序章
こんなゲームやりたいなと思うのは作者だけか。
近未来の地球、科学が少し発達し、人々はその科学なしでは生きていけない生活になっていた。
ゲームも大幅に進化し、実際にゲーム内に入り込むが出来るようになった。数あるVRMMOが存在した。中にはクソゲーと呼ばれたものもある。そのクソゲーを作った会社が事の始まりだった。
その会社が最初に作った作品『架空世界』が不評だった。『架空世界』は少し過去に戻り、そこで生活するもの。魔法も殺し合いもない平和な世界。これに入ったある一人のプレイヤーが“あれ、現実世界と変わんなくね?” と発言してしまう。彼らプレイヤーは刺激を求めてプレーする訳で、現実世界と酷似しているゲームなんて誰が遊ぶのか?そんなこんなでユーザーを減らして、ゲームは消えることになった。
それに反省した会社は名誉挽回という名目で新しいゲームを作った。その名も『アン・リーズナブル』だった。今回はβテスターを募集して、クソゲーではないことを証明した。最初はクソゲーだと思っていたプレイヤーもこの作品の魅力に取りつかれてしまう。βテストは一カ月だけ、その後一般的に開放される。しかも全てがアップグレードされるのだ。その日を今か今かと待ち続けていた。
『アン・リーゾナブル』
スキルは六千万以上、称号も八千万くらいある。人によって得られるスキルは違う。スキルは自分で作ることはない。
PK・PKKもできるが、相応のスキルと称号がなければ、襲うことはできない。
モンスターが人を襲い食うこともあるし、初心者の場所が絶対に安全というわけでもない。グロテスクなため十五歳未満は禁止されている。
VRという機能を使って、人の五感を鮮明にする。ダイブという機械は一般のVRMMORPGどこでも使われている。
モンスターを攻撃すると、食材を落とすことで有名。その食材を料理するにもスキルか称号が必要。NPCに頼んで料理を作ってもらうこともできる。
プレイヤーを魅了させたのは、”味覚”である。現実世界では簡単に感動するような食材がないため、そのような味覚を最大限に表したものである。
プレイヤーがプレイヤーを食すことはできない。というより無理。
一般食材、ボス食材、特級食材、特殊食材、神食材がある。上に上がるにつれて、旨味も増す。さらに力も上がる。
想像する物語なら任せろ・・・ブラックジョークなら任せろだな。




