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転移巫女と勇者の二大陸物語(仮)  作者: 煌清
1章 1部
25/82

25.レイス


急に森がシンと静まり返った。


・・・突然サランが後ろを振り向き真剣な顔になる。


「ちょっと静かに。」


サランが手で会話を遮る。


「どうしたの・・?」


「なんか嫌な音がする。」


サランは私の口の前に人差し指を立てて辺りを見回した。カランカラン・・・カランカランカラン。一気に空気が弛緩する。


「アン・・デット・・・?まさか・・・なんでこの森に?そこまでの瘴気がこの森にあるっていうの・・・?」


サランが呟いた。


「え・何?何?」


ちょうど森の奥、暗がりから湿気と共にドライアイスにお湯をかけた様な演出が遠くの地面から木々を縫って押し寄せてくる。温度も2〜3度下っただろうか、暗い暗い悲しくなるような感情が心を包む。

足元まで白い霧状の冷気が届いたその時、森の奥に蒼白い火が灯ったランタンを手に持った半透明の長い髪の女性がスゥーっと霧の中から現れた。不気味なランタンが左右に揺れ音を出している。


女性は年端もいかず半裸で片方の乳房は削り落とされ首にロープが巻かれている。


「レ・・イス・・?なんでこの森に・・・?ポール!あんた達・・・まさか?」


ポールは両手を前に出しブンブンと手を振る。


「め・・滅相もない!僕たちでは絶対にありませんよ!」


サランは歯を食いしばった。


「ポール。急げ。カルナックあんちゃんに伝えろ!」


ポールは頷き回れ右をし全速力で走り出した。


「友紀様、めぐみ様下がるよ。」


なんの事だかさっぱりわからない。


「倒さない・・の?」


「レイスはダメ・・・なの。周りを気にして。レイスはアンデットを生み出すから。」


言ってるそばから前方の土が盛り上がり鎧や兜を付けた骨やゾンビみたいなのが地面から這い出してきた。


「リズ、友紀様とめぐみ様をお願い。」


リズは頷く。


「さあ下がりましょう。」


「え?え?サランは?」


サランは笑顔で頷く。


「私はここで生み出したアンデットを食い止める。友紀様たちは下がって。」


サランの背中付近の地面から出てきたスケルトンの頭をお母さんが木刀で砕く。


「何言ってるのよ?サランちゃん。ここは私達の修行の森よ?」


サランは虚をつかれたがリズが二コリと笑い左の木の横から現れたグールに魔法を放つ。


「ファイアボール。それでは仕方ありませんね。レイス以外のアンデットを一掃しなくちゃ。」



――――――――――― 

リズベット  レベル7


魔法使い

棒使い


HP  28/28

MP  20/22


攻撃力   10 +10

防御力   10 + 5

敏捷性   13 

魔法力    9 + 6

魔法防御   5


装備

鉄のロッド   攻撃力に+4 棒術+6 魔法力に+3

絹のローブ   防御力に+3      魔法力に+3

服       防御力に+2



スキル

棒術   レベル3

攻撃力にボーナス +6


火の属性 レベル3

風の属性 レベル3


魔法 

ファイアボール

スラッシュ

ウィンドバリア


―――――――――――



私はうんうんと頷きライトを左右の手の平に出しグールやスケルトンに投げつける。一瞬で頭と胴を吹き飛ばした。お母さんがフフっと笑う。


「羨ましいわね。でも友紀、魔法は塔でもレベル上げ出来る。槍でもダメージが通るわ。」


私は頷き手槍に持ち替える。



―――――――――――

岩下友紀 レベル2


槍使い見習い


HP   10/10

MP    7/13


攻撃力   5 +11

防御力   4 +29 

敏捷性  13 + 2

魔法力  10

魔法防御  4


装備

鉄の手槍     攻撃力に+7 転移者補正+3 槍術+1

防刃服      防御力に+8 転移者補正+4

魔獣革の籠手G  防御力に+5 転移者補正+2

カーボン製脛当て 防御力に+7 転移者補正+3


スキル


ハイスピード レベル2 敏捷性に+2


神の恩恵 一部ステータス1.5倍

レベルアップ時上昇したステータスに 1.5倍補正

攻撃力と魔法力のみ


神の恩恵 全スキル  1.5倍

スキルレベルアップ時上昇したスキルに1.5倍補正


転移者補正 武器防具 1.5倍

身に着けた武器防具に 1.5倍補正


槍術 レベル1

攻撃力にボーナス +1


魔法

光属性 レベル2

スターライト


――――――――――― 



「サランごめんね。私達も戦うよ。そのレイスだっけ?・・に手を出さないようにすればいいんだよね?」


サランはニコっとはにかんで見せ直ぐに真剣な顔になる。


「そう。その光の魔法で倒せるんだろうけど・・・それは絶対にダメ。っていうか今はダメ。」


私はコクリと頷いた。ステータスに表示もされないライトがスターライトになっていたがそれは後で考えよう。



――――――――――――

グール  レベル3



HP  12/12

MP   6/ 6


攻撃力   8

防御力   8 +2

敏捷性   2

魔力    2

魔法防御  0


装備

服 防御力に+2

――――――――――――



数は半端なく湧いてくる。どれだけこの森で死んでるんだ?ただ弱い。リズやお母さんは装備なしでもダメージすら受けないだろう。私は頭や上腕、おへそや太腿に攻撃を受けるとダメージを貰ってしまう。

グールとスケルトンは基本同じような性能でスケルトンに関しては錆びた剣や鎧を装備していて敏捷が少し高い程度だ。


「友紀様、めぐみ様。モンスターの色に気を付けて下さい。青や黒、赤、などのモンスターはレベルが違います。ここではありえないですが黒や赤が出現したら全力で逃げますよ。」


青?・・・がいるじゃないか?遠くに2体青色のグールの姿が見える。確かにレベルが6と7。敏捷は低いが基本性能が高い。武器を持ってないのが幸いか。


――――――――――――

グール  レベル7



HP  32/32

MP  16/16


攻撃力   15

防御力   11 +2

敏捷性    7

魔力     9

魔法防御   0


装備

服 防御力に+2

――――――――――――


 



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