始まり
投稿するぜ。ゲーム物は初めてだけど、頑張る!
俺は藤本剛、どこにでもいる高校生で、ゲーム好きな青年だ。そのため、彼女もいないし、部活にも入ってない。高校生の俺だから言うが、人生諦めが肝心。
俺は『アン・リーゾナブル』の魅了に取りつかれてしまった。いや、βテスターにはなれなかったが、美味しい食べ物を食うことのできるこのゲームは今までにない興奮で胸がいっぱいだ。『アン・リーゾナブル』が一般開放するのをどれだけ待ったか。こんなに待ったゲームは初めてだ。このゲームは一般的に使うダイブとソフトがあれば、できる。
「よ、藤本。何をそんなにソワソワしてんだ」
俺を呼んだ、こいつは明山優。イケメンで、スポーツ万能、成績優秀。こいつと俺は親友でもない、単なる腐れ縁だ。こいつとは小・中・高ともに同じ学校、同じクラス。世界って理不尽だよな。何故不細工とイケメンしかいないのさ。
「明山、俺は早く家に帰って『アン・リーゾナブル』をプレイしたいのさ」
「あ、それ俺もやる。βテスターに選ばれた時にハマったから。それに美紀、優菜、刹、絵里もやるって言ってた」
我が学校四大美女ともお知り合いで、本当にクソありがとございます。てか、クジ運いいよな。いいよな、二回言いました。
「でも噂じゃ、前の『架空世界』がクソゲーだったのは、社長が飲み会で酔いながら作ったらしい。だからあんなふざけた作品になったらしい」
「文字通り、クソゲーだな」
酔った勢いで作った作品なんて、クソゲーだろ。
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなった。急いで帰ろうっと。
「向こうで落ち合おうな」
なんかイケメン君が言ってるけど、聞こえないふりをしておく。誰が美女を侍らせているお前に近づくか。
家に帰った俺は早速宅配で届いてきたソフトをダイブに入力して、ゲーム内に入った。
昔の酒場をモチーフにした場所に行きついた。ここで説明するのか。バーのおっさんが俺に話しかけた。
「ようこそ、『アン・リーゾナブル』へ。あなたたちをお待ちしておりました」
なんか、丁寧だな。
※
ようやくだ。ようやく、この時を待っていた。何人集まるかな?おお、百万人超えた。これなら、実行するしかない。実行して、あいつらにこのゲームの真の恐ろしさを味わせてやる。
フハハハハハハハ
※
「それでは、プレイヤー名を登録してください」
えーと、剛だけだったら、なんかイマイチだな。
「ルーイ・ランバードっと。これでよし」
「ルーイ・ランバード様ですね。途中で変更はできませんので、ご了承ください」
「わかった」
「それではゲームの説明をします。このゲームはモンスターを狩って、食材を手に入れるゲームでございます。魔法で倒してもいいですし、武器で倒してもいいです。スキルも自由に取得できます」
「職業はどうなるんだ」
「職業というものはありません。全員狩人ですから。生産職業もゲームプレイ中に称号を獲得し、その称号で行ってください。称号を取得したら、それをいちいち変えなくてもスキルは使えます。さて、ゲームで重要なステータスをご説明します」
「ああ、ステータスね」
「では、ステータス、オープンっと言ってください」
「ステータス、オープン」
なんか、でてきた。何だこれ?
ルーイ・ランバード レベルー 属性ー
MD-
ATK-
MP-
DEF-
SP-
MV-
LUCK-
武器ー
防具ー
称号ー
スキルー
「属性とはあなたの性格を表しています。属性を変えることはできません。属性ごとに得られる能力が違います。MDとはモテ度、主に女性関係の向上を示しています。ATKとDEFは攻撃と守備です。防具の防御も加算されます。MPは魔法を使うときに消費するものです。SPは攻撃の速さです。MVは移動の速さです。LUCKは運の良さです」
「長々とどうもありがとうございます」
「いえいえ、これが私の務めです。では、属性を決めるに当たって、質問をします」
「なんでしょうか」
「あなたは、◎ですか、☓ですか」
どんな質問やねん。
あなたは◎ですか、☓ですか? 私は☓です。




