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見つけた!ー初めての町ー
どれほど、あのゴミ山から歩いただろうか。
どれほど、日数が経っただろうか。
それすらも分からなくなってしまうほど、ペルセは足を動かし続けていた。
森の中を、道なき道を歩き続ける。時には川で水浴びをし、休むときはしっかり休む。それを繰り返すのみであった。
幸いにして、食は細い。そのため、食料はまだあった。とはいえ、さすがにペルセでも嫌になるような悪臭を放っている。もう、長くはもたない。
「…あっ…」
そんな中で、ようやく視界が開けた。それまで暗かった視界がいきなり明るくなり、一瞬目を細めた。
遠くに見えるのは、派手さはないが整った道。そして、顔を上げると、綺麗な建物群があった。どちらも、自分の生きてきたゴミ山では、考えられない物だ。
しかし、あんなところで、悪魔は暮らしていけるのか。空のもとで暮らさないのは、どうにも、落ち着かなさそうである。
しかし、これもオーレンの言う新しい世界の1つなのかもしれない。
「…考えても分かんないや。とにかく、行ってみよう」
ペルセは整った道の上に降り立ち、建物群の見える方角に向けて歩き出した。
中位悪魔の町、べリアス。かの町が、ペルセを待ち構えていた---。




