。

 まあ、物理的に戦えないなら、別のモノっていう発想は悪くなかったと思うのですが、ややありきたり……。

 ありきたりって、凄くありがたいし、便利だって、再発見のゲームにはなりましたね。



AIさんの判定は「最高です!見事な一本勝ち(デュエル)でした!!」とのこと。


労力に正直言うと見合ってない(笑)

パロディもこのRE:TRPG使ってオッケー……をある意味存分に楽しめた回ではあります。


五枚集めると勝利のカードですね。


ズルじゃなくて、ああいうカード好きです。


あと、文字数も減るというか気にしないでいいので、あえて攻撃力、守備力とは書いて数字を書かない方向に。

サラッと読めたらいいんですけど、パロディ×パロディはやり過ぎた感じも。


モンスターはエルフとかをドワーフとかに変えて……かなり昔の記憶を実は辿りました。

有名なモンスターをそれっぽく出すのは楽しかったです。


読者オーダーの最初がAI……って、思っていたのですが、存外悪くはなかったかと。

ただ、ライブ感や数字で何が相手にも筒抜けなので、やはり数字だけを出して貰って、別のシートで読者もランダムを楽しむ形の方が、いいような気も。


試行錯誤って、楽しい!!!

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